こんにちは。鹿内です。
パニック障害を改善したいなら真似すべき人がいます。
それは誰でしょうか?
実はそれは、仕事ができる人、なんです。
仕事ができる人と言えばどんなことを思い浮かべますか?
話が上手い、議論を誘導できる、お客さんに好かれている、部下からの信頼されている、などいろいろありますね。
特に大事なのは、問題を冷静に処理できる点、なんですね。
仕事していると予期せず問題が起きますよね?
お金の勘定が合わない、納期まで出来上がっていない、お客さんにものを送れていない、お客さんからクレームが入るなど、想定外のこと起きますよね?
こういうとき、仕事ができる人に限って、落ち着いて対処していませんか?
お客さんをなだめつつこちらの言い分をしっかりと伝えられたり、謝りながらもお客さんに好かれてさらに仕事をもらったり、動揺している同僚や部下に変わってしっかりと現場を仕切ったり。
とても、冷静に落ち着いて対処している姿を見ると、ただただすごい、この人!なんて思うことがあるかもしれません。
あるとき、こういう仕事のできる人って何を考えるのか~?と思って、そういう人のことをよく観察しました。
なんで、こんな冷静に対処できるの?
どうして、こんなプレッシャーのなかで、周りを落ち着かせながら、指示が出せるの?
そう疑問に思ってよく観察してみたんです。
加えて、仕事ができる人を解説した本も何冊か読んで調べてみました。
そうしたら、分かりましたよ。
普通の人なら動揺してしまう場面でも冷静に対処できるか?
場慣れもありますが、それよりこれだったんです。
問題に他人ごとのように対処する、だったんです。
やっぱり、いくら仕事ができる人も人間ですから、問題に取り組むのは辛いんです。
お客さんに怒られるのは嫌だし、謝るのもできれは避けたい。ま、誰でもそうですね。
部下が問題を起こしたのならば、俺じゃない、と思ったりするわけす。
そんな状況で、自分が率先して問題に当たらないといけないと思うと、辛いですよね。
問題を自分事として考えてしまうと、辛いんですよ。
だから、まるで他人ごとのように問題に対処するのです。
そうできるから、冷静に落ち着いて考えることできて、全体の利害関係を見極めながら、問題を沈静していけるということなんです。
だから、問題には他人ごとのように対処するのが良いんですよ。
仕事のできる人の考え方を知ったとき、まさにパニック障害の対処法と同じだ!と思ったんです。
どういうことかと、パニック障害の症状もまともに考えると、辛いですよね。
電車のなかで苦しい、会議室のなかで不安、エレベーターには乗りたくない、急な動悸が恐いなど、症状がでると心身ともに辛いです。
体では不安や恐怖を感じてビクビクしてますし、心では、「オレはやっぱりダメなんだ」なんて思いますから。
だから、パニック障害の症状をまともに受けてしまうと、辛いんですよ。誰だって。
というのもあって、パニック障害になると、うつ病になりやすいじゃないかと思ったりします。
だから、いかに他人ごとのように思えるか?これが対処法において、極めて重要なわけです。
まともに考えていたら辛いですよ。
「いつまで症状に悩むの?」「いつまで続くの?」「恐くて何もする気が起きない」
そう思うのは当然ですよ。
だから、他人ごとに思うのですよ。
辛いことほど、「これは自分ではない」「他人だ」と思うのが、精神衛生上は良いんですね。
ただ、思うだけでは弱いです。
なにか行動をリンクさせてないと、思うだけでは弱い。
なので、今回は「他人ごとに思う」方法をひとつ紹介しますね。
まず、A4用紙とペンをご用意ください。
仕事が終わったあとにやるのが良いと思いますよ。
用意した紙に、仕事でむしゃくしゃしたことや、パニック障害のことで不安や恐いことを書いてください。
「辛かった!」「恐かった!」「苦しかった!」「ムカついた!」「寂しかった!」
なんでもいいので、自分にとって嫌な感情や出来事を書いていってください。
何枚でもいいですよ。
気分が落ち付くまで、書いていってください。
一通り書き終えたら、書いた紙をぎちぎちに破ってください。ぎちぎちに。
そして、やぶった紙をゴミ箱に捨ててください。
これで完了!
え!?これだけ?と思うかもしれません
これで十分なんです!
やっていると分かりますけど、少しすっきりした気分になれますから。
これを感じられたらOKです。
今ある問題は、紙に書いて捨てられたのです。
この瞬間、あなたと問題は切り離されました。完了です!
これだけで本当に効果があるの?と思うかもしれません。
まずは、やってみてください。
2週間から、長くて1カ月くらい続けてみると、変化が出てくるかもしれませんね。
まずはやってみましょう!
問題と自分とを分ける感覚を体験するんです。
これを訓練としてやってみて、実感して、「これか!」と分かってもらいたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメントを残す