パニック障害におけるアルコールの悪影響

こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。

パニック障害の不安感をお酒で避けたご経験はありませんか?

パニック障害の薬を飲まない代わりに、お酒で不安を抑えたことはありませんか?

私はパニック障害に悩んでいたころ、アルコールで予期不安を免れたことが何度かあります。

アルコールはたしかに不安を取り除くことができます。

でも、不安がなくなるの一時的です。

不安のリバウンドが後からやってきて、酷いパニック発作が起きることもあると言われています。

不安から目を背けて飲酒を続けていると、最悪の場合、アルコール依存症になることもあります。

最悪の場合を避けるために、アルコールに関して最低ラインの知識を持つべきだと思います。

ですので今回は、

「パニック障害におけるアルコールの悪影響」

についてお伝えいたします。

 

なぜアルコールに手を出してしまうのか?

お酒を飲みたいと思う理由は、2つあります。

 

お酒を飲む理由

・不安を和らげる

・より楽しくなる

 

誰しも生きていれば、不安になることはあるし、もっと楽しみたいと思うことがあります。

 

不安になること

・職場の上司に嫌味を言われた

・仕事先のお客さんに辛辣なことを言われた

・同僚よりも出世するのが遅かった

 

問題なのは、不安を自分で解消できずにモノに頼ることなのです。

 

鹿内

そのひとつが「アルコール」なのです。

 

アルコールはほどよい量で飲めばいいのですが、飲み過ぎてしまうことがよくあります。

「アルコールでの失態」というのは誰しも一度はあると思うんです。

私もアルコールを飲みすぎて、羽目を外して周りの人に迷惑をかけたことが何度かあります・・。

 

なぜ羽目を外してしまうのか?

 

鹿内

アルコールを飲むと、不安を感じにくくのなるからです。

 

普段であれば羽目を外して失敗するのが恐くて行動を控えることがあります。

でも、アルコールを飲んで酔ってくると、恐さを感じにくくなります。

 

普段なら抑えることも、ついやってしまうのです。

 

アルコールに適量はあるのか?

適量は個人差がありますし、その日の体調によって変わってくるので、一概に言えません。

ただ、厚生労働省がほどよくお酒を楽しめる量を定義しています。

それが「約20g」です。

参考:厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると「節度ある適度な飲酒」

約20gというのはどれほどかというと、酒類別の目安は以下の通りです。

 

酒類別の目安

・ビール(アルコール度数5度)・・・中びん1本[500ml] ⇒ アルコール約25g

・日本酒(アルコール度数15度)・・・1合[180ml] ⇒ アルコール約27g

・焼酎(アルコール度数25度)・・・0.5合[約90ml] ⇒ アルコール約22g

 

正直言って結構少ないかな。

 

普通の飲み会であれば、あっという間に飲み干している量です。

だからこそ、気をつける必要があるということなんです。

 

パニック障害の治療におけるアルコールの悪影響

パニック障害の治療において、アルコールによる悪影響は2つ考えられる。

 

症状が悪くなることがある

アルコールを飲みすぎると、パニック発作が起こりやすくなると言われています。

アルコールを飲むと一時的に不安が減ります。

しかし、時間とともに不安がリバウンドしてくるということも関係していると言われています。

 

薬の効果に悪影響がある

アルコールを飲みすぎると、薬を身体に取り込む作用が弱まることが確認されています。

その結果、薬が体内に留まりすぎて、効果が過剰に出てしまうことがあると言われています。

また、SSRIのような抗うつ薬の効き目を下げてしまうこともあると言われています。

 

アルコール依存症とは何か?

