こんにちは。
台風のせいで網戸が壊れた、鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに向けて届けしています。
今回は「パニック障害に4年苦しんで分かった悩みの根本原因とは?」についてお伝えします。
目次
パニック障害に4年苦しんで分かった悩みの根本原因とは?
パニック障害に4年苦しんで分かった悩みの根本原因とは一体なんなのか?
結論を先に言うと、
それは、
「当たり前のことができなくなるから」
なんです。
人にはそれぞれ当たり前と思っていることがある
人は誰でも「当たり前のことだよね」ということがあります。
- 仕事は普通にやっていれば出世するのは当たり前
- 結婚したら子供ができるのが当たり前
- 生まれてきた子供は健康であるのは当たり前
- 電車に乗れるのは当たり前
当たり前すぎて考えたことがなかった、なんてことがあります。
「当たり前」と思っていることができなくなると人はひどく不安になります。
- 仕事をちゃんとやっているのに出世できないっ!!どうしよう
- 結婚したものの、なかなか子供ができないっ!!どこか変なのかも
- 育児がこんなに大変とはっ!!この子はどこか障害でも?
- 電車に乗っていると息苦しくなる!!どこか悪いのか
というように不安になるものなんです。
なぜ、当たり前のことができないと不安になるのか?
なぜ、当たり前のことができないと不安になるのか?
それは、
「自分がおかしくなったと思うようになるから」
なんです。
- オレはどうしてしまったんだ?
- 以前は全く問題なかったのに何がいけないんだ?
悩みの原因が分かればいいのですが、分からないのが続くと、不安が恐怖に変わってきます。
さらに、周りの人と比べて、できないところの粗さ探しするようになります。
- 「周りの人はできるのに、なぜ自分だけできないのか?」
そうすると、どうなってしまうのか?
そうすると、どうなってしまうか?というと、
それは、
「自分はダメになったと思うようになる」
んです。
- 「だから、私はいつもダメなんだ」
- 「これができないから私には能力がないんだ」
と自己否定になってしまうのです。
このプロセスはパニック障害でも同じです
パニック障害もまさにこのプロセスで進んでいきます。
- 電車に乗れると息苦しくなる
- そのうち、だんだんと車内にいることに怯えるようになる
- 電車に乗れなくなる
- 当たり前にできることが自分だけできないことに不安になる
- 恥ずかしくて人には言えない
- 自分の粗探しをするようになる
- 自分のことがダメな人間に思えてくる
パニック障害もこういったプロセスを経て自己否定へつながってしまうのです。
私も同じプロセスを経験しました
私もこれを全く同じプロセスを経験しました。
パニック障害になり、だんだんと自分の粗を探すようになりました。
自分ができていないことを見つけては自分のことを否定していました。
- 「ほらね、やっぱり、俺なんてダメなんだ」
- 「いくらやっても、変わらないんだよ」
こんなことを毎日のように考えるようになっていました。
では、どうやったら負のループから抜け出せるのか?
「ではどうやったら、自己否定の負のループから抜け出せるのか?」
パニック障害以外のことでも、自己否定のループに入ったらどうしたらいいのか?
それは、自分にこう問いかけてみるんです。
それは、
「ホントなの?」
って。
たとえば、
「仕事でまた失敗した。だから上司から信用を失った。そんな俺はダメな社員だ」
そう思ったら、すかさず
「それってホントなの?」
と言うのです。
こう問いかけると、今の状況を冷静に見えるようになるんです!
そして、こんなことが見えてくるようになります。
- 上司から「君の信用がなくなった」なんて言われてない
- 上司は育成のためと思っているかも?
- たしかに、聞いてないのに決めつけてる
- 同じ失敗をしないプロセスを報告したら、やる気のある社員に見えるんじゃん?
- もし自分が上司なら、自律的に仕事をする社員がいい。そんな社員はどう行動するか?
「ホントなの?」と問いかけてみると、「違うかも・・・」ということが見えくるようになります。
そうすると、ただ否定しているばかりでなく、どうしたらここで挽回できるか?を考えられるようになるんです!
子育てで不安になったときも「ホントなの?」と自分に問いかけてみる!
子育てで不安になったときも「ホントなの?」と自分に問いかけてみください。
「また、子どもをしかってしまった。ダメな親だ」
なんて思ったらすかさず、
「ホントなの?」
と言ってみるのです。
そうしたら、
- 「なぜ、しかることは悪いことだと思っているのか?」
- 「怒りすぎたなら、子どもに素直に謝ってみたら?」
こういうアイデアがでてくるまで繰り返し問いかけてみると良いでしょう!
パニック障害でも自分に問いかけてみるのです!
パニック障害で不安になるとこう考えしまうことがあります。
- パニック障害はもう治らないでは?
- パニック障害のせいでどこに旅行へいけないのでは?
- パニック障害のせいで仕事もできない
- パニック障害のおかで人生めちゃくちゃだ
そんな考えが浮かんだら、「ホントなの?」と自分に問いかけるのです。
始めのころはなにも浮かんでこないかもしれません。
でも、繰り返し自分に問いかけるのか?
- 「ホントなのか?」
- 「ホントにそうなのか?」
- 「他にやりようはないのか?」
新たなアイデアが浮かぶまで問いかけ続けるのです!!
何も頭の中だけでやる必要はありません。
「ホントなの?」と声に出してもいいです。
「ホントなの?」とノートに書いて、思い浮かんだことは書きなぐってもいいです。
まずは自分に問いかけるのです!
「本当なのか?」って。
そうするれば、新しい発見が訪れますから!
楽しみに続けてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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