こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに向けて克服のヒントをお届けしています。
今回は「パニック障害ならば車の運転はどうしたらいいか?」についてお伝えします。
パニック発作を経験していると、
車の運転中に発作を起こしてしまうのではないかと心配になることがあるのではないでしょうか。
そういうとき、
パニック障害の事情を知っている人と乗車する場合であれば、
体調を分かってくれているので、あまり説明はいらないかもしれませんが、
パニック障害の事情を分かっていない人と知っている人と乗車する場合は、
なんて言えば運転をせずに済むなど心配になることもあるかもしれません。
または、
発作が起きたときに対処法はないのか?
ということが気になることが気になるかもしれませんね。
今回はこのあたりの疑問についてお答えしていこうと思います。
まず、
「パニック発作が心配なとき、車を運転してよいか?」
という疑問があると思います。
先に結論を言いますと、
「今は絶対に運転しないでください!」
ということです。
なぜなら、
パニック発作を経験しているなら分かると思いますが、
パニック発作中は何もできないですよね?
まともな思考なんてできないし、
そんなときにまともな判断ができるはずもありません。
車の運転は一瞬の判断の間違いが大きな事故につながらものですから、
そんな状態で車の運転なんて、絶対ムリです!!
危険すぎるっ!!
自分の命と同乗者の方の命を危険にさらす行為です!!
運転をしなければいけなくなったら、必ず断るべきです。
もし、断れない状況があるならば、
素直に事情を話すか、または何かしら言い訳をして逃げ切るしかありません!
つまり、どうにかして、運転するのは避けるべきです。
私もパニック障害が治るまでは、運転しませんでした。
家族で車で出掛けるときは、妻に運転してもらっていました。
最近では、運転するようになりましたけどね。
ただ、たま~に渋滞中や高速道路を走っているときに、不安を感じることがあるんです。
「なんか嫌だな~」
と思うことがあるんです。運転中にですよ!!
感覚としては、パニック発作の前兆のようなものを感じることがあります。
「よく分からないけど、なんか不安!」
みたいなときが今でもたまにやってくるんです。
そんなとき、危険じゃないですか!!
高速道路なら、なおさら止まれないし、危ないじゃないですか!!
そんな、すぐには止まれないときや、運転し続けなければいけないとき。
ある事をすると、私の場合はすぐに落ち着いてきます。
それは何にかというと・・・・。
呼吸法です。(またかい!!)
パニック障害に息苦しさを感じる人はやってみるといいですよ。
「7秒吸って、7秒吐いて、7秒止める」というのを運転しながらやっていると、
だんだんと落ち着いてきます。
これは、しっかりと頭の中で秒数を数えることが大切です。
口をすぼめて息を吸ったり、吐いたりしているときに、リズムを刻むように秒数を数えます。
私は場合は、これで不安はほぼ解消します。
思うんですけども、よく分からない不安というのは、誰しもあるのではないかと思います。
まさに原因不明というものです。
そういうものに対して、
原因を考えたり、理由を考えても答えができないことがあると思います。
だからそういうときは、
仕方ないものであると割り切ることも大切なのではないかと思うんです。
「なんで不安になったんだろう」
「なんでだるい感じがあったんだろう」
「なんで詰まる感じがあるんだろう」
でも人間誰しも、そうときがあるのではないか?というのが私の意見です。
もちろん、突発的なものに限りますよ。
いつも、そういう感覚があるのながら、お医者さんに診てもらった方がよいでしょう。
でも、今まで体調が良かったのに、車を運転してみたら突然不安になったというのは、
明らかに、車の運転という条件のせいで、体調に変化が出ているということですから、
そもそもの調子には関係ないと言えます。
でも、どうしても気になってしまう!
というのであれば、結論が出るまで考えてもいいですが、
考えてみても、不安が募るだけで、答えは出てこないんじゃないかと思うんですね。
「忘れてしまう」「気にしない」というのも、
パニック障害と付き合って行くのに必要な考え方です!
話を戻して。
どうしても、運転を断れないときもあると思います。
家族や友人とではなく、同僚や上司などと同乗することになり、
運転しなければいけないときもあると思います。
その場合であれば、
今日は朝から体調が悪いとか、車に酔いやすいなど理由を付けて、運転は避けましょう。
そこまで言えば、
「じゃあ、別々で行こうか」「後部座席に乗ったらいいよ」となるのではないでしょうか。
ただ、そもそも、
同僚や上司とお客さんのところへ行かねばならないとき、
しんどいですよねー!
私も別行動をしたいのに、断る理由がないから一緒に行かざるを得ないことがよくありました。
そういうときに、タバコって、良い言い訳になりますよね。
「たばこ、吸うから先にいきます」
これこれで、日本の会社だとありですもんね。
別にたばこを吸うべきだなんて言ってませんからね、私は吸ってませんし。
では、今回のテーマについてまとめます。
パニック発作を恐れているうちは、運転は絶対にNGです。
家族や友人など事情を知っている相手であれば、
運転できないことを話せばいいでしょう。
同僚や上司など事象をしならない相手であれば、
車に酔いやすいだの、今日は体調が悪いなど言い訳して、どうにか運転しないようにするべきです。
それでもダメだと言われたら、事情を話すして納得してもらうんです。
これは、命にかかわることですからね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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