アルコール依存症とは、お酒の飲み方(飲む量、飲むタイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。飲むのはよくないことだとわかっていても、脳に異常が起きて飲むことをやめられなくなります。

その意味では、アルコールは麻薬や覚せい剤と同様の依存性の薬物の一種だともいえます。またアルコール依存症は患者さん本人の意思の弱さによって起きるものではなく、医療機関で治療が必要な病気であるともいえます。

出典:アルコール依存症治療ナビ

 

つまり、アルコール依存症とはアルコールを手放せない病気なのです。

 

アルコール依存症をチェックする方法

アルコールへの依存度をチェックする方法がいくつかあります。

今回は、久里浜医療センターによって作られた日本人向けのアルコール依存症の判定テスト(男性版)をご紹介します。

 

チェック内容

1.食事は1曰3回、ほぼ規則的にとっている

「はい」or「いいえ」

2.糖尿病、肝臓病、または心臓病と診断され、その治療を受けたことがある

「はい」or「いいえ」

3.酒を飲まないと寝付けないことが多い

「はい」or「いいえ」

4.二曰酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかったりしたことが時々ある

「はい」or「いいえ」

5.酒をやめる必要性を感じたことがある

「はい」or「いいえ」

6.酒を飲まなければいい人だとよく言われる

「はい」or「いいえ」

7.家族に隠すようにして酒を飲むことがある

「はい」or「いいえ」

8.酒がきれたときに、汗が出たり、手が震えたり、いらいらや不眠など苦しいことがある

「はい」or「いいえ」

9.朝酒や昼酒の経験が何度かある

「はい」or「いいえ」

10.飲まないほうがよい生活を送れそうだと思う

「はい」or「いいえ」

 

採点:「はい」の合計数

4 点以上: アルコール依存症の疑い群

1 ~ 3 点: 要注意群(質問項目 1 番による 1 点のみの場合は正常群。)

0 点: 正常群

詳しく知りたい方はこちらを参照ください。女性版もあります。

 

アルコール依存症を改善する方法

禁酒する

禁酒するのは当たり前だと思うかもしれません。

それができないから苦労してるんだよと思われるかもしれません。

ではここで、禁酒を成功させるポイントについてお伝えします。

アルコールを買い置きしない

アルコールはまとめ買いした方がお得ということがよくあります。

スーパーなどで買う場合、単品で買うよりもまとめ買いの方が安かったり、楽だったりします。

でも、それを「止める」ということなのです。

「買い置きしない」ということなのです。

家にあると飲んじゃいますから。

この手の話しは、アルコールに限りません。

お菓子も家にあると無性に食べたくなることがありませんか?

でも、なければ意外と我慢できるものです。

アルコールも同じでなければないと我慢できるものです。

買い置きはできるだけしないようにしましょう。

付き添いで飲まない

職場などで誘われると断れずに、飲み会にしぶしぶついていくことはありませんか?

パニック障害の方に多いのが、「誘いを断れない」ということで悩まれていることがあります。

結論から言ってしまうと、「行きたくなけば断る」のです。

今まで説明したとおり、パニック障害とアルコールは強い結びつきがあります。

アルコールは最悪の場合、アルコール依存症になってしまいます。

パニック障害を治すまでは、安易に飲み会に行かないことが得策です。

「自分の身は自分で守る」ということを肝に銘じる必要があります。

 

最後に

パニック障害の不安から免れるためにアルコールを飲むことは悪い事ではありません。

現に私も過去にアルコールで不安を和らげたことがあります。

ですので、アルコールを頼りたくなる気持ちはよく分かります。

ただし、飲み過ぎてアルコール依存症になることは気を付けねばなりません。

パニック障害が治る前に、アルコール依存症になってしまったら、何のための治療しているのか分からなくなります。

だとすると、中途半端にアルコールに頼るのは止めた方がいいのです。

本気でパニック障害を治したいなら、不安をどうコントロールしていくかを考えるべきです。

コントロールするのに大切なのは、アルコールでも薬でもありませんから。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンエンジニア。 ブログ「サラリーマンでもバレずにパニック障害を治せ」2年かけて自力でパニック障害を克服した体験をブログに日々更新している30代前半。 趣味は読書と海外ドラマ。