「Suits」という海外ドラマをご存知ですか?
アマゾンプライム会員ならば無料で見ることができますし、2019年と2020年にフジテレビで、織田裕二主演で、日本版リメイクとして、シーズン1,2が放送されるほど、結構有名だったりします。
全く知らなかった人であっても、パニック障害に悩まれている方ならば、見た方がいいと思っています。
なぜならば、シーズン5で、主人公が、あることがきっけかに、パニック障害になるんだけども、主人公の長年のトラウマを克服することで、パニック障害を克服していく様子が、とても参考になるからなんです。
「Suits」のあらすじを簡単に説明します。
主人公ハービィーは、ニューヨークで超有名な弁護士で、裁判では負けなしです。
そのせいか、とても自信過剰で、なにかトラブルが起きると、感情的になって、裁判官や顧客や同僚と衝突して、必ず関係が悪くなります。
でも、抜群の頭のよさと話術で、難所をスパッと切り抜けるところが見どころなドラマなんです。
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海外ドラマを紹介する理由
なぜ、このドラマをこのブログで紹介するかと言えば、ドラマの内容が、パニック障害に苦しんでいる方には、参考になるからなんです。
シーズン5で、主人公ハービーは、あることがきっかけで、パニック発作が頻発するようになります。
カウンセリングに通うけれども、体調が戻らない時期をしばらく続いてしまいます。
自信過剰のハービーも精神的に参ってしまうんです。
でも、あることをきっかけに、また元の、自信過剰でかっこいい彼に戻ることができたんです。
この一連の流れが、パニック障害に苦しんでいる方には、参考になるだろうと思って、ご紹介しています。
ちょっとでもドラマに興味出た方がいれば、シーズン5を見てみるのが良いと思います。
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でも、そんな見ている時間はないという方もいると思うので、特に参考になるドラマの内容を書いていきます。
つまり、ネタバレさせちゃいます。
もし、ドラマで見たい方は、これ以降は読み飛ばしてくださいね。
本編の話はここから
これまで、どんな難所も切り抜けてきたハービーに辛い出来事が起ります。
これまで12年間秘書として側で支えてくれたドナが突然、ハービーの元を去ろうとします。
別の弁護士の秘書になりたいと、ハービーの元に相談にやってきます。
ハービーは相談を受けてショックを受けます。
これまで、ハービーは、ドナのことをひいきにしてきて、他の同僚とは比べられないほど、独別扱いしてきました。
それに、ハービーは、ドナとは、弁護士になる前の、まだ名前が売れていないときから知り合いでした。
ハービーは、ドナのことを、これまでずっと一緒にいた、仕事の第一線で助け合った戦友だと思っているようでした。
そんな大切に思っていた仲間からの相談は、ハービーは裏切られた気持ちでいっぱいになりました。
相談のなかで、ハービーはいつもように感情になってしまい、ドナに対して、「もう、ここから出ていけ!!」とひどい言葉をかけてしまい、関係は最悪な状況になっていきました。
やっぱりドナが手放せない!!
その後、落ち着きを取り戻したハービーは、どうしてもドナのことが諦めきれません。
12年間も側にいて助けてくれて、この人以外に自分の秘書は務まらないと思うようになります。
そこでハービーは、ドナが秘書になる予定の弁護士の元にいきます。
そして、弁護士に嫌がらせや脅迫をして、なんかとドナに自分のもとに戻ってくるように手を尽くします。(このあたりが、ハービーっぽい)
その弁護士は、ドナに、ハービーに嫌がらせや脅迫をされていることを告げます。
ドナは怒り心頭で、ハービーのもとに行き、ドナは「もう来ないで!近づかないで!」とハービーを突き返します。
そんなハービィーは、ドナのことだけでなく、仕事でも追い詰められていました。
顧客から、「結果を出せないならば、クビだ」と言われていました。
窮地に立たされていました。
顧客との関係が悪くなり、弁護士事務所での立場も悪くなり、精神的に追い込まれたハービィーにある出来事が起こりました。
それが、パニック発作でした。
ハービィーは、息苦しくてトイレに駆け込んだときに、心臓が鼓動が早くなり、息が苦しくなって、その場に倒れ込んでしまったんです。
パニック発作を起こしからは、予期不安に悩まされていきます。
ハービーがセラピーに通う
ハービィーはパニック発作を怖がるようになって、あるセラピストの元を訪ねます。
そこで、生まれて初めて、カウンセリングを受けるんですが、セラピストの話を素直に聞くことができません。
ハービーは、ニューヨークの弁護士なかでもトップクラスに稼ぎますから、相当にプライドが高くて、人の話なんて聞きません。
これまで自分の決断によって、のし上がってきた人ですから、自分の考えこそが正解だと思っています。
そんなハービィーですから、セラピストの言うことは全く聞きません。(ならセラピー行くなって話ですが)
セラピストの言うことを聞かないハービーは、駄々をこねる小学生のようでした。
ハービィーはセラピストから「どんな夢を見たか?」と聞かれても、素直に答えません。
セラピストはハービィーに同じ質問を繰り返しました。
「なぜ同じ質問ばかりするんだ?」とハービィーにセラピストが聞きました。
するとセラピストは、こう答えました。
「感じた事、考えた事、覚えている事をすべて吐き出す必要がある」
そのセラピストとは、控訴案件の場で、出会ってしまって、ややこしくなりますが、徐々にハービィーは、セラピストに心を開くようになりました。
そして、ハービィーは、あるときに、セラピストに、ずっと口を閉ざしてきた、母親のことを語り始めました。
ハービィーの母親はハービィーが小学生の低学年のときに、不倫をしていました。
ハービィーがたまたま体調不良で学校を早退した日に、見知らぬ男が家にいることに気付きました。
ハービーは、そのことを父親に言うと思いましたが、母親に口止めされましたんです。
ハービィーは母親を信じで父親には黙っていました。
でも、ハービーが大人になるにつれて、あれは不倫だったことに気付き、自分と父親を裏切った母親を激しく恨むようになります。
母親のことをこれまで恨んでいたはずなのに、実は、ハービーは、母親と同じようなことをしていることに、セラピストに指摘されてしまいます。
そこで、ハービィーは絶句してしまうんです。(このシーンは良かった)
そこで、ハービーは、セラピストから、母親とのわだかまりを無くすように、促されます。
最初はうまく行きませんでしたが、わだかまりが無くなっていき、母親を憎まなくなっていきました。
精神的に安定するようなると、徐々に仕事もうまく行くようになり、パニック発作も、出なくなっていって、またいつものハービーに戻ることができました。
それで、ハッピーエンド~、という感じの、シーズン5です。
まとめ
ほんと、このドラマから、パニック障害に悩んでいる方は、参考になる箇所があると思います。
- どんな人でも、パニック障害になる
- セラピストに何でも話してみる
- パニック障害の治療には、素直な思いを言葉にすることが効果的である
- これまで言えなかったことを話す
- 家族や知人とのわだかまりを解消する
本編が気になった方は、こちらをご覧ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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