こんにちは。鹿内です。
職場の人間関係に失敗しないたったひとつのコツとは・・・
「そういう人もいるよね~」と言えることなんです。
なぜ、「そういう人もいるよね~」と言えると失敗しないのか?
私の新人のころの話を交えてお伝えします。
1.職場の人間関係に失敗しないたったひとつのコツ
私は新人のころ、本当に自信がなくて、何をするにもビクビクして、失敗を怖がってばかりいました。
当時の上司は、
- 目標達成のためなら、寝食を忘れて働け!!
- 目標を達成するためなら、残業だって幾らでもしろ!!
- とにかくプロジェクトを完遂させるんじゃ~!!
という熱血漢な人でした。
当時、プロジェクトの進捗が遅れていたこともあって、メンバー全員を鼓舞していました。
当時の新人の私はと言えば、右も左も分からない社会人ほやほや。
私にとって、そんな人が上司になったので、驚いたんです。
「え、こんな体育会系にならないといけないの??」
上司と世間話をするといつも、「若いんだから、チャレンジしろ!!」みたいなことを言われました。
私としては、どんなことが職場でチャレンジという定義なのか分からなかったので、
「どんなチャレンジしたらいいですか?」と質問しました。すると・・・
「そんなことも分からないのか!誰もやっていないことをやればいいんだ!」
私としては、誰もやったことがないってどう調べたらいいのか分からなかったので、
「誰もやっていないって、どうやって調べたらいいですか?」と質問しました。すると・・・
「そこまで言わないと分からないのか!!」みたいに言われて、怒るんです。
そんなことを繰り返していたら、いつの間にか世間話することがなくなっていきました。
怒られてばかりいるので、上司のことが怖くなっていきました。
最初は「分からないことがあったら、質問していいぞ」というので、質問しにいっていたんです。
でも、質問したらしたで、なぜか知識不足を指摘されたり、そこまで言わない分からないのか?みたい言われることがあったので、新人としてはもう話しをしたくなっていきました。
でも、私としては不安だったわけです。
何十人もいる職場のなかで、失敗したくないし、仕事を間違いたくなかった。
だから、なにか仕事を与えられたら、手順を具体的に知りたいし、どこまで行けばゴールなのかも具体的に知りたかったわけです。
それなのに、具体的に聞けば聞くほど怒られてしまうので、「オレがおかしいのかもしれない・・・」と思うようになっていきました。
業績評価のフォードバックでも、
- 積極性がない
- お前は考えてばかり手を動かしていない
- お前は評論家のようだ
みたいに言われて、相当ショックでした。
そうこうするうちに、「上司のようになれないオレはダメなんだ」と思うようになり、新人ながらに、自信を無くして行ってしまったんです。
あなたにも似たいような経験ありませんか?
- 上司と同じように振舞えないことに悩んだり
- 自分はまじめにやっているだけなのに怒られたり
- そういった経験のせいで、自信を失ったり
でもね、そういった経験で、自信を落とす必要はないのです。
上司と合わないのは、単なるパターンの違いだからなんです。
2.世の中には大きく二つに分けられることがある
世の中にはグレーゾーンもあるんですけど、大きく二つに分けられることがあります。
たとえば、仕事において、とにかくやってみることを大切にする人もいれば、物事をじっくりと考えることを大切にする人もいるんです。
または、仕事において、目標に焦点をあることでやる気が出る人もいれば、問題を発見して解決したり回避したりすることにやる気ができる人もいるんです。
タイプが違うだけなんです!
なので、何か馬が合わないことや、相手のようになれないことに悩む必要ないのです!
そういった違いによる人間関係の摩擦に出会ってしまったら、こう言えばいいんです。
「そういう人もいるよね~!」
この言葉を言いましょう!
そういう人もいるよよね~と言えるということは、自分は自分、相手は相手と思えているということです。
そういう人もいるよよね~と言えるということは、自分と相手を切り離して、別々の存在として認めていることになるんです。
つまり、相手のことも自分のことも否定せずに、認めることができているんです。
これって、とても平和的じゃないですか??
私はつい自分を責めてしまうタイプだったのですが、それは対照的に、自分と同じ考え方ではない人だったり、自分と同じモノの見方をしない人を批判する人がいますよね?
あれは、どういう状態かというと、自分OK、相手NGという態度です。
これは、自分の意見や考え方は認めるけども、自分とは違って別の存在は認めない!という考え方です。
これは、イラっとしたり、「なんで?」と思ったりして、戦いばかり起きてしまいます。
政治論争、宗教戦争なんていうのも、これに該当します。
自分とは異なる他者を受け入れない態度です。
これも平和的ではありません。
何事も常にバランスがあって、2つのことをそれぞれ知って、どちらかに偏るのではなく、中心を歩いていくようにすると、人生が安定するように思うんですね。
どちらの意見も分かっていて、どちらのタイプも分かっている上で、自分は中心を歩こうとする姿勢は、自信がないことに悩んだり、相手の許せないことに悩んでいる人に有益な考え方だと思います。
自分のことを否定し続けていても、何も解決されないし、相手のことを否定し続けていても、何も解決されません。
世の中にはさまざまな軸で、大きく2つのカテゴリが存在することを認ることです。
自分とは異なるタイプの人を認めることです。
認めることで、なにより自分が救われることになるんですから。
「そういう人もいるよね~」
人に対してイラっとしたり、自分はダメだ~と思ったりしたら言ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメントを残す