「乗るのが怖い!~私のパニック障害克服法~」を読んでみて

こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。

パニック障害の治した方を紹介した本は数多くありますが、今回紹介する本は特に男性向けな方法が多く載っています。

ご存知の方も多いことでしょう、長嶋一茂さんの書いた「乗るのが怖い!~私のパニック障害克服法~」です。

パニック障害を経験した芸能人として有名な一茂さんですが、内容は心も身体もメンテナンスする必要を説いていて、パニック障害に悩む男性におススメです。

一茂さんの破天荒!?な治し方からノウハウを学びとっていきましょう。

 

この本から分かることを3つにまとめると、こういったことです。

この本を読んで分かること
  • 食生活をはじめとした生活習慣の改善
  • 心と身体を整える
  • 視野を広げる

方針はまともなんですが、その方法になんとも奇抜なものがあります。

 

本の構成は大きく分けて2部構成です。

  • 前半:パニックになり、症状に苦しめられる日々
  • 後半:実践して効果のあった克服法

 

後半では、具体的な食生活の改善方法から、パニック障害と向き合うための考え方が多く紹介されています。

著者が元プロ野球選手とあって、どちらかという男性向きの克服法が多い印象です。

 

では今回は、パニックヒストリーの概略を紹介しつつ、彼の克服法の中でピンと来たものを紹介します。

ちょっとでも興味が湧いたら、購入して読んでみてください。紙版は絶版ですので、Kindle版で試しあれ!

 

 

パニックヒストリー

30歳のときに初めて経験したパニック発作

彼が30歳のとき、二軍での練習を終えて知人のマンションで神宮の花火大会を見物していたときのことです。

突然地面が揺れるようような感覚がありました。

(あとでパニック発作の予兆であったと振り返っていた)

でもそのときは、全く気にとめませんでした。

 

「あれ?このトイレの中、空気が薄い」

それから数日後、友人と居酒屋で飲んでいるときにトイレに入ったときのことです。

急にものすごく息苦しさを感じて、そのまま床に倒れ込んでしました。

友人が異変に気付いて、すぐに救命救急センターに担ぎこまれました。

 

「俺はもうこのまま死ぬかもしれない。とにかく呼吸が苦しく」

医者や看護師は口にビニールのマスクをかぶせるだけで大した処置はしなかったそうです。

 

「たぶん、自律神経がやられましたね。」

「また何かあったらこの精神安定剤を飲んでください」

体調が落ちいてから医者にこう言われたそうです。

 

「また発作が起きるのではないか」

体調が落ち着いてから家に帰ると今度は、発作がまた起こるのが怖すぎて練習に行けなくなりました。

 

「これはパニックアタックという病気なんですよ」

自律神経の病気になったことを受け入れられず、心臓外科を受診しました。

診断の結果、パニック障害であると告げられたんです。

 

「もう死んだほうが楽だな」

それ以降、精神安定剤を飲んでも効き目がありませんでした。

気分がずっとグルグルと回る感覚があったそうです。

そのうち今度は、自殺衝動が始まりました。

 

「このままでは薬漬けになってしまう」

安定剤を飲む量が増えていき、最初は1回1錠だったのが、いつのままに6錠にまで増えました。

このまま同じことはしていてもなにも変わらないと思い、「生涯最後の旅行」のつもりで箱根の山荘に行ったんです。

 

ひたすら山荘にこもって本を読む毎日。

読めば読むほど目からウロコのことばかりだった。

本に書いてある言葉に感動しっぱなしでした。

オレは何をやっているんだ!と体の中に炎がやどるように感覚があったそうです。

 

メモ

本を読んで感動した場面は、激しく共感しました。

私もパニック障害になってから本を本格的に読みました。

読み始めたきっかけは当時読んでいたメールマガジンにたくさんの本が紹介されていたからです。

紹介された本を読んでみると、面白いし気付きがある本ばかりで、

「本はこんなにも学びがあるものだったのか!」

という感動体験を何度もしているうちに本が好きになっていきました。

ジャンルも絞ることなくて、小説や自己啓発、ビジネス書、健康系の本など多数読みました。

読めば読むほどに体の調子は良くなり、会社での評判が上がって、新しく友人ができたり、人生が良い方向に向かうようになりました。

そしてパニック障害も、良くなっていったんです。

だからパニック障害を治したいなら、一茂さんも言っているとおり、本は絶対に読むべきです!

