こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
いつも「サラリーマンでもバレずにパニック障害を治せ!」へお越しいただきありがとうございます。
突然ですが、パニック発作が起きたときってめまいがしませんか?
または、ふらついたり、ちょっと場所を移動しただけで倒れそうになったことありませんか?
パニック発作のときの、めまいやふらつきは、発作中によくある症状なんですね。
人によっては、明るいところに移動しただけで、ふらついたり、ひどい場合だと、動けなくなってしまって、寝込んでしまうケースもあるそうなので、めまいやふらつきは全く甘く見てはいけない症状なんですね。
めまいには主に2つの種類があります。
まず1つ目は、「目が回るタイプのめまい」です。
パニック障害になりたての時期に現れることが多くて、私もパニック発作が出始めたころは、よく目が回ってしまう、ということがありました。そういうときは立っていられませんでしたね。
つぎに、2つ目は、「揺れるタイプのめまい」です。
乗り物酔いに近いフラフラする感じが特徴で、パニック障害になって1、2年以上たった慢性期に多い症状のようです。(私はその時期にはほぼありませんでした。)
めまいのほかにも、パニック障害でよくあるのが疲労感なんですね。
パニック障害の患者には疲労感をものすごーく感じやすい方が多いそうなんです。
たとえば、気持ちが落ち込んだようなときに、抑うつのような症状がでてきてしまって、疲労感を強く感じやすくなる、というケースがあるようです。
さらに、乳酸が燃焼されにくなってしまって、疲れが溜まりやすい体質になることもあるようです。
たとえば、仕事でなどから帰ってくると、「あ~疲れた。。もう動けない。」ということを感じたことはありませんか?
それはまさに疲労物質が体に溜まっている証拠なんだそうです。パニック障害の方によくあるようです。
反対に、疲労感が継続してしまう病気に、慢性疲労症候群というのがあるそうなんですけど、その患者の1~2割はパニック障害であった、なんていうデータがあるんですね。
パニック障害ですと疲れやすい上に、その疲れはパニック障害なのか、慢性疲労なのか、専門家でも診断するのが難しいということなですね。
また他にパニック障害に関するデータがありまして。
パニック障害の患者の3割はうつ状態になるというデータがあるそうです。
たしかに、問合せいただく方にもうつ経験者の人は多いので、パニック障害の期間が延びるほどに、うつ傾向が強くなる気がします。うつは本当に厄介パだと思いますので、パニック障害で済んでいるうちに、しっかりと症状をコントロールする方法を学ばれた方がいいと思います。
他にも、パニック障害の患者のうち、8割以上の方がなにかしがの睡眠障害だったり、4割以上の方が片頭痛や過敏性腸症候群になるというデータもあるそうです。
これについても、問合せいただく方の中には、睡眠障害で眠れない、ということをおっしゃっている方もかなりの数いますね。8割以上が睡眠障害をもつ、というのは当たっていると思います。
あなたはいかがだったでしょうか?
めまいやふらつきを始め、パニック障害は、パニック障害の症状のみ起きる、というケースはとても稀で、必ずなにがしか別の病気の症状を伴うケースがほどんどです。
その場合の多くが、パニック障害が慢性化している方に多いのです。
そういった統計を見ると、パニック障害というのは、長引かせれば長引かせるほど、別の病気を巻き込こんでしまって、体調がさらに悪化する可能性が高い病気だと言えます。
もし、パニック障害かも?と自覚したら、まず病院に行って診断をしてもらってください。
そして、できるだけ早く、パニック障害へ対処することが必要な病気なだと思います。
対処は早ければ早いほど悪くなりにくくできる病気とも言えるわけですから。
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