
こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
あなたは医者から薬を処方されるときに納得して薬をもらっていますか?
それとも、実は薬以外の方法を試したいけれども、勇気がなくて、医者に言い出せないでいますか?
もしかして、勇気を出して相談したら、「薬でしか治らない」と言われてショックを受けた経験があったりますか?
それ、私とおんなじパターンですよ!
前回までは、嫁に、どうしても、絶対薬は止めてほしい、と頼まれたところまでお伝えしました。
普段、私に対して温厚な嫁があれだけで言ってきた、ということはただ事ではないと思ってくれているのは嬉しかった。
でも、嫁にそうは言われてものの、薬以外の方法は何があるか、全く分かっていませんでした。
「ひとまず、院長に相談しておくか」
しばらくは、薬を飲むことを止めました。
少しの期間しか薬の飲んでいなかったのに、飲まずに、電車の乗ると、まえの状態に戻ってしまった、という不安から、さらに途中下車を繰り返すようになりました。
「せっかく、新たな一歩を進んだはずだったのに。。」
後戻りしているような気持ちになって、とても嫌でした。
「早く、次の診察の日にならんかな。。」
次の診察までの間も、体は言うことを聞いてくれませんでした。
「ホント、何をしたら言う事、聞いてくれるんだよっ!!」
苛立ちはつのるばかりでした。
そして、やっと次の診察の日になりました。
この日、待合室で待っているとき、実は緊張していました。
というのも、今までの人生の中で、医者からの診察結果に対して、意見なんてしたことがなかったからです。
花粉症で耳鼻科の先生に薬を処方されるときだって、「分かりました」というだけでした。
親知らずを抜くのに歯科で段取りを説明されたときだって、「わかりました」というだけでした。
手の指を骨折したときだって医者から治し方を説明されたときだって、「わかりました」というだけでしたもん。
人生で初めて、医者から診察結果を以外をものはないか?と問うわけですから、緊張していたんです。
なんか、オレ、反抗しているように思われないかな?、と正直不安でした。
それでも、それでも、教えてほしい。
だって、オレの人生がかかってるわけだから。
そう思うとさらに緊張してきました。
受付の人に呼ばれて、前回と同じように院長室へ促されました。
トントンっ!
中へ入ると軽い問診が始まって、2つ、3つ、型どおりの質問をされました。
そして、最後になにか質問はあるか、と促されたので、思い切って相談しました。
「薬以外の方法でパニック障害を治す方法はないですか?」
院長は顔の表情を変えずに、すこし間をおいてから答えました。
「薬でしばらく様子を見ましょう。それが今は一番いい方法ですから」
うっ、と私が詰まってしまった。次の言葉がでてこない。。
反射的に、
「はい、わかりました。」
と答えてしまいました。診察が終わって待合室で待っているときに、だんだんと、こんな気持ちになったのです。
「あの院長は、オレの話しを聞きたくなかったのでは?」
「もしかして、早く切り上げたいと思っていたのでは?」
なんか、そんな気がしてしまった。そして、なんか胡散臭さを感じ取ってしまった。
なぜ、そう感じたのか、はっきりとした理由は分からないけど、そのときから、この院長のことがだんだんと信用したくなくなってきた。
不信感は日ごとに増していきました。
医者と患者は信頼関係が最も大切なのにぃぃー!!
しかも、パニック障害を治すのって時間がかかるんだから、薬を処方したら、はい終わりー!!、ではないでしょうよ。
ずーーっと関係が続いていくわけじゃん。
診察のたびに症状を相談するわけだから、なんか信用できないと思ったら、もうお終いだわ。
しかもインターネットで、こんな記事を見つけて、疑惑が確信に変わってしまった。
精神疾患では、患者さんひとりあたりにかかる医療コストが低くて、十分な医療資源を充てることができない現状がある。それに最適なのが薬物治療なのである。薬物治療であれば処方されすれば終わりであるから、経営を成り立たせようと、患者さんの数をこなすのに適しているわけである。そうなると、おのずと、投薬のみによる「5分間診療」になるわけである。
まさにこれだ!!
