こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害になると、いつも戦々恐々としてしましますよね。
- 発作が恐い
- 逃げだしたい衝動が起きないか
- 薬は効いているのか
- 乗り物での移動はないか
- 閉鎖的なところはないか
職場にいても家にいてもなかなか落ち着くことができないと思います。
でもね、パニック障害になったならばジタバタしても仕方ないんですよ!
パニック障害の場合、発作が1年以上にわたって頻繁に起こったり、予期不安にずっと悩んでいたりすると、元の体調にすぐに戻れる場合もありますが、確率としてかなり低いでしょうね。
なので、私も4年も悩んでいましたから~。
すぐによくならないなら何をするべきなのか?
パニック障害は薬を飲んで、「はいOK~!」と簡単に片付けられるものではないですよね。
- 薬を飲むことに抵抗がある
- 薬が効いているか不安
- 薬を飲んでいても不安
- でも薬がないと自信ない
という感じで感情面でもとても不安になりやすいです。
なのでまずは、
「落ち着くこと」
なんです。
感情面でも不安定なのが辛いし、すぐに治ってほしいし、そういう気持ちはよく分かります。
私もすぐに治ってほしかったのに、結局4年も悩んでいましたからね。
ただ「落ち着こう」て言っても全員が全員落ち着けるわけではないことは分かっています。
でもね、落ち着けない人はどんな人かというと・・・
- パニック障害を受け入れられない
- パニック障害の症状を無きことにする
- パニック障害のことを秘密にする
ような人ですよ。
隠していても、向き合わずにいてもいいことありません!
それは私の4年のキャリアで分かりますし、パニック障害の治療に関する本で言っていることですよ!
なにもせずに放置していて、良くなることはまずないし、むしろ悪くなる場合がほとんですよ。
だから少し辛いかもしれないけど、ちゃんと病気を受け入れて、まずは落ち着くんですよ。
では落ち着いたら何をするべきなのか?
では落ち着いたら何をするべきなのか?
それは、
「過去にどんなことがあったかを時系列にする」
んです。
なんで過去にどんなことがあったかを時系列にすると良いかというと、
「今の状況があるのは、過去に起きた出来事や選んできたことの積み重ねで成り立っているから」
なんですね。
例えば、進学したことを思い出してください。
高校や大学や専門学校に入るために受験して、合格したり不合格になったりしますよね。
合格した学校のなかから、進学する学校を決めますよね。
そこで学校を選んでいるじゃないですか。
なぜその学校を選んだんでしょうか?
就職先もそうですよね、なぜたくさんある企業の中からその会社に就職したいと思ったんでしょうか?
または、内定をもらった会社のうち、何が決め手となって1つに選んだんでしょうか?
たとえば、大学の専攻に工学系を選んだのは、父親がメーカーに勤めていたから、とか。
選んだ理由はひとそれぞれですよね。
こうやって、過去に起きた事となぜ選んだ理由を紐解いて時系列に並べるとあることが分かってくるんです。
それは、自分の思考のクセ、行動のクセ、決断のクセが分かってくるんです。
- 人がすごいと言ってくれるところを選ぶ!
- 自分が信じたことを選ぶ!
- 目上の人から言われたことを間に受けやすい
- 大事な決断は人に任せている
記憶のなかで、インパクトが強かったもの、よく覚えているもの、フッと思い出したものなどを時系列に紙に書いてみると自分のことが見えてくるんです。
それが分かると、
- 「あ~だからあのときに、あんなことになったんだ~」
- 「なるほど!昔からのクセを今でやっちゃっていたら苦しんでたんだ!」
なんてことが分かってくるんですね。
そうすると、いまなぜこんなに追い詰められているのか理由が分かってくることがあります。
それが分かったら、
「そうか!そのせいでうまくいかなかったんだ!」と原因が見えてきてたり聞こえてきたりするんです。
それを見つけるために過去を思い出すんです。
まずはゆっくりした場所で、気持ちに余裕があるときに、机に向かって過去あったことを書いてみてください。
少し時間はかかるかもしれませんが、きっと今まで知らなかった面が見えてくるはずですから!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
コメントを残す