こんにちは。鹿内です。
パニック障害を治すにはこの2つが有効に思います。
それは、「場所を移動する」「自分が変わる」。
ご先祖様のやったことを振り返れば、この2つをすでにやっていたことが分かります。
例えば、戦争で家も働く場所もなくなるほど過酷な状況になったときに、ハワイなどの外国に行って、働き先を見つけたり、お金を稼ぐために日本から海を渡って移住しています。まさに「場所を移動した」んです。
または、国内に留まっていた人たちも、穀物の生産性を向上したり、新しい生産方法を学んで、いまいる場所をよりよくする努力をして自分たちで変えていったわけです。まさに「自分が変わった」んです。
さらに大昔にネアンデルタール人が生きていたような時代でも、食料がなくなれば、新しい場所を目指して移動したし、ときには大陸を横断して、目の前の問題を解決しようと努力したわけです。そのおかげで地球にはこれだけでたくさんの地域の人類が生息しているわけですよね。
または移動しない場合にも、そこの環境に適応するということをしていったわけです。
つまり、ご先祖様たちは、食えない、お金ない、ヤバい!とならったら、移動したり、自らを変えることで、命の危険がおよぶ問題を解決してきたと言えるんです。
パニック障害の問題もここに答えを求めることが有益だと思います。
なぜならこの2つの解決方法は我々のDNAに染みついているからです!
では今回は、「パニック障害を治すための2つのコツ」についてお伝えします。
自然淘汰って聞いたことありますか?
パニック障害からはまた離れますが、、、自然淘汰という言葉を聞いたことありますか?
進化論を唱えたダーウィンが残していった言葉にあるんですけども、聞いたことがあるかもしれません。
「生き残った生物は賢かったからでも強かったからでもない。適用できたからだ」
生物が生き残り進化をとげるには理由がある。それは賢かったらでも、強かったからでもなく、変化のある環境に適用できたからなんだ、ということです。
これは逆の言えば、変化のある環境に適用できなかったものは、淘汰されて死滅するか、辛い環境におかれる、ということを言っています。この考えが自然淘汰です。
生物にとって辛い環境というのは、
- 食べものが満足になかったり
- 住む場所が満足になかったり
- 気候が合わなかったり
これらが満たされないと、生物は体力が弱まるため不安になるんです。
なぜなら、命の危険が増えるから。
環境に適用できないものは、常に命の危険と隣り合わせにいたと言えるんです。
・・・反対に環境に適用できたものはウハウハ言えたわけですよ。
強いものや賢いものが牛耳っていた世界が、環境の変化によって、そういった偉そうにしていたものがいなくなります。
そうすると、生き残ったものたちは、牛耳られていた世界を独り占めにできるようになるわけですから、そりゃ~食料も食べ放題だし、住むところ十分にあるし、気候の変化にも耐えられるし、生きることが楽なんです。
環境に適用できたものは楽しい人生が待っているわけです。
つまり自然淘汰とは、環境に適用できない者には苦しみが待っていて、適用できた者には喜びが待っていることを暗に示しているんです。
ここでパニック障害に話しを戻しましょう
さあ、ここでパニック障害に話しを戻しましょう。
パニック障害は私も経験しましたが、生きるのが辛い病気だと思います。
- 電車に乗ることが怖い
- 外を出歩くだけでも辛いし、家で寝ていても辛い
- 仕事が満足にできない、または辞めたい
- 治療代に薬代にお金がかかる
- どこにいても発作の恐怖がつきまとう
こういうことを日々感じて辛いです。
こんな辛い状況があるということは、先ほど話した、「環境に適用できた者」と「環境に適用できない者」とどっちに当たると思いますか?
もちろん後者の、「環境に適用できない者」ですよね。
つまり、パニック障害になるということは、今いる環境に適用できていないんです。
環境に適用できないと会社も潰れます
環境に適用できないと会社も潰れる例をご紹介します。
東芝という会社はご存知ですよね?
