こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害の人に理解されにくいですが、暴露療法や呼吸法の治療法にはある共通点があるんですね。
それは何かというと・・・
「パニック障害の治療法は学習」
なんですね。
なにを言っているかというと、パニック障害になるとこんなことが分かってきませんか?
- 心と身体のバランスが崩れていた
- 生活の質が悪かった
崩れたバランスをどうやって元に戻すのか?
これを学習するのが治療法なんです。
これは私の4年間の治療生活で気付いたことです。
学習にはある共通点があることをご存知ですか?
この共通点を知ると落ち着いた気持ちで治療にのぞますから。
では解説していきます!
パニック障害の治療には共通点がある
パニック障害の治療法は学習であることを説明しました。
では学習にはどんな共通あるか?
それは、
「あるときにパッと視界が開ける」
ということなんです。
学生のころにグッと成長できたと実感したことありませんか?
私は高校生のころにグッと成長できたと実感したことがあります。
それはスキー合宿でのことでした。
生まれて初めてスキーをしたので、練習中はずーっと転びまくりでした。ま、そりゃそうですよね。
初心者なんでボーゲンで滑るのですが、足が先に滑ってしまい転んでしまうというのを何十回も繰り返していました。
「板に体重をのせるんです!」
コーチに教わってやってみたらあるときに、パッと板に体重をのせることができて、しっかりとターンができるようになったんです。
「お~これか!!」
と驚いていると、滑り終わったときに、コーチから「できたね!!」と言われてものすごい達成感を感じたのを覚えています。
つまり「学習していると急にグッと感覚が分かることある」んですね。
学習は登山に似ている
登山をしたことがある人は分かると思いますが、登り始めは周りが木や石ばっかりであまり景色がよくないですよね。
でもだんだんと登っていくとだんだんと木々が少なくなってきます。
そしてあるときパッと視界が開けたときに、一気に景色が良くなりますよ?
後ろを振り返ってみると、
「こんな高くまで登っていたか!」
と驚くことはありませんでしたかね?
学習はこれとそっくりで、あるときにグッと視界が開けて新しい景色を見ることがあるんですね。
学習は最初は理解できなくてもいいんです
先日読書会に参加したときのことです。
あるとき本を全く読んでこなかった人が、大人になったんだし、そろそろ読まねばと思い、面白そうな本を知っている人に本を薦めてもらいました。
でも実際に読んでみても全然理解できなかったんですって。
ひとまず理解できなくてもとりあえず読み続けていました。
そうしたらあるときにパッと分かるようになって、本を読んだ数が一気に伸びたんですって。
今では読書会を主催するほど本にめり込んでしまった人が紹介されていました。
学習は最初は分からなくもいいんですよ、そのうち分かるようになりますから!
パニック障害の治療もそうですよ
パニック障害の治療も学習ですから同じことが言えます。
治療を始めてみると
「本当に効果あるの?」
「本当に大丈夫なの?」
なんて心配することがあると思います。
それは当然のことです、だって学習してるんだから!
小学生のころ、数字の概念を知るよりも、数字の書き方を習うでしょ?
よく分からないけど、とりあえず書き練習しましたよね?
それと同じですから!
最初はよく分からないんです、だって始めてのことですから。
でも学習していると、あるときにグッと理解が高まったり効果が出始めたりするときが来るんです。
視界が開けるときが来るんです。
そのときま続けるのが良いと思うんです。
自宅でもどこでも構いませんし、自分の好きなときで構いません。
学習をするようにしてみてください。
なぜ学習するのかって?
パニック障害を治したいからですよね。
パニック障害の治療は心身のバランスを取る学習ですから!
新しい学問を一から学んでいると思って腰をすえて取り組んでみてはどうでしょうか!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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