こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに克服のヒントをお届けすることを目的にブログを書いています。
パニック障害に関してこんな記事がありました。
こういう記事はとても良いと思うんですよね。
「え、あの人もパニック障害だったの?」という感じに世間の人は思うじゃないですか。
パニック障害というのが身近に感じられるし、変わった病気なのではなく誰にでも起こりえるというメッセージが伝わっていきますよね。
この方は、「アップダウン・ファンク」の歌で有名になって、そのことをTEDで話しをしていたのをたまたま見かけたことがありまして、それで覚えていました。
この方のアドバイスには激しく同意します。
① パニック障害の「根源」を探り当てること
② 呼吸法や瞑想など、症状をコントロールする術を見つけること
私もパニック障害を治すには、根源を見つける必要があると思いますし、呼吸法で症状はある程度コントロールできると思っています。
というか自分の経験を踏まえても、この2つがほぼ最善解なんじゃないかと思っています。
さて、今回は「パニック障害の人はお酒の飲む方には気をつけないとアカンぞ」ということについてお伝えしていきます。
パニック障害の症状にお酒がよく効くのをご存知ですか?
これは私も体験したことがあるのですが、普段電車に乗るのが辛くて途中下車してしまうのを繰り返していたとき、お酒を飲んで乗っていると、途中下車したくならず、最寄り駅まで乗り続けられたことがあったんです。
つまりこれって、お酒を飲むと症状を軽くすることができる、ということですよね?
このことを知らなかった方や、体験されたことがない方は、ぜひ一度やってみると良いと思います。
百聞は一見に如かずと言いますからね、実際にやってみると効果に驚くと思いますよ!
なぜお酒を飲むと症状が軽くなるのかと言えば、答えはとてもシンプルだと思います。
「力みがあるかどうかの違い」
お酒を飲む前と飲んだあとの違いを思い浮かべてください。
なにが違いますかね?
1つは認識力が圧倒的に落ちますよね。周りのことを把握するの能力は格段に落ちますよね。
2つ目はどうでもいい感が強まる。これはどういうことかというと、周りのことに対して認識力が落ちて、視界が狭くなると、周りのことを気にしなくなりますよね。だから、酔っ払いって大声で話しをしたり、普段よりも怒りやすくなったり、ふらふらしていても気にしなかったりしますもんね。ちょっとくらい周りの人に迷惑をかけても気づかないのが酔っ払いですよ。つまり、周りなんてどうでもいいというのが強まるわけです。
この2つを取ってみて、明らかに飲む前とは、力みが減っているわけです。
力みというのが分かりにくいならば、肩に力が入っていない、という言い方もできます。
パニック障害の人にとって、乗り物に乗るときや、密室感があるところに入るのって、とても緊張して肩にめちゃめちゃ力が入ると思うんですよ。
ほら!力みであるでしょ!
この違いが車内での症状に影響しているということなんです。
で、今回言いたいのはそこじゃないんです!
今回言いたいのは、上で書いたように、お酒でパニック障害の症状を軽くできることを知って、めちゃめちゃ飲んじゃってませんか?ということなんです。
これ、ホントにダメですからね。
なぜかって?
私もそうでしたけども、パニック障害になって病院に行くようになるというセリフがこちら。
「薬を飲みたくありません!だって薬づけになるから」
この気持ちは本当によく分かりますよ。私も薬を飲みたくないあまりに病院の先生とケンカまでしましたから笑。あの頃は若かった。
でね、たしかに薬を飲みたくない気持ちは分かります。
ただ、そういう人に限って、お酒で症状が軽くできることを知ると、お酒にハマっちゃうんですって。
これがね、よろしくないわけです。
だって、結局このあとのことを考えてみてください。
どうなっていくかというと、、、「アルコール依存症」というさらに治すのが難しいと言われている病気も併発しちゃう恐れが高まるんですって。
ここに足を踏み入れてしまうと本当に帰って来れなくなってきますから。
これは結局ね、薬の代りを探しているだけなんです。
でもね、薬の代りなんてないですって。
薬に代りを探すよりも自分で治すことを考える方が最善の道だと思うんです。
そして、前書きで書いたとおり、マーク・ロンソンの言う2つのアドバイスが最も有効だと思うんですよね。
(お、きれいに決まった!!)
最後までお読みいただきありがとうございます。
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