こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに克服のヒントをお届けすることを目的にブログを書いています。
読後感が爽やかな本でした。
どこが爽やかなのか、と言えば、
今まで芸能人としての成功を追いかけてきた著者が、
病気をきっかけにして仕事よりも大切なことに気付いていく点です。
著者はとても長い時間をかけてパニック障害と向き合ってきました。
そして、これからも向き合ってきます。
長い闘病生活では、たくさんの失敗や成功や、人のつながりによって、
自分にあった仕事の量、仕事のスタンス、家族との繋がりを
ひとつひとつ見直していきます。
その姿がとてもいい。
すごいことだと思います。
この手の本を読むといつも思うことがあります。それは、
パニック障害と向き合えてない人のブログなどを読んでちゃダメ!
それに触れるということは、あなたも同じ思考になるということですから。
もっと治りにくくなったり、
もっと向き合えなくなるのは想像できますよね?
そういうブログは、ときどき読みたくなるの、分かります。
私も症状が辛いときに「自分よりも酷い人がいるんだ」と思って読んでたことがあります。
とても後ろ向きな気持ちで読ませてもらっていましたが、それでもなんかまだまだ自分は!と思えたります。
ですので、全く読むなとは言いませんが、継続して読むのは止めるべきです。
思考がそっちにもってかれちゃいますから!
そういうものを読むなら、パニック障害をきっけかに人生の豊かさを学んだ人たちの本を読むべきです、今回紹介するように本などね。
同じ病気で苦しんでいた人が、
「どうして変われたのか?」
「どんなイベントをきっかけにして症状が改善したのか?」
「今はどんな生活を送っているのか?」
このことを学び取るのが良いと思うんです。
結局、治療の肝は、パニック障害のことをどのように捉えるか?ですからね。
その点で、読書は「誰にも頼らずにできる治療」と言えます。
自分のペースでできて、何度も読めて、何度読んでもお金はかからない!
これほど費用対効果が高い治療が他にありますか?
今回紹介する本から、たくさんの共感と学びを受け取っていただけたら幸いです。
ポイントをピックアップしながら、ご紹介していきますので。
特に、パニック障害であることをひた隠しにして努力されている方に読んでほしいと思います。
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※薄い本で、口語調に書かれてますのて、とても読みやすいです。
きっと寝不足に違いない。長い人生、こんなこともあるはずや
そうなんですよね、そのときは身体に異変があっても気にしない。気のせいだと思うものですよね。でも、あとで考えると、あのとき兆候はあった、はっきり思いつくことがありますね。
呼吸ができないと、それだけでパニックになってしまう。本当にこのまま死んでしまうのではないかと思った。
始めてパニック発作を経験したときはみな同じような感覚になります。
圧迫感があるものは一切受け付けなくなった。ネクタイも駄目。冬にハイネックを着ることもできなくなった。
これ私がサラリーマンだからかホント分かる!身に付けるもの、着るものから密着感や圧迫感を感じるのは耐えがたい苦痛に感じるんです。できるだけ取り除くようにされた方がいいですね。
不思議なことに、酒を飲むとそれまで感じていた不安が解消した。
お酒とほどよく付き合うのは、パニック障害に治療に効果的だと思います。依存するまで酷くさせないために、一人飲まないことがいいと思います。
発作が起こってかれこれ8ヵ月くらいたっただろうか。自他ともに鉄人と認める僕もついにギブアップした。
私もそうでしたが、自分のことを人よりも健康だと思っているほど危ないんですよね。頑張ってしまうものです。さあ、ギブアップして仕事を減らして、病気と向き合うところからがスタートですね。
・頓服のおかげで自信を取り戻す。
これは誰しも分かるところだと思います。頓服薬はお守り!頓服薬以外にもないか守ってくれるものと言えるものがいいですね。たとえば、電車の中で顔が火照ってきたりしたときは、センスで顔を仰ぐと落ち着くので、センスをお守りとしていつも持ち歩いていました。
自分がかかった病気は、医師や家族が助けてくれることがあったとしても結局、治すのは自分以外にいない、そう思えてならなかった。
言うまでもなく激しく同意します。彼らはあくまでサポーター!治すのは自分自身です。
ほんの1%でも希望があるものはやってみるべきだと思ったのだ。自分に治療法、病院を探すのがこの病気をこくふくするのに必要なことだ。
いろいろやってみるのがいいと思います。だって合う合わないは詰まる所、やってみないと分からないですよね。
人から見れば逆境や不幸に思えるマイナスのことでも、そのなかから何を見いだすかは、その人の発想や努力、心がけしだいだ。
これも言うまでもなく、その通りだと思います。パニック障害のことをどう捉えるのか?パニック障害から何を学ぶのか?なんです。
前向き過ぎ!!と思ったかもしれませんが、結局はパニック障害とどう向き合うかなんです。
これに早く気づけた人が早く治せる人なんです。
気になったポイントについて駆け足でお伝えしてきました。
もっと詳しく知りたい!と思われたかもしれません。
著者はもっと深く悩み、よくこんな恥ずかしいことを本に書けるよなと思う事だっても赤裸々に書いています。
きっと学びがあるはずですから、一度読まれることをおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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