もしパートナーがパニック障害になっても別れない方が良い理由

パートナーがパニック障害になり、そろそろ別れたいなと思っていませんか?

  • 夫がパニック障害になり、体調や精神が安定しないので、こっちまでおかしくなる
  • 妻がパニック障害になり、一緒にいるのがつらい
  • パニック障害の妻といると、こっちまで病気になる

そういったお悩みをお持ちかもしれません。

もしパートナーがパニック障害になった場合、そういった悩みを持つのは、誰にでもあるのではないかと思います。

 

パニック障害という病気は、やっかいです。

時間がたつにつれて、他のメンタル系の病気を併発することがありますし、症状や体調がさらに不安定になっていくことがあります。

普通の健康な人からすると、全く理解できないことがあるかもしれません。

そういった理解できない状況が続くと、だんだとウンザリしてくるかもしれません。

もう「この人と別れたい」と思うことがあるかもしれません。

 

その気持ち、分かります。

私は、パニック障害になった側で、奥さんに結構な心配と迷惑をかけて、ウンザリさせてきた側です。

私の場合は、ラッキーなことに、奥さんはあまり文句も言わず、私の体調が回復するのを側で待っていてくれました。

 

奥さんからしたら、「大丈夫?」と思ったこともあったと思います。

無理した暴露療法をしているときも、セミナーに通っていろいろと試行錯誤しているときも、平日グッタリして会社から帰って何も言わなかったときも。

私の様子を見て、奥さんが不安に思ったときも、じっと側でついていてくれたことに、とても感謝しています。

だから、パニック障害を乗り越えられたとき、二人で乗り越えることができたと思ったんです。

困難を一緒に乗り越えることできて、なんとも言えない絆ができたと思えたんです。

そのおかげもあって、奥さんとは今でも仲よくさせてもらっています。

なので、私の意見としては、「パニック障害のパートナーと別れない方がいいのでは」と思っているんです。

なぜならば、お金では買えないパートナーとの絆を手にするチャンスだからです。

 

別れない方がいい理由1:相手を理解できないのは普通

病気でいる相手のことが分からなくなっていって、不安になることがあるかもしれません。

でも、病気でいる相手のことを、本当に理解できる日がやってくると言えば、そんな日は来ないと思います。

なぜならば、病気のことを含めて相手を理解することはできないから、です。

「それって冷たい」と思ったかもしれませんが、それが現実だと思うんですね。

 

人はそもそも、経験したことのないことを理解するのは相当難しいです。

加えて、男女差による体の違いを理解するのは、相当難しいと思うんです。

たとえば、女性の生理です。

妻のしんどそうな様子を、たびたびに目にすると、辛そうだなと言うのは分かります。

でも、辛そうな痛みや体調について、私は感じたことがありませんから、どの程度のものなのか、想像はできても、理解することはできませんね。

他にも、男性の場合、股間にボールがあったりすると、激痛というか、鈍痛が走ります。

それは、女性は感じることができないので、想像はできても、理解や体験することはできませんよね。

このように、人は自分が体験したことはないことは、想像することはできても、理解することはそうとう難しいと思うんです。

 

なので、相手の病気のことを含めて理解できないことに悩む必要はないのではと思うんです。

なぜならば、体験したことはないことは理解できないからです。

 

別れない方がいい理由2:困難が絆を強める

困難が二人の絆を強めるのは、あると思うんです。

うちの場合、奥さんからすると、相当面倒くさかっただろうし、心配だったと思います。

ひとりで暴露療法と言って、無理やり急行電車に乗ろうしたけど、結局乗れなくて、落ち込んで帰ったことは何度もありました。

電車が少し乗れるようになったとき、一緒に出掛けたときも、私の体調が急変して、私が電車をひとりで降りてしまったこともありました。

メンタルクリニックに通院を始めたときも、心配だったと思います。

セミナーに通い始めて、本をたくさん買い始めて、高額な壺でも買わされるのではと心配したと思います。

何をしているのかよく分からなかったこともあったと思います。

 

でも、待っていてくれたので、戻ることができたんです。本当に感謝しています。

でもね、相手は必ずあなたに大事されたことを覚えているものです。

大切にされて嬉しかったことを覚えているものです。

 

先日ある読書会で聞いた話ですが、パートナーが高齢になり、認知症になって、話しが通じない状態になっても、自分が大切にされているかは分かるそうなんです。それって、どんな状況にあっても、人は自分がどう扱われているかが分かるし、深く残るということだと思います。

もし荒っぽく扱われれば、認知症の人でも必ず後でリベンジするそうです。

  • わざとトイレに行かなかったり
  • ご飯をわざとこぼしたり
  • 部屋から出なかったり

でも、丁寧に扱われえると思うと、介護の方に応えようとするらしいのです。

きっとそれは、夫婦であっても同じだし、人と人はそうやって、GIVE&TAKEの関係があるのだと思います。

相手のことを思っても、相手がすぐには変わらず、見返りがないかもしれませんが、数年後、別の形となって返ってくると思います。

 

1-3.別れても似た人を好きになるかも

ここはさらっとしますけども・・・。

周りの友人に、「前も似たような人と付き合ってなかったっけ?」と思う人いませんか?

