こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに向けて克服のヒントをお届けすることを目的にブログを書いています。
ワールドカップの日本対ベルギー戦、本当に惜しい試合でしたねー。
歴史的な場面を見れるかも?と思った矢先、次々と点を決められてしまってね。
期待してしまったばかりに、がっくり来ました。
でも、そもそも日本代表は直前で監督変更などドタバタがあった中で、善戦してくれたと思います。
胸を張って日本に戻ってきてほしいです!
さて、今回は「うつ病もパニック障害もやっぱり原因がある」と納得したことがありましたので、それをお伝えしていこうと思います。
それは、昨日の話しなんです。
うつ病を患っていた方にお会いすることがありました。
その方は、すでにうつ病を克服をされていて、クスリはもう飲んでいないし、病院にも通っておらず、普通の生活を送れているそうでした。
その方曰く、
「やっぱり、うつ病になる原因があったんです。それを見つけないと再発を繰り返してしまうと思うんです」と。
この話しを聞いて、ホントにそうだなーと共感したんです。
私のパニック障害も、やっぱり大なり小なり原因がありました。
最も大きくて深いものでは、親に言えなかったことや親との関係に、原因がありました。
そこに気付くまでにトータルで3年くらいはかかりましたね。
ただ、その方の原因も、正確なところまでは聞けなかった(まだ知り合って日が浅かったので。。)のですが、
「家族とのこと」
が原因であったようです。
それを聞いて、やっぱり薄々思っていたことですが、
・家族とのかかわりはメンタルの形成においてかなり大きな割合を占めている
と思うんです。
私もその方も、根っこは同じ家族のことで、しかも、パニック障害やうつ病にならなかったら、絶対に思い出さなかったようなことが原因だったんでした。
きっとそういうものって、「もう見たくない!もう見たくない!」と記憶の奥底に押し込めてしまっていると思います。
でも、周りの環境の変化などをきっかけにして、押し込めていたものに目を向けるべきときが来るのだと思います。
ちょっと大げさに思うかもしれませんが、そういう見たくない問題と向き合うことが、
「この世に生まれてきた使命なんじゃないか」
と私だったら思ってしまうんです。
でね、その方は実はご家族もうつ病になってしまって、それはそれは大変苦労されたそうなんです。
その方はご自身の経験から「うつ病になるのには必ず原因がある」と思っていたから、その原因に早く気付かせたかったそうなんです。
でも、実際にうつ病だったり、パニック障害だったりする本人からしたら家族に、
「あなたの病気には必ず原因があるから、早くそれを見つけなさない!!早く!!」
なんて言われたら、そりゃ~、
「うぜーわー!!」
「原因が見つけらない私が悪いって言うのかい!!」
と言い返したくなるものですよね。
だから、そういう催促に感じられるようなことは、控えたそうなんです。
なので、ただただ寄り添って、信じて待っていたそうなんですね。
信じて待っているあいだにも、紆余曲折あったそうなんですけれども、それにも耐えて数年がたったときに、そのご家族が
「今まで全く言ったことがない話し」
をし始めたんですって。
そこから、だんだんとご家族の体調が安定し始めたということを聞かせてもらいました。
その全く言わなかった話しとは何かまで聞けませんでしたが。。
このエピソードを聞かせてもらって思ったんです。
・周りの人はその人のことを信じて待つことが有効なことであり、
・本人が原因を見つけるには時間がかかる
ということを。
きっと、このブログを読んで下さっている方のなかには、
「病気になった原因なんて分かるわけない」
「病気になった原因がなきゃいけないの?」
と思われたかもしれません。
これはあくまでも、「病気に原因があることを信じている私の思い」であって、必ずしもこの考えが正解であると言っているわけでなないと念をさせてもらいます。
ただね、思うんですよ。
「原因があるから、結果が生まれる」
「今はその原因に気付いていないだけなんじゃないか」
と。
人それぞれのペースでなにかを見つけていくことが、この世に生を受けた理由なんじゃないかとも思うわけです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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