こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
前回まで私のストーリーをお伝えしました。
理解のない医者と決別して、自分で治す方法を見つける決心をしたところまで。
医者に「もう来ないっ!」と言ったときはスッキリしたんですけど、完全に無謀ですよ!
後先のこと考えてなかったですから。
でも、私にとってはそれが最良の選択だったんです。
それが今ハッキリと分かります。
おかげこうして、パニック障害を克服するヒントを発信するようになっているのですから!!
ここまで来るのに2年ちかくかかりました。
別の機会に、医者と決別してからどんなことやって治すことができたのかをお伝えしますね!お楽しみに!
今回からはパニック障害の基礎をおさえていきたいと思います!
私は事あるごとに「パニックマスター呼吸法が良いんすよ!!」ってことと「楽な考え方にしていきましょう!」ということを言い続けていますが
そもそも他にどんな治療法があるのか?についてお伝えしていきます。
まず初日のテーマは
「パニック障害の治療法にはどんなものがあるのか?」
についてです。
ご存知だと思うんですけど、パニック障害の治療法には主に2つあります。
「薬物治療」と「心理療法」
薬物治療の主な目的は、
「とにかくパニック発作を止めること」
です。薬を飲めば、パニック発作はでなくなるということを身体に刷り込んでいくのです。
刷り込むことによって、薬を飲めば以前と同じような日常生活が送れるようになるという実現していって、それが確信に変わっていって、自信が湧いてくるし、体調的にもよくなるというロジックでございます。
ただ、ここで気を付けたいのが、「薬を飲めば」という前提があることなんです。
前提があることによって、前提が崩れたら、元の状態に戻ってしまうのでは?と不安感は消えることがありません。
「薬 + 私 = OK」
じゃあ
「私だけ = NG??」
薬物治療のデメリットは、こういう構図が無意識に出てしまうところなんです。
でも、分かる気しますよね?
薬によってなんとか生活を送れている私。
その私から薬がなくなったら・・・
そんな不安感を和らげるのが明日お伝えする心理療法の役割の一つだったりします。
では薬物治療の代表的な薬をご紹介していきますね。
まずはSSRI。
これはパニック発作や広場恐怖に効果を発揮すると一般的に言われています。
うつの改善にも役立つそうなんです。
根本的な効果があって、一度きくと効果が持続するんですけど、デメリットとしては、効果が出るまでに時間がかかるということです。
だいたい、数日から数週間かかることがあるそうです。
しかも、飲み始めに副作用があらわれたり、断薬時にも副作用があらわれる場合あるそうです。
続いて、抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)。
これはパニック発作と予期不安を効果があると一般的に言われてます。
即効性が高いというのが特徴で、服用後、数十分ほどで効果があらわれてきます。
デメリットとしては、広場恐怖やうつ症状に対して効果は薄いことと、依存性があって、禁断症状が出ることがあるそうです。
このふたつの薬の特徴をうまく使い分けして、治療の現場では処方されているそうです。
私の場合は、薬は最初の1週間飲んだだけで止めてしまったので、これらは体験ではなく本から得た知識です。
パニック障害の本を読んでで、毎回思うんですけど、
「薬の依存症の心配はほとんどありません。」
って書いてあるじゃないですか。
それって証明できますか?って話しだと思うんですよ!
しかも、それは私にも当てはまるって言えるんですか!?って思うんですよ!
患者の一番の不安ってそこなのに、この不安を取り除いくれないで信用できますか?ってことですよ。
そこに寄り添ってほしいのにな~っていつも思います。
次回は、私の得意分野の心理療法をお伝えしていきまーす!
コメントを残す