こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害になる人は仕事に対して真面目に取り組む人が多いです。
- 期限は必ず守る
- プライベートよりも仕事
プライベートよりも仕事を終わらせる方が最優先だと思っていたりします。
だから根詰めて仕事に没頭しすぎて、パニック障害になるなんて方が結構いらっしゃいますよ。
そういう人は、ただ真面目に働いてただけなのになぜ?なんて右往左往してしまうんです。
じゃあそういう人は、どうしたらいいのか?
解説してきます。
今回は「パニック障害で仕事が辛いときの対処法」ということでお伝えします。
目次
パニック障害で仕事が辛いときの対処法
パニック障害になる人は仕事に対して真面目に取り組む人が多いです。
- 期限は必ず守る
- プライベートよりも仕事
- 同僚に絶対に迷惑をかけてはならない
- 終電までに帰れればらいい
プライベートよりも仕事を終わらせる方が最優先だと思っていたりします。
そして、責任感をもって仕事はやるのに大人しい人、と同僚から思われがちなんです。
それはなぜか?
パニック障害の人はなぜ責任感が強いのに大人しい人と思われるのか?
誰よりも懸命に仕事に取り組むのに口数が以外と少なかったり、会議ではほぼ発言しなかったりするからです。本人としては、
- 自分の意見に自信がない
- 場を壊したくないから発言しない
- 粗がバレてしまうかもしれない
- 空気を読めないと思われたくない
- 発言してもなにも変わらない
と思っていることがあります。
なので責任感が強いのに大人しい人、と思われることが多いんです。
意見が全くないわけではないけど、
- 「自分が考えていることなんて誰も聞かない」
- 「自分が何を考えているかなんかどうでもよい」
と思っていることがあります。
これ、結構ヤバいの分かりますよね?
なぜヤバいのか?
自分が何を考えているからどうでもよくなると何がヤバいのか?
それは、
「自分に関心がなくなるから」
なんです。
じゃあもう言っちゃいますけど、パニック障害になる人とならない人の決定的な差はなんだと思いますか?
それは、
「自分に関心を寄せているかどうかの差」
なんですね。
パニック障害の原因は
「自分への関心度が極端に落ちているから」
なんですよ!
パニック障害にならない人となる人の違いは何か?
パニック障害にならない普通の人は、自分へ関心があるので体調が悪くなれば、無理をするのをやめたり、気分転換しようとしたりするんです。
- 最近の体調が悪いから仕事を休もう
- なんだか寝つけないから頑張りすぎないようにしよう
- 今日はしっかり息抜きしよう
- へんな腹痛が続いているからペース落とそう
というように。
でもパニック障害になる人は、体調が悪くなっても休むことができません。
- 体調よりも仕事
- 寝つけないなら夜ジョギングする
- 休むよりも仕事を終わらせなきゃ
- 腹痛はすぐ治まるから気にしない
と身体の不調よりも、仕事など別のことを優先してしまうんです。
自分のことよりも、自分以外のことを優先してしまうんですね。
まさに自分への関心が、欠落していると思いませんか?
自分の身体が悲鳴をあげているのに、無視したり、気付かなかったり・・・。
そしてパニック障害になったときに、やっと気付くんです。
「は、無理していたんだ」
ってね。
だからまずは「自分に関心をもつこと」が治療にも予防にもとても重要になってくるんです。
では自分に関心を持つためにはどうしたらいいのでしょうか?
パニック障害の治療のために自分に関心を持つにはどうしたらいいのか?
パニック障害の治療のために自分に関心を持つにはどうしたらいいのか?
これはとても簡単な方法があります。
それは、
「自分の意見を言う」
んです。
自分の意見を言うことの何が良いかというと、自分の意見を言うためには、自分が普段何を考えているから知る必要があります。
- 自分が何を好きだったり嫌いだったりするのか
- 自分の得意なことや苦手なことはなにか
- 人に伝えるにはどう話すと伝わりやすいか
と自分のことを考えるようになるんです。
そうすると自然と、自分のこころや体調の微妙な変化に気付きやすくなるんです。
- あれ、なんだか喉のあたりに違和感
- 思いのほか肩こりだったんだ
- 首が疲れているからゆっくりお風呂につかろう
なんて具合に。
だって、以前よりも自分に関心を寄せる時間が増えてますから。
そうなるとどうなっていくと思いますか?
自分の心身の変化に気付きやすくなるとどうなるか?
自分の心身の変化に気付きやすくなるとどうなるか?
それは、
「自分を大切にしようと思う」
んです。
- 頑張りすぎていたんだから休もう
- 家族との時間をもっと増やそう
- また趣味を始めたいな
- 自分のペースで生活しよう
という具合に自分を労われるようになんですよ!
これはとても大事なことです。
だってこの世に、自分のことを自分より労われる人はいませんから!
パニック障害を治したいならば、自分のことを労われるようになりましょう!
そうすれば、パニック障害の症状が楽になっていって、仕事の辛さも減っていきますから。
そのためにもまずは「自分の意見を言う」トレーニングに始めてみてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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