パニック障害になったら、他人に迷惑をかけてもいいんです

こんにちは。心理カウンセラーの鹿内です。

 

パニック障害のお悩みを聞かせていただくようになって思うことがあります。

 

それは”他人に迷惑をかけずに生きているべき“と思っている方が非常に多いことです。

 

  • パニック障害は自分でなんとかするしかない
  • パニック障害になったことを伝えたら、みんな迷惑がかかるから伝えない
  • パニック発作で倒れたら迷惑がかかるから乗り物に乗れない

 

たしかに、社会人になったら自立した生計を立てられるようになる、しっかりと働いて奨学金を返していく、公共の場所では迷惑がかからないように静かにするなど最低限の節度はあると思います。

 

  • でも、パニック障害の治療はひとりでどうにかできるのか?
  • パニック障害のことを伝えたら、相手に本当に迷惑がかかるのか?
  • 他人に全く迷惑をかけずに生きることってできるのか?

 

このあたりをしっかりと見直されることを推奨いたします。

私の意見では”許される範囲で他人に迷惑をかけてもいい“と思います。

 

1.パニック発作で倒れたら迷惑がかかるから乗り物に乗れない

「パニック発作で倒れたら迷惑がかかるから乗り物に乗れない」

そう思う気持ち、分かります。

私もパニック障害になって、急行電車や自動車、飛行機、新幹線に対する恐怖心はなかなか消えませんでした。

乗り物に乗っているときに、自分に何か問題が起きたとき、他人に迷惑をかけてしまうことに恐怖を感じてしまうのは、よーく分かります。

 

ただ私は”乗り物のなかで体調が悪くなり他人に迷惑をかけてもいい“と思っているんです。

なぜなら、誰だって予期せず体調が悪くなることはあるからです。

 

二日酔い、風邪、ノロウイルス、立ちくらみなど、パニック障害に限らず体調を崩すことは誰にだってあります。

たとえば、通勤電車で、たまにこんな放送が流れて、停まることがありますよね?

「電車の中で体調を崩された方がいらっしゃいます。救護にあってるため、しばらく停車いたします」

電車の中で気持ち悪くなったり、めまいが起きたりして、人が運ばれることがあります。

あれだって、同乗者の人たちにめちゃくちゃ迷惑をかけています。電車のダイヤだって乱れるし、何百、何千という人の足に影響を与えているし、停車時間が長くなるせいで、さらなる体調不良者が増える可能性だって高まります。

でも、最悪そうやって、他人の迷惑をかけてもいいじゃないですか!!

同じ電車に乗っていた人は、「仕方ない、そんなときもある」と思っているはずです。

「私も、ああなっていたかもしれない」と思っている人も必ずいるはずです。

 

「そんなの恥ずかしい!!」と思うかもしれません。私もできれば、駅員さんにお世話になるような目に逢いたくありません。

でも、人間なんだから、誰でもそんなときはあるのです。

完璧な人間なんていないのですから。

いつも体調が安定している方がいいことは確かです。

でも、体調が不安定なのはダメだ!とか人として間違っている!と思いすぎではないでしょうか。

 

「社会人は自己管理がなにより大切」という気持ち、分かります。

でも、みなロボットなわけではないし、鉄人なわけではないんです。

誰でも、体調を崩すことは当たり前にあるし、普通のことなんです。

体調を崩してもいいように、会社には有給休暇があるんですから。

 

私の意見では”他人に迷惑をかけてもいいと思って乗り物に乗る方がいい“と思いますけどね。

 

2.パニック障害は自分でなんとかするしかない

「パニック障害は自分でなんとかするしかない。」

そう思うこともあると思います。

私も自力でなんとかする方法を必死に見つけようとしていたことがありましたから、お気持ちよく分かります。

 

ただ私は”パニック障害ならばどんどん人に頼った方がいい“という意見なんです。

なぜなら、自分でできることなんてたかが知れているからです。

 

人に助けを求めた方がいいんですって!

カウンセリングを始めてもいいし、本を読んでもいいし、健康系のセミナーに行っていもいいし、心理学のセミナーに行ってもいいし、通院を始めてもいいし、とにかく外に出て知識を吸収するようにするのがいいのです。

または、家族や友人に不安な気持ちを聞いてもらうのでもいいです。

 

自分はどんなことが困っていて、どんなときに不安になって、どんなことを避けたいと思っているのか。

こういったことを人に話してみるのです。

あなたの知らない知識を知っている人がいるかもしれませんし、あなたに的確なアドバイスをできる人がいるかもしれませんし、あなたがご自分に合う方法を見つけられるかもしれません。

 

「そんなことを他人に話したら、話された方は困るのではないか?」と思うかもしれません。

大丈夫ですって。そんなに困りません。

なぜなら、人ってそんなに他人の話を覚えてないからです笑(いい意味で)

 

あなたも人から悩みを相談された経験ありませんか?

