こんにちは。鹿内です。
この記事では、パニック障害になっても自分に自信を持つための方法をお伝えします。
パニック障害になると、どこへ行くにも最悪のことを考えてしまって、出かけられなかったり、出かけることが不安になったりして、自分に自信を持てないことがありますよね。
そういった自信のなさを解消するのが、今回紹介する「過去の自分と比べる方法」なんです。
過去の自分と比べることで、自分のこれまでの変化を実感できるようになり、今よりも自分に自信を持てるようになりますよ。
過去の自分と比べる
人は自然と他人と比べてしまいますよね。
あの人に比べたら私はできてないとか、周りの人に比べたら私なんてダメ、あの場面であの人のように振舞えない私はダメだとか。人と比べて自分の良し悪しを判断することがありますね。
パニック障害もそうで、みんな普通に電車やバスに乗っているのに、怖がっている私はおかしいとか、薬やカウンセリングの効果が出てない私はダメだとか、何をやってもすぐに不安になってしまう私は変だとか。
人と比べて自信をなくしていくのが、パニック障害の人の典型的な心理ですね。
そんなときはぜひ、周りの人ができていて、自分ができていないことを比べるのは、やめてください。
また、過去に調子が良かったときの自分と比べるのもやめてください。
自信を持ちたいときに比べるべきは、どん底のときの自分なんですね。
どん底のとき自分と比べる
どん底のときとは、パニック障害の症状がひどくて、どうしたらいいか分からず、どこへも行けず、ただ毎日をなんとか終わらせるだけで精一杯だったときですよ。
何をしたらいいかも分からず、ただ不安におびえるだけで、なんの助けもなく、なんの対処法も知らずにただ、パニック障害に不安になり、毎日落ち込むしかなかったあのときです。
そのときの自分と比べたら、どうですか?改善していますよね。
あのときはただただ不安になったり、緊張したりするしかなったのに比べて、今は少し我慢ができるようになっていませんか?発作や不安が起きる場所のパターンが分かってきていたりしていませんか?
パニック障害との付き合い方が少し分かってきていませんか?
どん底のときの自分と比べたら、あなたは確実に良くなっています。
そして、着実に前に進んでいるし、しっかりと対処できるようになっているんですよ。
だから、自信を持っていいのです。
過去の自分と比べるメリット
過去の自分と比べるメリットは、確実に勝てることなんです。
というか、確実に勝てる過去の自分と比べるべきなのです。
たとえば、社会人数年目の自分と、新入社員のころの自分とを比べたら、圧倒的に勝ちますよね?
お客さんの応対の仕方もうまくなっているし、メールの文章を書くのも早く正確になっているし、資料の作り方も相当うまくなっていますよね。
新入社員のころに比べたら、今やっている仕事は、関係者が多くて、調整することも多くて、納期や売上を意識して、どれほど複雑になっているか。
ちゃんと思い出せば、成長しているし、前に進んでいるし、確実にスキルアップしているんです。
自信をもっていいんですよ。
もしかすると、過去の自分と比べて、体の自由がなくっていることに不安を感じていませんか?
たしかにそうかもしれませんが、代わりに精神面で変化されていますよ。
だって、パニック障害になる前は、今まで自分が何を考えて、どう感じていたかなんて、ほとんど考えたことがなかったと思うんです。
でもパニック障害をきっかけにして、自分が普段考えていることに興味をもち、他人が考えていることにも興味を持ち、同じような悩みを持つ人に優しくなれて。
どん底に比べたら、かなり精神面で成熟されていることが分かりますよね。十分に自信をもっていいですよ。
つまり比べるべきは、周りの人ではなく、良い感じだったあなたでもなく、どん底でモガいていた自分なんです。あの頃に比べたら、自信をもてますよね。
最後に
パニック障害で自信を持ちたいなら、どん底のときの自分と比べてください。
よく考えながら比べてみると、たくさんのことが変わっていることに気付けますよ。
目の前のこととで、いっぱいいっぱいになっているときほど、今回の方法を使って、自分にOKを出せるようになってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメントを残す