こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
タイトルを読んで「え、本当に完治したの?」「え、マジで?」と思われたかもしれません。
私は、28歳のときにパニック障害になってから約4年間で呼吸法を使ってパニック障害を完治できました。
呼吸法は場所を選ばず手軽に始められるのでいつもおススメさせてもらっています。
しかも、呼吸法は発作の兆候が出てきてからやれば間に合うので、頓服薬の代わりに十分になります。
では、
- 「どんな呼吸法をやってきたのか?」
- 「なぜ呼吸法は効果があるのか?」
- 「完治できたとはどういう状態のなのか?」
この辺りを解説していこうと思います。
目次
どんな呼吸法でパニック障害を完治したのか?
このブログでパニック障害を良くする方法として、おススメしているが「呼吸法」なんです。
呼吸法は、準備がいらないのでとても楽。
まず、道具がいりませんし、座っていてもできますし、立っていてもできます。
誰でもできますし、人とある程度の空間があればどこでもきます。
条件もほとんどないですし、とても手軽に行えるので、おススメしているんです。
では、どんな呼吸法をやってきたのか?こちらを参考にしてください!
◆パニック障害を完治できた呼吸法の記事
なぜ呼吸法はパニック障害に効くのか?
では、次になぜ呼吸法はパニック障害に効くのか?についてです。
それには主に、2つの理由があります。
呼吸法をすることによって脳に血流を促す
1つ目は、脳に血流を促す、ということです。
パニック発作の症状には、「めまい」や「頭がふらつく」などの「立ちくらみ」に似た症状があります。
この症状が起こる理由のひとつに、脳に一時的に血流が少なくなる、と言わています。
立ちくらみとは、脳の血液の流れが一時的に少なくなって起こります。
なぜ、血流が少なくなったかは、個人差があってなんとも言えないところがあります。
ただ、呼吸法をすることによって、脳への血流が促されてめまいなどの症状が緩和されると言われているんです!
過呼吸の症状に効く
2つ目は、過呼吸の症状に効く、と言われています。(実体験済です)
パニック発作と過呼吸の症状はかなり似通っているんです!
そもそも、過呼吸が出たときに、意識的に呼吸をコントロールすること(呼吸法)は有効であると言われています。
過呼吸の症状とパニック障害の症状はかなり近しいものがあるため、過呼吸の症状を抑える方法はパニック障害にも有効であると言われているんです。
だから、呼吸法は、パニック障害にも効果があるということなんです。
もっと詳しく、過呼吸とパニック障害の症状について知りたい方はこちらの書籍を参考にしてください。
呼吸法の効果を実感したエピソード
パニック障害になってから、あるとき、呼吸法の存在を知りました。
そこから、呼吸法の訓練を家で定期的にしていました。
呼吸法の訓練をしていると、身体全身がスッキリするような心地よさがありました。
「あ~リラックスできる~。気持ちいい」
と思って続けていたんです。
あるとき、フッとヒラメいたんですっ!!
「こんなに心地いいなら、電車の中でやってみたら?」
あるとき通勤電車の中で、呼吸法を試してみました。
そうしたら、なんと・・・、
いつも体調が悪くなって途中下車していたのに、乗り続けることができたのです!!
あろうことか、自宅の最寄り駅まで乗り続けられてしまったんですっ!!
「えーーー!!マジで!」「これはすごーーーい!!」
と感動したんです!
そこから通勤電車の中で毎日のように呼吸法をやるようにしました。
最初は、呼吸法をやっても、どうしても途中下車することがありました。
けれども、だんだんと降りる回数が減っていって、数か月後には全く降りる心配がなくなっていたんです!
この経験から
「私は呼吸法があれば発作に対処できる」
と確信するようになっていたんです。
これ以降、それまで全くダメだったバスや新幹線や飛行機や自動車にも気兼ねなく乗れるようになっていたんです。
そもそも「完治する」とはどういう状態なのか?
まだ「本当に呼吸法で完治できたの?」と疑問に思われている人もいるかもしれませんね笑
ま、それは一旦脇においておいて。
そもそも、「完治しました!」「完治できた!」とはどういう状態のことを言うんでしょうかね?
- 薬を全く飲まなくても問題ない状態なのか?
- 発作症状が全くない状態なのか?
- それともどっちでもないのか?
私がお伝えしている、「パニック障害が完治した」というのは、こういう状態です。
- パニック発作がたまに起きてもOK!
- 発作が起きたときに、薬以外の方法で対処できる状態のこと
ということなんです。
実は私は今でもバスや電車に乗っているとき軽い発作の予兆を感じるときがあります。
でももはや、発作が出るか出ないかなんて関係ないんです!
だって、そんなことより、発作を抑えられるかどうかの方が何倍も大切だからです。
パニック障害の書籍を読んだことがある方ならば分かるかもしれません。
「パニック発作は誰にだって起きる可能性がある」んです。
健康な人であっても起こることがあります。
パニック障害という言葉を知らない人であっても起こることがあります。
老若男女問わず、起こる可能性があるのです。
そして、パニック発作は1回きり終わる人もいれば、繰り返し起きる人もいます。
ですから、パニック発作が全く起こらないことを目標にすることは意味ないということなのです。
だって、いつどんなときでも起こり得るものだから。
つまり、重要なことは、パニック発作が起きてもしっかりと対処できることだということなんです。
これを目標にするべきだということなんです。
そして、これが「完治」の定義なわけです。
定義がしっかりと分かっていただけたら、次の章へ進んでください。
信じてやることが大切!
呼吸法にはいろんな方法を出回っていますので、あなたにあった呼吸法をされるのがもっとも良いです。
絶対にこれが良い!というのはありませんから。
呼吸法を実践する上で重要なことは、
「呼吸法を教えてくれた人を信じてやり続ける」
んです。
「信じる」ということはものすごい大切なんです!
なぜ「信じる」ことが大切なのか?
「プラセボ効果」はご存知ですか?
プラセボ効果(プラシーボ効果)とは、偽薬効果とも呼ばれており、本来は薬効として効く成分のない薬(偽薬)を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり治癒することを意味する。 だがそのメカニズムは完全には解明されていない。
人の思いこみって本当に強いんです。
たとえば、お医者さんに「これ、効きますよ」と言われて飲むと、それがただのうどん粉であっても病気に効果が出てしまうくらいなんです!
これすごいことですよね!?
だから、信じるというのは、想定以上の効果を出るんです。
「信じるとか胡散臭い!」と思われた方もいるかもしれませんが、ちょっと思い出してみてください。
すでにあなただって、信じてますよ。
医者から処方された薬を何も疑うことなく飲みますよね。
- 本当に薬に効果があるって調べたんですか?
- 他の医者に聞いてみたんですか?
- 別の人にも効果があるって証明されているんですか?
医者だから正しいことを言っていると、信じているんですって。
もう、僕らは「信じる」ことで成り立つ社会で生きているじゃなですか。
だから、「信じる」なんてことは日常生活に溢れかえっているんです。
ですから、繰り返しますけども「呼吸法は効くと信じる」のです。
そして、信じて続けるんです。
信じることによって、効果が何倍になりますから!
パニック障害を治したい方へのアドバイス
私が呼吸法でパニック障害を完治できました。
呼吸法を行うことによって、
- どんな場所で
- どんなにパニックになろうとも、
- どんなに不安でも
冷静さを取り戻して、元の体調に戻ることができます。
この効果はやった人にだけ分かるものです。
ぜひ呼吸法から始めてみてください。
あなたのパニック障害が少しでも楽になることをこころから祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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