こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害を克服するには、言語化の習慣が必須です!
あなたは、自分が普段どんなことを考えていて、自分がどんな気分になっているか、分かっていますか?
分かっているよ!と答えられたと思うのですが、本当に分かっていますか?って聞きたいんですね。
もう一度よく振り返ってみて、自分の気持ちをちゃーんと分かっていって、我慢せずに普段から言いたいことを言えている!って自信を持って言えますか?
パニック障害ってこの「我慢」と密接にかかわっているし、「我慢」のもっと奥には、心の問題が隠れているんですねー
薬によって、一時的に克服したような気になったとしても、結局この心の問題が解決せずに、パニック障害が長期化することってよくあるんです。
私は心の問題を見つけてから解決するのに、2年くらいかかりました。
でも、いきなり心の問題を解決することはできないんです。
なぜなら、そもそも自分がどんな心の問題を持っているかに気付いてないからなんですね。
まずこの「自分に対する鈍感さ」に気付く必要があります。
これは、具体的に何を言っているかというと、自分が我慢していることに気づいてないんですよー
これはですねー、致命的にやばいんですね。
私を含めたほとんどの人って、今自分が何を考えて、本当はどうしたいかなんてことを分かってないんですよー
普段のときは、いいんです、別にね。
自分のことが分かっていなくても、問題が出てくることってほぼないんですけど、ヤバいのは、緊急時なんです。
緊急時に、自分のことが分かってないで問題に直面してしまうと、どう対処してよいか分からなくなってしまって、ストレスがめちゃめちゃかかって、パニック発作を起こすってパータンが多いんですね。
私は、このパターンでした。
初めましてパニック発作を起こしたときには、金融系のシステムエンジニアの仕事をしていました。
金融系ってですねー、当然ですが金額管理をするので、会社内のチェックがめちゃめちゃ厳しいんです。
それらのチェックをクリアするために、努力するんですけど、最初からそういうすべての仕事が分かっていれば平気なのですが、後から、実はこんな検証しなければいけない!なーんて話がでてきたりすると、いっきに火の車状態になってしまうんです。
当時はまさに、そんな状態になってしまって、それから毎日残業続き。
さらにチームのリーダーだったんで、「オレがやるぞ!!」って思っていて、プレッシャーをめちゃめちゃ感じで仕事しちゃっていました。
マジで辛かったですー
なぜ辛いかと言えば、緊急時の対処のしかたを分かってなかったからなんです。
そんなときに、特急電車に乗っているときに、パニック発作が起きてしまって、パニック障害に苦しんでいきました。
当時ですねー、たくさん本を読みました。
とくに心理学の本がなんか好きで、自分の性格のタイプを知るための本とか、対人関係を上手くする本とか、いろいろ読んでいて、
あるとき、両親に対して思うことをノートに書いていく本に出会ったんですね。
とにかく思いやエピソードを書いていくんですー
書いていてですね、あるエピソードを思い出したときに、涙が止まらなくなったんです。
それはどんなエピソードかというと、小学生低学年のころの思い出の場面だったんですね。
その思い出の場面は、次女の部屋の入り口から、中をそーっと私がのぞき込んでいるのです。
部屋の中では、姉が父親に頭ごなしに怒られていて、姉は下を向いたまま。
そんな姉に対して、鬼の形相をして怒っている父。嵐が去るのを待っているような表情した母親が近くにいる場面だったんですねー
(思い出すだけで、背中がゾクゾクしてきますわー)
この思い出の場面が私の心の問題だって気づいたんです。
このシーンに出会えてから、パニック障害の症状は徐々に良くなっていきました。
では、なぜ、このシーンに出会えたかと言えば、両親に対する思いやエピソードを言語化しまくっていたからなんですねー
言語化、最強っす!
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