これをやられたんだ!!
5分間診療だーっ!!
もう病院に行くのは止めよう、あの院長は信用できないっ!!
そして、次の診察の日になりました。
院長室に入って、もう一度、同じことを相談しました。
「やっぱり、薬以外の方法で治したいんですよ。何かいい方法ありませんか?」
「薬が一番いいと思いますよ~」
「パニック障害で、薬を飲んでいた人が薬を止めれなくなったという話しを聞きました。だからいやんですよ。他に方法はないんですか?」
「薬が一番いいと思うんだけどな。」
「副作用が恐いから使いたくないんですよ。別の方法にしたいんです!」
「薬以外の方法はないですよ。」
が~~ん!!
すごくショックだった。薬以外の方法がないって、本気で言っているの?
怒りが湧いてきて、顔が熱くなっていきました。
「じゃあ、もういいです。次回から来ませんから。」
「分かりました」
院長室の扉を乱暴に閉めて、待合室に戻りました。
診察料は払って、受付の人から、次回の予約はいつにしましょう?と聞かれたんで、
「もう、来ないので、結構ですっ!!」
と興奮しながら答えて、クリニックを後にしました。
本当にムカついたし、本当にイラっとしたし、本当に怒った。久しぶりに。
患者の人生をなんだと思っているんだっ!!
お前の判断で、ひとりの人生が全く別物になるんだぞっ!!
それだけの責任を感じているんかぁ、あぁ!!
心の中で怒っていました。
そして、こんな前向きな思いが湧き上がってきました。
絶対に薬に頼らず治してやる!!
絶対に医者に頼らず治してやる!!
見てろよ~っ!!
そう決意しました。
でも、でも、、、、
決心したのいいけど、これからどこへ行けばいいのか、全く見当がありませんでした。
そりゃ~、そうですよね。直前まで、薬に期待していたわけで、それを使わないと決意したんですから。
大みえを切ったのはいいけども、大丈夫か?と冷静な自分がツッコミをいれきました。
これから探すんだよ!ともう一人の熱い自分がツッコミをいれてきました。
さぁ~どうしようかね、笑!
ここからです。
ここから、私の、パニック障害の治療法の探究が始まったんです。
メンタルクリニックを、興奮しながら出てきてから、今ある可能性を全てを捨てて、ここから探求が始まったんです。
本当になつかしいです。
あのときの決断があったから、今がある、とハッキリと思いますね。
では、なぜ、今まで薬を飲まずにいられたのか?
それは、ひとつは、
「患者のことを考えない医者をちょっとでも信用してしまった、自分の愚かさが悔しかったから!!」
まるで詐欺にあったような気分になりましたもん。本当に腹立たしかった。
2つ目は、
「無意識に、薬では治らない、という直感が働いていたから」
なんか、なんか、薬は違うな、と思ったんです。
それに、なんか、この院長は危ないと直感で思っていたんです。気づいていたんです。
この時点で、パニック障害の治療は全く始めていないけど、気合いだけはありました!
でも、この気合いがあったから、パニック障害を治すところまで行けたのだと思います。
そして、今だから思うのですが、
患者の気持ちを察することができない医者がいたおかけで今があるとも言えるんです。
「治ってしまえば、すべてが美談になる」
これは真実ですよ。
あの胡散臭かった院長でさえ、美談の一部になるんです。
あなたもいろんな苦労があったと思いますし、今な辛いことがあると思います。
もし、ちょっとでも、楽な方に流されそうになっているなら、少し立ち止まってみてください。
「今そこで諦めたら、せっかく将来美談にできることができなくなってしまう」
すこしでいいんです。昨日よりも一歩前に進みましょう。
小さな一歩でいいのです。あなたの理想に近づくために、すこしの努力をしましょう。
それを積み重ねた先に、パニック障害で苦しんだ日々を、笑いながら話せるときが必ず来ます!
「あんときさ~、あれがあったからさ~」
これね、ほんと楽しいっすよ。
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