こんにちは。鹿内です。
この記事では、パニック障害の人が起こりやすい、不安や緊張からすぐに抜け出す方法をお伝えします。
パニック障害になると、たまに起こる発作や、急な予期不安に自信をなくて、気持ちが落ち込んでしまって、なかなかその気分が続いてしまうことがありますよね。
そういった悩みを解消するのが、「姿勢を正す方法」なんですね。
このあと詳しくお伝えしますが、人は姿勢次第で気分が簡単に変わります。
なので、気分が落ち込んだときには姿勢を正すと、不安や緊張から抜け出しやすくなりますよ。
気分は姿勢に左右される
人は気分にかなり左右さていることをご存知ですか?
仕事で大事な場面を例にお伝えします。
たとえば、仕事で、上司にネガティブな報告しなければいけなかったり、お客さんの前で重要なプレゼンする前だったり、同僚の前で今後の仕事の進め方を説明したりする重要な場面を想像してほしいのですが、そういうときって緊張しますよね。
緊張している自分を想像してほしのですが、そういうときって、どんな姿勢をしてますか?
背中は少し前かがみで、落ち着かない様子で、肩のあたりに力が入っていて、少し弱気な感じになっていませんか?
そういうとき、ハッと我にかえり、こんな気分ではよくないと思って、背筋を伸ばしたり、首の位置を正したり、肩を軽く回したり、気分を変えることがあると思います。
そうすると、少し気分が楽になりますよね?
これが、人が姿勢に気分が左右されている証拠です。
本番を前に、前傾姿勢で、体に力が入っていれば、誰だって緊張しますけれども、体を軽く動かして、余計な力をほぐして、軽く伸びをして、姿勢を正すことがあると思います。
そうすると、少しかもしれませんが、気持ちが落ち着くことがありますよね。
これが、私たちが姿勢と気持ちがリンクしている証拠なんですよ。
だから、もし不安や緊張してることに気付いたら、日常の場面でやっているのと同じように、体を軽く動かしたり、姿勢を正したりすると、ネガティブな気分から抜け出すことができるんですよ。
姿勢が悪いと不安になる
私たちは姿勢が悪いと不安になることを体験してもらおうと思います。
交感神経が活発になると、不安が起きやすくなるんです。
交換神経が活発になるとは、心臓の拍動、呼吸、体温などが活性化することです。
交換神経が活発になると、不安や緊張することを、体験として理解するために、実際にやってみてほしいのですが。
椅子に座って、少し前かがみになります。
肩を前に倒しながら、体の内側に頭や肩や腕を集めるような姿勢になります。
そうすると、かなり姿勢が悪くなりますよね。
そこから、10回吸って吐いて呼吸してほしいのですが、普段の呼吸よりも早い呼吸をしてみください。
10回終わったら、次は、上体を起こして胸を開いて、広背筋にちからを入れるような姿勢になります。
姿勢が良い状態になりますね。
そこから、さきほどと同じ10回呼吸してください。今度は普段よりもゆっくり呼吸をしてください。
10回終わったら、振り返ってほしいのですが、姿勢が悪い場合と、姿勢が良い場合とでは、
気分はどうでしたか?結構違いますよね。
きっと、姿勢が悪いときの方が、不安や緊張を感じたと思います。
反対に、姿勢が良いときの方が、落ち着きやリラックスを感じたと思います。
なぜこんな差が出たか?
それは、姿勢が悪い方が交感神経が活発になり、不安や緊張が出てきたのです。
つまり、姿勢が悪い方と不安や緊張になりやすいということなんですね。
体験として理解いただいたので、拒否のしようがないと思います。
このように、姿勢と気分は、強く影響しあっているんですね。
だから、たまに起こる発作や、急な予期不安に自信をなくしたり、気持ちが落ち込んだりしたら、すぐにできる対処法として、「姿勢を正す」ことなんですね。
最後に
このように私たち、姿勢に影響されて、気分が不安になったり、リラックスしたりすることが分かってもらえたと思います。
つまり、いかに日々の姿勢がめちゃくちゃ重要だってことなんですよ。
たかが姿勢、されど姿勢です。
あなたのパニック障害の不安や緊張は、姿勢を正すことで、解消されることがあるので、ぜひ意識してやってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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