その悩みを今でも覚えていますか?

覚えているかもしれませんが、あなたの気持ちが滅入ってしまほど、相手の話を受け取っていますか?

・・・受け取ってないですよね。きっと、「そんなことに悩んでいたんだ~」という感覚だと思うんです。

 

それと同じです。

あなたがもし、友人や家族や同僚に悩みを相談したり、伝えたところで、相手は気が滅入るほど、聞いてませんし、覚えていません!

これは良いい意味で言っているんですからね笑

人には忘れる機能があるから、どんなに辛く苦しい経験をしても、薄れていくんですからね。

 

私の意見では”人は(いい意味で)そんなに覚えられないから相談していい“と思います。

 

3.パニック障害になったことを伝えたら、みんな迷惑を思うから伝えない

「パニック障害になったことを伝えたら、みんな迷惑を思うから伝えない」

そう思う気持ち、分かります。

私も妻や友人に体調がおかしくなり、電車に乗るのが怖くなったことを伝えたときは緊張しました。

相手を不安にさせるのではないか心配でなかなか言い出せないときがありましたから、お気持ちよく分かります。

 

ただ私は”言えないと思っている人にこそ言うべき“と思っているんです。

なぜなら、言えないことは自分はおかしくなったと認めることになっているからです。

 

もしこれが風邪のような症状だったら、「普通に体調が悪い」「風邪ひいたかもしれない」と言えるのに、なぜパニック障害の症状は言えないのか?

それは自分が変だと思っているからに他なりません。

パニック障害が風邪のような感覚ならば、人に伝えられるはずです。

  • 「今日、電車に乗ってて気持ち悪くなっちゃったんだよね」
  • 「今日、気分が悪くなって、電車から降りてベンチで休んでいたんだよね」
  • 「今日、電車に乗っててめまいがしたんだよね」

 

全然言っていいと思います。

だって、別にパニック障害は特別な病気ではないですし、誰にでも起こり得る症状ですから。

 

「あの人には言えない!!」そんな人に言ってみると、あなたの心がグッと軽くなるんですけどね。

私の意見では”言えそうもない人に言ってみる“のがいいと思うんですけどね。(練習はした方がいいですよ!)

 

4.まとめ

パニック障害になったら、他人に迷惑をかけてください。

人はそもそも、他人に迷惑をかけずに生きることは不可能です。

今だに妻には洗濯物の置き場所、食器洗いをし忘れて、迷惑をかけることがありますし、仕事でもたまに上司や先輩から注意されることがあります。

有名人だって優秀な人だって、周りを取り巻くスタッフや家族に助けられなが、今の地位を築かれていると思います。

全て自分の力だけで、ここまで来れた!と言える人はひとりもいないんじゃないでしょういか。

他人に全く迷惑をかけずに生きていくのは不可能です!

 

ならば、いっそのことを、許される範囲で、迷惑をかけながら生きていこうと腹をくくってしまう方が、正常だとは思いませんか?

他人に迷惑をかけるかどうかで悩み立ち止まってしまうくらいなら、「迷惑をかけちゃったら、ごめん!」といつもで謝る覚悟をもって生きる方が正常だと思います。

 

子どもを持つようになり、「迷惑をかけちゃったら、ごめん!」という気持ちはさらに高まりました。

なぜなら子どもは、親の想像を超えた行動を常にして、予期せぬことをたくさんするからです。

 

怒鳴りつけて、子どもの行動を制限することもできるかもしれません。

でも、100%は無理です。

100%を目指すよりも、もし迷惑をかけてしまったら、ごめんなさいと、いつでも謝る覚悟をもって、子育てする方が気持ちが楽なんです。

他人に100%迷惑をかけないように子育てをすることなんて、不可能だからです。

他人に100%迷惑をかけない子育てを目標にするよりも、何かあったときは、いつでも誰に対しても頭を下げにいくつもりになっている方が、健全ではないでしょうか。

 

パニック障害も同じだと思うんです。

他人に100%迷惑をかけないことを目標にするのではなく、何かあったときは、いつでも頭を下げにいくつもりになっている方が、健全だと思うんですけどね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンエンジニア。 ブログ「サラリーマンでもバレずにパニック障害を治せ」2年かけて自力でパニック障害を克服した体験をブログに日々更新している30代前半。 趣味は読書と海外ドラマ。