発作が起きてから、似たような症状が電車のなかで起きたら…と思うと、恐くて不安で、電車に乗れないと思うこと、ありませんか?
それでも電車に乗れるけれども、電車に乗る前には、不安と恐怖を感じることがあるかもしれません。
電車に乗ると、不安と恐怖が増して、体には、吐き気や動悸、息苦しさの症状がでてきて、我慢できずに電車から降りることがあるかもしれません。
そんな状況はできれば克服したいですよね。
克服するために、苦手な急行電車などに頑張って乗ろうとされたかもしれません。
苦手でも頑張って、1駅、2駅、3駅と乗れるようになれば、また普通に戻れると思うでしょう。
でも、電車を目の前にすると、恐くて乗れず、電車を見送ることがたびたびあったかもしれません。
難なく乗る電車に人と、自分を比べて、「なさけない」と落ち込んだことでしょう。
私も全く同じ状況だったことがあり、急行電車はどうしても乗れない時期がありました。
私のような人はどうしたらいいのでしょうか?
どうしたら、電車の恐さを克服することができるのか?
そのあたり、お伝えしていきます。
問題点1.通勤通学に遅れる
電車に乗れなくなることによる問題を挙げてみたいと思います。
まず1点目は、通勤や通学に遅れることです。
電車に乗れなかったり、急行電車のような通過駅がある電車に乗れなかったりすると、今まで、たとえば1時間で到着していた駅に、2倍も3倍もかけて行かなければなりません。
そうすると、今まで普通に通えていた会社や仕事場などに、遅れるようになるかもしれません。
今までよりも早く起きたり、今までよりも早く動いたりすることで、対処できればいいですが、どうやっても間に合わない場合が出てくるかもしれません。
問題点2.仕事や学校を辞める
次に考えられるのが、仕事や学校を辞めざるを得なくなることです。
通勤や通学に間に合わなくなることもありますが、それよりも問題なのは、苦手な場所や怖い場所が、職場や学校にまで及ぶようになることがあります。
私も経験がありましたが、最初は急行電車に対してだけ、ものすごい恐怖を感じていたのですが、あるとき職場でパニック発作が起きてから、職場も恐怖を感じる場所になっていってしまいました。
パニック障害になると、こうして、苦手や恐怖を感じる場所が広がっていくことがあり、そうして広がっていった結果、仕事や学校を辞めなければいけないと思う場合があるのです。
問題点3.人に知られてしまう
どうしても、パニック障害になったことを隠したくなりませんか?
できれば、会社の上司や同僚には言いたくないと思っていることがあるかもしれません。
これまでお客さんのところへの訪問や出張が近々あって、どう言い訳しようかと悩むことがあるかもしれません。
一度ならば、体調不良で、言い分が立つかもしれませんが、二度目、三度目となったら、同僚や上司は、おかしいなと思い、そうなったら、どうしようと思われているかもしれません。
これまでよく遊んでいた友人も同じで、遊びの誘いを1度や2度は断っても、何度も断っていたら、おかしいと思われたら、なんて言おう…と思われているかもしれません。
それは、家族に対しても同じです。親や奥さんに対しても。
私もパニック障害になり、電車に乗れなくなって、仕事を辞めようと考えたことがあったので、気持ちはよく分かります。
急行電車のなかで発作が起きてから、急行電車に乗れなくなりました。
それでも各駅停車の電車には乗れていましたが、そのうち、各駅停車の電車に乗っているときも、動悸や息苦しさが出てくるようになりました。
最初は我慢して乗っていたのですが、そのうち我慢できなくなり、途中で降りて、休憩するようになりました。
パニック障害になると、こうして電車に乗れなくなることが多いのではないかと思います。
解決策は呼吸法
そんな私も今では急行電車に全く問題なく乗れるようになりましたし、万が一、電車のなかで急に不安になっても、自の力で、立て直すことができるまでに回復することができました。
そんな私がなにをきっかけに、電車に乗れるようになったか、電車に乗る自信がついたか、と言うと、それは呼吸法との出会いでした。
気持ちの高ぶりを落ち着かせるのには呼吸法がいいと知って、家で毎日やるようにしました。
毎日朝、家族が起きる前に、リビングで、20分ほど呼吸法をやっていました。
半年ほど続けたときでしたか。気持ちの高ぶりが落ち着いて、呼吸法をした後の爽快感が気持ちの良いと感じるようになりました。
通勤電車のなかで不安になったとき、呼吸法をやったら、不安を落ち着かせることができるのでは?と思って、実際に通勤電車のなかでやってみたら、たしかに不安が抑えられたのでした。
これなら、乗り続けられるかも!とそのとき、思いました。
そのあとも、不安になる度に、呼吸法をやっていて、たしかに体調を立て直すことができて、しかも、100%の確率で、立て直すことができたのでした。
これで、各駅停車は大丈夫だと思いました。
その後、急行電車に乗って、同じように呼吸法を試しても、同じ効果を得ることができて、大丈夫!と自信を取り戻すことができました。
そのころには、呼吸法をすれば、不安になっても、必ず体調を回復できる、と思えるようになりました。
電車に限らず、自宅にいるときや仕事中に不安を感じたときに呼吸法をやっても、全く同じ効果が得られました。
日常の不安はほぼなくなりました。
効果の理由.切り替えができる
私の場合は呼吸法でしたが、不安などになったとき、「切り替え」が大切なように思います。
深呼吸をするでも、スマホを見るでも、水を飲むでも、何でもいいと思います。
これをやると自分は、ちょっと不安や恐怖が楽になる方法をいろいろと試すといいかもしれません。
それらを繰り返してやってみて、大丈夫と思えるまで、高めるのが良いように思います。
何も思い浮かばないという方は、取っ掛かりとして、呼吸法から始めてみるのがいいかもしれません。
私が実践していた呼吸法はこちらです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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