それは、その人だからなのか、人間本来の姿なのか、どっちなのか分かりません。

ただ一般論として、似たような人のことを好きになりやすいというのはあると思います。

だとしたら・・・相手の方と別れても、また似たタイプの方を好きになる可能性は十分にありますね。

ならば、また似たような苦労をする可能性も十分にあるように思います。

 

じゃあ、どうしたらいいのか?

パニック障害の相手と別れないためにできる3つのことをお伝えします。

 

2.パニック障害の相手と別れないためにできること

2-1.待つ

パートナーがパニック障害の場合、待つのが最善です。

私がいうのもアレですが、体調が回復するまで、妻が待ってくれました。

いつ治るのか?は当時は分かりませんでしたが、ただ待ってくれました。本当に感謝してます。

 

待つというのは子育てにも通じるところがあります。

子育てがある程度が行くと、親の言うことを聞かなくなることがよくあります。

そんな態度に「こらぁ~~~!!!」と怒って動いてくれればいいですが、そんなに単純ではないはず。

こんなとき、親はどうしたらいいのか?

 

待つしかないんですよ!

 

子どもが何かに気付いて、自発的に動いてくれるのを待つしかないですよね。

引きこもりだって、頭ごなしに言って効果ありますか?ないですよ。

本人が何かをきっかけに動き始めるのを待つしかないんです。

親という漢字は、「木に立って見る」と書くように、遠くから見守ることしかできないときがあります。

 

パニック障害も同じで見守るしかないときがあるんです。

いつ回復するか、いつまともに動けるようになるのか、いつ普通に仕事に行けるようになるのか、誰も分かりません。

ある人は3カ月で治ったと言う人がいるし、ある人は10年かけて治ったと言う人もいます。

治る期間は人それぞれです。

パートナーを焦らせても何もいいことはありません。

反発されるだけです。

本人は本人なりに頑張っていますって!

焦らすということは、「お前の頑張りが足りない」「今のお前のままではダメ」と否定になっているんです。

ですから、待つことが最善の手だと思います。

 

2-2.共感する

パニック障害のことを頭で理解できなくとも、共感はできます!

パートナーのことを観察していれば、もしかして・・・と思うことが出てきます。

 

生理の例で言えば、家事がいろいろと残っているのに寝ながらスマホをいじっているということは・・・、

「そうする以外になにもできないほど、ダルイということなんでは?」

・・・そうだとすると、相当辛いんだな。

「本当は家事をしなきゃいけないと分かっているのに、分かっていても動けないのでは?」

・・・そうだとすると、相当苦しいんだな。

相手のことを観察しているとそういうことが見えてきます。

 

つまり、なぜできない?ではなく、分かっていてもできないほど辛いのでは?と想像することです。

それが共感するってことなんだと思うんです。

 

パートナーへの共感は、パニック障害の有無に限らず必要です。

頭で理解できずとも「辛かったね!」と言うだけで十分だと思うんです。

 

2-3.黙って話を聞く

カウンセラーのようになるしかありません。

カウンセラーがクライアントの方と信頼関係を築くのにもっとも大切にしていることはなにかご存知でしょうか?

これはカスタマーサポートの人が鉄則にしていることと同じですよ。

 

3.まとめ

一緒にいる時間が長くなるほど、関係性は少しずつ変わってくると思います。

  • 最初はラブラブで、こんな人と一緒にいれるなんてとても幸せだ!と思う。
  • そのうち、家事や食事や片付けなど細かいことが気になり始める。
  • そのうち子どもができたりして、急に忙しくなって夫婦の会話がなくなってくる。

時間とともに環境も変わる当然で、ふたりの関係が変化していくのはあたり前だと思います。

そんな変化がプラスに行けばいいですども、悪い方向に行っているなら、二人で協力して軌道修正するべきことだと思います。

パニック障害も、二人の新しい形なんだと思うんですよね。

茨の道を一緒に歩いてくれる人は、人生でかけがえのない人になることは間違いないと思います。

それでもどうしてもムリ!と言うなら別れるしかありませんね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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