 

「残念だが、おまえはもう来季の戦力には入っていない」

長嶋監督(父親)から戦力外通告が言い渡されました。

パニック障害になり、まともに練習に行けなくなっていたので、当然の結果です。

分かっていたものの、さすがにショックだったそうです。

 

新しい世界に飛び込む、おおきなきっかけになってくれた

プロ野球選手を引退してから、どうやって食べていけばいいかと迷っていたとき、エルメスのファッションショーにモデルとして出ないかとオファーがありました。

「いろいろな世界を見てみた方がよい」と考えてオファーを引き受けたんです。

リハーサル、本番を経験して、モデルの人たちのプロ意識に刺激を受けました。

またギャラが思いのほか高くて「こんな世界があるのか!」と驚いたそうです。

自分の知らない世界がまだまだあることを知った出来事だったそうです。

 

メモ

自分の知らない世界がまだまだあることを知った、という点に激しく共感しました。

私もパニック障害と出会い、本を読み、人に会って、自分の知らない世界があることを知りました。

なぜそんなにアクティブに動いたか言えば、正直何をしたらパニック障害が良くなるか分からなかったからです。

悩んでても一向に良くならないなら、ともかく動こうと思いました。

新しい世界があることを知るたびに、今知っている世界がすべてではなかったことに気付いていたんです。

サラリーマンの働き方、幸せの定義、時間の使い方、趣味。

人の数だけで数多くの考え方や世界があることを知りました。

知っていくうちに、今の悩んでいることがとても小さく感じられるようになったんです。

  • 今の仕事が上手くいかなくても別の仕事を見つければいいじゃん!
  • 周りの人と価値観が合わなくても、合う場所に行けばいいじゃん!
  • 悪いことがあっても、また良いことが起こるってことじゃん!

と思うようになり、生きることが本当に楽になっていきました。

そうしていたらいつの間に、パニック障害も改善していました。

生きることが楽になれば、パニック障害を良くなるというのが、パニック障害の成功法則ではないでしょうか。

一茂さんの生きざまを見ていてもそう思います。

 

「さんまのSUPERからくりTV」に出演し始めた。

エルメスのファッションショー以降、テレビ番組のオファーが多数来るようになりました。

特に多かったのが、さんまさんの番組だったそうです。

おバカキャラで人気になり、番組中にさんまからの愛あるツッコミで何度も助けられたエピソードが紹介されていました。

 

憧れていた極真空手の門を叩いた。

次に新しく始めたのが、以前から憧れていた極真空手です。

トレーニング中は、パニック障害のことを忘れられるので、本気で打ち込めたそうです。

 

メモ

パニック障害のことを忘れるくらい集中するのはとても良い対処法です。

私も電車にどうしても乗れないとき、好きなドラマやアニメをスマホにダウンロードしてずっと見続けて、やり過ごしていました。

集中しすぎて自分がどこにいるか分からない状態になれると、パニック障害のことを忘れます。

とても効果がある方法です!

 

「ああ、このままでは俺は本当にヤバい!」

出演番組が増えて仕事は順調でした。

でも、テレビの仕事は時間が不規則だったそうなんです。

深夜1時に番組が終わって、そのあとスタッフたちと深夜2時に焼き肉店に集合して、深夜5時まで飲むことがあったそうです。

(普通のサラリーマンからしたら考えられない・・・)

もともとお酒が大好きだったので、スタッフと飲む時間は楽しかったのですが、そんな生活を続けていたせいで、体調がおかしくなり始めました。

そこでスタッフたちに、自分の体調のことを伝えて、早めに帰らせてもらうようにしたそうなんです。

メモ

体調に合わせた仕事の仕方はとても大切です。

私も今ではいかに残業せずに仕事を終わらせるかばかり考えてます。

 

「あ、治るかも!」

パニック障害になり十三年目のとき、うつ状態に過去最低になったエピソードが語られています。

読書、診療内科、漢方、サプリメント、運動、呼吸法、とにかくいろいろやってみて体調が良い方に向かっていました。

「よし、いける!」と思った直後、大きなうつがやってきたそうです。

前年に母親を亡くしたことも堪えていました。

ベットから起き上がれず、仕事にも行けないし、約束の時間も守れず、わけもなく涙が出でいたそうです。

 

