こんにちは。鹿内です。
普段生活していて、息苦しくなることありますか?
「買い物をしているとき」「電車に乗っているとき」「仕事をしているとき」など。
何気ない、ふとしたときに苦しいかもと思うことはありますか?
もしかすると、それは、過呼吸かもしれませんよ。
私は数年前に、あることを体験しました。
それがパニック発作です。
電車に乗っていると急に、心臓が早くなり、汗が出てきて、手がしびれてきて。
加えて、息苦しくなってきて、「電車から降りなければ大変なことになる!」「でも、次の駅まで扉が開かない!どうしよう!」とパニックになったことがあったんです。
そこから、普通に生活していても、「発作がまた出るのでは?」と考えると恐くなって、そのせいで本当に発作が起きるなんてことも経験するようになります。予期不安ってやつですね。
パニックの症状に怯えるような生活が始まっていたんです。
どうしよう、どうしよう。
特に私の場合は、息苦しいさがひどかった。
職場で普通に働いているときや、各駅の電車に乗っているとき、だんだんと息苦しくなって、その場から逃げ出すことがあったんです。
これでは、まともに生活できない。
そんな不安な毎日を送っていたときに出会ったのが、今日紹介する本なんです。
それがこちらです。
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「パニック障害と過呼吸」
この本を読んで、「あ~私の息苦しさは、過呼吸かも?」とヒントをもらうことできました。
加えて、過呼吸になってしまったときの対処法が私にはよく効きました。
「恐い!」とか「息苦しい!」と感じたときに、過呼吸の対処法をすると、恐さや息苦しさが落ち着いていったんです。
今回紹介する方法は、「息苦しいのをどうにかしたい!」と思っている人には朗報になるかもしれません。
さっそく行きます。
まず「過呼吸」は聞いたことがあると思いますが、それが何なのかを答えられますか?
一言でいえば、酸素の吸い過ぎ、なんです。
どうして酸素を吸い過ぎてしまうのかは、はっきりしていないらしいのですが、何かをきっかけとして、酸素をたくさん吸ってしまうと、「過呼吸」になることがあるらしいのです。
ひどい過呼吸は、本当に苦しいそうで、息を吸って吸っても、息苦しさが解消されません。
まるで、喉の渇きを癒すために、水を飲んでも、飲んでも渇きがなくならない恐怖と同じ。
そりゃ、パニックになりますよ。
過呼吸になったら、どうしたらいいのか?
それは、体内の二酸化炭素を増やす、なんですね。
過呼吸になった人がよく、救急の対処として、紙ぶくろや、ビニール袋を口に当てて、息をしているのを見たことないですか?
あれは、二酸化炭素を含んだ空気をもう一度吸いなおすことで、体内の二酸化炭素を増やしているです。
吐いた息は、吸った息よりも二酸化炭素を多く含んでいますから。
自分の吐いた息を繰り返し吸うことで、体内の二酸化炭素を増やしているんです。
だから「あ! 息苦しいかも!」と思ったら、紙袋やビニール袋を口に当てて、呼吸をしたら、きっと楽になっていくと思うんです。
でも、そうと分かっていても、なかなか、紙袋やビニール袋を口に当てようと思わないですよね?
理由は、人目が気になるから。
たしかに、ひどい過呼吸になったら、のんびりしたこと言ってられないので、口に袋を当てるでしょう。
でも、そこまでひどくなく「あれ、ちょっとヤバくなっていくかも?」程度のとき、人目を気にせずに、口に袋は当てられますか?普通はできないですよね。
そんなときに、良い対処法があるんです。
それが、息を止めること、です。
息を止めれば、酸素は増えずに、二酸化炭素がどんどん増えていきます。単純ですよね。
だから、息を止めればいいんですよ。簡単でしょ?
でも、「息苦しいかも!」と思っているときに、息を止めるのはちょっと恐くないですか?
息が苦しいのに、息を止めて大丈夫なの?止めてて平気なの?と恐いと思いますよね。
私なんかはもう「あ、過呼吸来たか?」と思ったら、息を止めてしまいますけど、慣れてない人には、そんなときに息を止めるのは勇気がいると思うんです。
そういう人に合うのは、呼吸法なんですね。
呼吸法ならば、息を吸う時間、吐く時間、止める時間を繰り返すので、恐さが少なくなりますね。
呼吸法と言っても、いろいろな種類があるので、ちゃんと選んだ方がいいのですが、過呼吸の対処法として有効なのは、こういう呼吸法でしょう。
それは、息を吸うよりも、吐いたり、止めることを目的とした呼吸法です。
私が好きな呼吸法はすでに紹介しています。
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他にもロングブレス呼吸法。ダイエット効果で注目されましたね。
他にも、本書のなかで紹介される呼吸法も、いいんじゃないかと思います。買って読んでみてください。
私の経験では、息を吐く時間と止める時間は長ければ長いほど効果があるように思います。
まずは、自分の体で試されるのが良いでしょう。
呼吸法ならば、お金もかからず、今すぐにでもできますからね。
パニック障害改善の道は、まずは自分でやってみることです。
効果を実感できたら、続ければいいし、効果がなければ、次の方法をまた探しましょう。
合うかどうかはやってみないと分かりませんからね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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