こんにちは。鹿内です。
私は自力でパニック障害を治してきた経験から、パニック障害を良くするコツは、キャラクターを変えることにあると思っています。
キャラクターとは、人から思われてる性格や予測される言動のことです。
キャラクターは無意識ににじみ出ることもありますが、ある程度コントロールして周りの人に意図的に思わせることもできることが分かったんです。ま、ウソは通用しないんですけどね。
私はパニック障害に悩んでいたころ、周りの同僚たちの期待に応えようと、同僚や上司が望むようなキャラクター(勤勉実直)を演じてしまったところがありました。
そのせいで長時間労働をするようになり、自分の気持ちや体調よりも仕事を優先するようになっていました。
その結果、パニック障害になっていったので、同僚や上司が望むキャラクターを続けていては、社会人としてやっていけないという危機感を思ったんです。
そのころ、子どもが生まれたばかりでしたので、いろいろと出費がかさんでいたので、いくら体調不良でも仕事は辞められないと思っていました。
仕事の仕方や会社での私のキャラクターを変えないとサラリーマンを続けられないと考えて、意図的に職場でのキャラクターを変えていったんですね。
その作戦が功を奏して、私の場合は今でもサラリーマンを続けることができているんです。
本記事は、働きながら、会社にバレずにパニック障害をどうにかしたい人向けに書いていこうと思います。
人ってできれば、周りの人の期待に応えたいと思いますよね?
たとえば仕事であれば、上司やお客さんや同僚の期待に応えたい。
または期待に応えなくても、変な目で見られないとか嫌われたくないと思ったり。
仕事だけではなく、家族がいるならば、親や兄弟や親戚の期待に応えたいと思うことがありませんか?
期待に応えようとすることは悪いことではないですよね。
期待に応えようとする結果、人を喜ばしたり、相手の期待に応えた成果を出したりできるので、自分の能力が高まり、より成長できることはありますから。
目標に向かって努力する場合も、自分のためだと思うと途中で挫折してしまうことでも、他の人がいることで努力できることがありますよね。
スポーツの世界はまさにそうで、一人でいくら練習していても成長を測ることは難しいけれども、周りと比べられることで、自分の位置が分かり、努力できることがありますから。期待に応えようとすることは悪いことではないでしょう。
でも、問題はなのは、度を越えてしまうときです。
「覆水盆に返らず」ということわざにある通り、行き過ぎてしまって、器からこぼれ落ちると元に戻らないように、人も他者の期待に応えようとし過ぎて、ある一線を越えてしまうと、体や心に不調が出てくるのです。現れ方の一つにパニック障害があります。
だから、実はパニック障害になったときは、チャンスなんです。
どんなチャンスか?
それは変わるチャンスです。
私は、パニック障害の症状がつらくとも、どうしても会社をやめたくなかった。
理由は、お金とキャリアです。さきほどのお伝えしたように、生活が厳しかったし、将来を考えたら、すぐに辞めることをできませんでした。
なので、どうしたら仕事を続けながら、会社をバレずにパニック障害を落ち着かせられるか?
これを考えました。
まずは、どうしたら定時で帰れるかを考えました。
それにはまず仕事を何でも受け取る人をやめようと思いました。
当時、チームの仕事で担当が決まっていないような仕事があると、率先してやるようにしていました。
それは、周囲の期待に応えたいという思いからでした。
ただそれを続けていると、「じゃあ、今回も」「じゃあ、これも」みたいに、私がやるのが定番になっていることに気付きました。
この流れを断ち切らないと、定時で帰ることは難しいと思い、適当な理由を付けて、仕事を断るようにしました。
加えて、家庭を大切にする人に見られるよう(実際に大切にしていましたよ)に、職場で雑談するときは、家族のことを話すようにしたり、仕事の納得度よりも時間を優先して強制的に帰るようにしていったんです。
そうしたら数か月はかかりましたが、意図したとおり、家庭を大切にする人だから、早く帰る人という印象を、チームのメンバーや同僚たちに思ってもらえるようになったんです。
子どもが生まれたばかりということもあって、印象をすぐに変えることができたんです。
これによって、なんでも仕事を引き受ける定番が崩れていったんです。
「そこまで同僚の人たちに気を使わなくてもよくない?」と思うかもしれません。
最初からそう思えてれば、私はパニック障害なんかになってないっすね。
どうしても周りに気を使っていた(的を得ていたかどうか微妙)ので、ストレスを抱えやすかったんだと思います。
これにより、早く帰れるようになり、仕事でのストレスが軽減されていったことは、働きながらパニック障害を改善するのに、とっても良かったと思います。
ここで注意点なのは、周りの人から見られる性格を変えるには、ウソはダメということです。
家族を大切に思われるには、実際に家族と過ごす時間を増やして、本気で家族を大切にして、まず家族を最優先にしている事実が必要です。
雰囲気はにじみ出るものだと思うので、ウソは通用しないでしょう。
実際にしていることをうまく会社にアピールすると考えてもらった方が適切と思います。
「こんなに考えなくてもさっさとと会社なんて辞めれば?」と思う人もいるかもしれません。
そうなれたら、どんなに楽だったか。
こればっかりは私の性格というか価値観なので、そのときはどうしようもないと思っていましたね。
なので、本記事は、仕事を続けながら、会社にバレずにパニック障害を改善させたい人向けだったんです。
できそうなことから、試してみてください。
やってみるといろいろと気付きが合って面白いですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメントを残す