こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに克服のヒントをお届けすることを目的にブログを書いています。
先日見えた映画で、思わず胸が締め付けられるような作品がありました。それが、
この作品は、5歳のときに迷子になりオーストラリアに養子にもらわれた男の子が20年後に実の家族を探すストーリー。
これ、実話なんだそうです。
ちょうど息子の年齢とダブりまして、電車で迷子になるシーンなどはとても胸が締め付けられてハラハラさせられました。
エンディングの最後に出た字幕に驚きました。
インドでは毎年行方不明になる子が8万人以上いるとのこと。
映画を見ると、たしかにそうかもしれないと、その理由が分かります。
アカデミー賞にもノミネートされたほどの作品で、見応えありました。
私が見たときはちょうど週末100円のときだったんですけどね。
さて、今回は「パニック障害になったのなら、なにか治療を始めるまえにまずは自分のことを知ろうよ」ということでお伝えしていきます。
ちょっと、私の体験談をお伝えしていこうと思います。
社会人になって、最初に任された仕事が画面のレイアウトを直すというもの。
エクセルを使ったとても細々した作業で、手順を教えてもらってやったのですが、どうしても作業を端折るクセがありまして。
ちゃんとやるように!と先輩からよく注意を受けていました。
「こういうのをまじめにやるの、すげーいやだ」
「オレにこういう仕事は向かないな」
なんて思っていたんです。
それで数年経ってから部署が異動になりまして、別のプロジェクトに参加するようになりました。
そこでは、30人くらいの人に仕事を指示して、全体の進捗であったり、作られたものの品質であったりを管理をする仕事になったんです。
作業者から管理者へ仕事の内容が変わったんです。
そうしたら、これは私にとても合っていたんですね。
人が多いですから、人を見て仕事の振ったり、作られたものの品質を見ていく必要がありました。
この人は信用できるか?
この人はまじめに取り組める人か?
この人はいいわけせずに作業をする人か?
人を見抜く目利きにならないととても全体を管理なんてできません。
私は人を見る目はあったようで、ピンポイントでダメな人を見極めて重点管理をしたり、優秀な人に重要な仕事を任せて、チームを上手くまわしていたんです。
問題など起きたときには、人間力が試されるんですけども、それも自分には合っていました。
「あ~、この仕事は辛いこともやりがい多いな」
と思えるようになっていました。仕事の相性の良さもあってか評価は2段階ほど一気に上がりました。
「やっぱり!」とそのとき思ったんです。
でね、ここで言いたいのは、人には向き不向きがあるということなんです。
学生のころも似たようなこと、ありましたよね。
バスケットボールが得意な子もいれば、サッカーが得意な子もいれば、水泳が得意な子もいて、さまざまでしたよね。
勉強もそうで、数学が得意な子もいれば、国語が得意な子もれば、英語が得意な子もいて、人には必ず向き不向きがあるわけです。
で、そういう向き不向きのあるのを分かった上で、
「自分には何が合っていて、何が合っていないか分かっているか?」
ということなんです。
自分の強みと弱みを知って、
自分がどう振舞っているとストレスを感じて、どう振舞っているとストレスを感じるかを分かっているか?ということなんです。
これは仕事でも大切なことですし、パニック障害の治療においてもとても大事なことですよ。
よくパニック障害の治療などで、カウンセリングだの、自己啓発で自分を変えようだのと、いろいろと治療法があると思います。
でも、そういった治療に専念する前に、ご自身の性質を先に知るべきであるということなんです。
ただ、自分に合うものが何で合わないものが何かをどうやったら分かるの?と悩む人もいると思います。
そういう方は、いろいろと試すと良いと思います。
カウンセリングもいきなりハマるのではなく、いろんな人のを受けてみる。
または、パニック障害を経験したことのある人に複数人に会いに行って相談してみる。
どんなタイプがあるのかというのを知ることから始めるのがよかろうと思います。
私もいろんな立場の仕事をやってみたから、肌にあう仕事が分かりましたし、パニック障害の治療法もいろいろと試して自分に合うものが見つかりましたから。
これしかない!とひとつに決めずに、自分をよりよく知っていくために、いろんなものを試してみるのが良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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