キューピー人形に救われた。

うつの感覚がひどいので、抗うつ剤を飲むのですが、それが合わなかったそうなんです。

副作用で自殺衝動が起こっていました。

「もう死のう、本当に死のう」

どん底のときに救ってくれたが、子供のお古のキューピー人形だったそうなんです。

入浴中に人形に話しかたら、気持ちが落ちつきました。

今でもキューピー人形は肌身離さず持っているそうです。

この人形を見ると、どん底のことを思い出して「初心を忘れたダメだ」と言い聞かせてるんです。

 

メモ

十四年という長い期間、症状と向き合うエピソードは共感するところがいくつもありました。

読んでいて胸が熱くなりました。

 

私が選ぶ2つのノウハウ

本書の後半では、一茂さんが実践されたパニック障害の克服方法が紹介されています。

なかで私も効果があった!というものをピックアップしました。

すべてはお伝えできないので、2つに厳選して紹介します。

 

ゆっくり吐いて、ゆっくり吸うだけの呼吸法

著者は寝る前に「10秒吐いて、10秒吸う」という呼吸法をされているそうです。

理由は、この呼吸法をすると気持ちが落ち着いてきて、寝入りがスムーズだからです。

実際にやれば分かります。

気持ちが落ちついてきます。

また睡眠だけでなくて、日常生活の中でも定期的に行うと良いでしょう。

 

私もブログで呼吸法を紹介しております。

なぜ呼吸法をおススメしているかというと、手軽にできて効果が高いからなんです。

しかも、日常生活で溜まったストレスも解消できるので、すぐに効果を実感できます。

 

人は呼吸の長さや速さによって気分が決まる!と言われています。

速くすれば、攻撃的、過敏、俊敏のような感覚になり、

ゆっくりにするれば、穏やか、リラックス、落ち着くような感覚になります。

 

「たかが呼吸、されど呼吸」

 

意識して呼吸の速さや長さを変えると、日常生活からストレスが消えていきますから!

やった人だけに分かることです!

 

自分が変われば周りも変わる

「パニック障害は自分の人生を見つめ直す絶好の機会だ」

「人生の勉強だ」

この本の中で言われていたことです。

私もそう思います。

パニック障害にならなかったら、本を読もう、何かを学ぼうとも思いませんでした。

パニック障害になり、八方塞がりの状態を経験して、何かしなければと思い、数多くのことを始めました。

それらがめぐりめぐって、パニック障害から抜け出すきっかけを与えてくれました。

 

人生は本当によく分かりません。

パニック障害にならなかったら、自分のことを省みることはなかったことでしょう。

人生をなんとかしようとは思わなかったでしょう。

 

「パニック障害を治したからそんなことが言えるんだ!」と思われるかもしれません。

たしかにパニック障害を治したから、暗黒時代のことを美談のように語られるのかもしれませんね。

 

売れない芸人の苦労話しだって、売れたから笑い話になります。

売れないままだったら、ただただ残念な話しですからね。

 

そういう面がありますが、渦中にいるときは誰だって辛いものです。

でも辛いということは、もがいている証拠です。

逃げていたら、辛いとも感じないでしょう。

 

辛いということはチャレンジしている証です。

辛さを感じているということは、一歩一歩進んでいることなんです。

 

そうした小さな一歩を積み重ねることで、パニック障害の完治に近づくんです。

積み重ることを意識されれば、必ず成功する日が訪れます。

 

最後に

私は少し精神論を語る本が好きです。

だからピックアップした言葉は、どれも前向きなものが多いですよね。

「ウザっ!」「暑苦しい」と思われた人もいるかもしれません笑

まあ、それはおいておいて。

 

パニック障害を治すストーリーは、どんな人のものであって学びがあります。

どこを学ぶべきか?

それは、人が困難に立ち向かうときの精神状態や、何をしたどういう結果が得られたかの反応です。

まさに人類の知恵です。

そういったものを自分自身にインストールすることができるから、学ぶべきだと言っているんです。

 

ときには合わないものあります。

それは捨てて構いません。

自分の合うものを探すんです!

探すにはたくさんのものを知らないと見つかりませんよね!

 

だから、いろいろと試すんです。行動してみるんです。

知識を得たら、即実践!

これを繰り返していたら、必ず良い方法に行いきますって。

一茂さんもそう言っていますからね!

 

だいぶ長文になってしまい、申し訳ありません。

一茂さんが苦労して見つけたノウハウを実践して、あなたのパニック障害の克服に少しでも役立てもらえれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンエンジニア。 ブログ「サラリーマンでもバレずにパニック障害を治せ」2年かけて自力でパニック障害を克服した体験をブログに日々更新している30代前半。 趣味は読書と海外ドラマ。