家電メーカーとして有名で、私が就活してたころは優良会社としてみんな受けた大人気の会社でした。
でも今では、粉飾決算だの、エネルギー事業の大赤字だの、稼ぎ頭のメモリ事業の売却だの、かなり落ちぶれしまった印象があります。
あれだけの会社がなぜこんな苦境に立たされたのか?
それはとてもシンプルに、消費者のニーズに合う商品を作れなかったから、売れる商品を作れなくなったからです。
ビジネスの世界において、会社が生き残り、しっかりと社員に給料を払い、株主に配当金を出すには、売れる商品を作ることが求められます。
ビジネスの世界では、ものを売り、お客さんから支持を集められなければ、淘汰されてしまうのは当然ですよね。
東芝はそういう意味で淘汰されたんです。
なぜ淘汰されたかと言えば、顧客のニーズに適用できなかったからです。
つまり結局、適用できないものには辛い現実と苦境が待っている、ということなんです。
パニック障害も同じです
パニック障害も同じです。
日頃の生活が辛いとか苦しいと思っているならば、あなたは今おかれている環境に馴染めていない可能性が高い。
今おかれている環境に適用できていない可能性が極めて高いと言わざるを得ません。
今の環境に適用できていないんですよ。
では今の環境に何が適用できていないのでしょうか?
これは人によって様々ありますので、いくつかを紹介します。
このリストを見て考えるきっかけにしてください。
- 住居の不満、隣人トラブル、同僚との人間関係、通勤環境
- 食べ過ぎ、飲み過ぎ、ついやってしまうクセ
- 仕事に必要なスキルが足りない、年収が低い
- 自分の価値観を満たせない、拘りが邪魔をする
- 私は無能な人間、不完全な人間である
あなたのこのあたりのことが、今おかれている環境に合っていないんです。
それがひずみとなってパニック障害の症状を生み出す原因になっているんです。
辛いですよね。
私も経験したので、毎日ビクビクしながら生活するのはとても苦しいことです。
ただ私たちは、そういった問題にぶつかったときに、なにをすればいいんでしたっけ?
冒頭と2つのアプローチをご紹介しました。
そうです!
「場所を移動する」「自分が変わる」でしたよね。
このどちらか、または両方やることによって、パニック障害という問題を解決できるのです。
場所を移動する
場所を移動すると言ってもいろいろな方法があります。
- 住んでいる家を引っ越す
- 職場を異動する
- 転職する
- 一人暮らしを始める
- 独立する
というように、住む場所を変えることもそうですし、働く場所を変えるということも含まれます。
パニック障害だからそんな負担のかかることできないと思うかもしれません。
・・・きっとご先祖様の中にもそういう人はいたでしょうね。
- 「今いるところが最も素晴らしいんだ!」
- 「今いるところよりも良いところはない!」
という人はどの時代にもいたでしょう。そういう人たちは今どうなっているのか?考えてみると良いかもしれません。
一歩を踏み出すかどうかは自分で決めるものです。
自分が変わる
そもそも自分の内面のうち、どんなところが今の環境に合っていないか?を考えてみると良いでしょう。
それが分かった上で、今度は自分のことを探求していきます。
自分はどんなことが好きで、自分は何をしているときに幸せを感じて、自分は何をしていきたいのか?
それも丹念に、ゆったりした気持ちのときに、自問自答していると見つかってきます。
それらが分かった上で、
じゃあどういう風な自分になれると、今の環境にも、自分自身もハッピーになれるか?
このバランスを考えるんです。
一方的に環境に適用しようとすると疲れます。
かといって、一方的に自分の事ばかりを押し通そうとしてもうまくいきません。
その両方をバランスをとりながら、生きることが、自分を変えるということです。
それが環境に適用できていると状態だと言えます。
さあ、そんな状態を目指して、あなたはまずは今日何をしますか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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