- 「満員電車だと思うだけで息苦しくなる!」
- 「満員電車に乗っているとパニック発作が起きそうで怖い!」
- 「満員電車が怖くて会社に行けない!」
こんな悩みをお持ちかもしれません。
私は数年前までパニック障害を患っていて、通勤の満員電車がものすごい苦しかった時期がありました。
しかも私は都内在住で地下鉄を使っていたので、通勤ラッシュが特にひどかったんです。
そんな状況だったので、満員電車に乗っているとすぐに息苦しくなり途中下車を何度もしながら、這いつくばるように会社に通っていました。
満員電車が辛いし職場でも症状がひどかったので会社を辞めようと思ってました。
でも当時は子どもが生まれたばかりで、貯金もなく、妻は専業主婦で、収入があるのは私だけだったので、将来のことを考えると不安で辞めることはできませんでした。
転職する勇気も自信もなく、今まで通り同じ会社に通う以外に選択肢はありませんでした。
でも、そんな最悪だった私も車内の過ごし方を工夫したり見直したりしていくと、あるときから満員電車にも臆せず乗れるようになりました。
満員電車であっても乗り続けられる方法が分かってきました。
あれほど怖かった満員電車に今では普通に乗れるようになりました。
結果、会社を辞めずに普通の生活を取り戻すことができたんです。
そんな私がこれまで何をやってきたのか?
今回ひとつひとつお伝えします。
どれも難しい方法はありませんので、良かったら参考にしてみてください。
目次
パニック障害でも大丈夫!満員電車に我慢せずに乗り続ける方法
満員電車に乗ると息苦しくなりませんか?
普通の人でも隙間のない満員電車に乗らなければいけないと思うと憂うつになるでしょう。
誰だって満員電車は避けたいですよね。
でも始業時間や会社までの時間や最寄駅を考えるとどうしても満員電車が避けらないことがあると思います。
満員電車に乗らなけばいけないときに、満員電車のなかでどう過ごせばいいのか?
これからお伝えしていきます。
1.場所
満員電車に乗っているときに、車内のどこにいるのがいいか?私の体験をもとにお伝えします。
1-1.扉の真横
パニック障害の人ならば扉の真横はできれば確保したい場所ですね。
いつでも外に出られる安心感は大きいと思います。
息苦しさも扉が開く度に少し解消されるように感じることがあります。
扉の真横ならラッシュの人波をかわせることがあるので、精神的なプレッシャーは他の場所に比べると少ないと思います。
1-2.手すりを掴める場所
手すりを掴めると少し安心できるような気がすることがあります。
私の場合、パニックになると体温があがってきて顔が火照ってきます。
夏場に電車内が少し暑いと、体調は全く悪くなくても、顔が火照るだけで、パニックにならないか不安になったことがあります。
なので、手すりを掴んで、手のひらがひんやりするだけで落ち着くことがありました。
また手すりを掴むことで自分を支えられる安心感があって気分を落ち着かせることができました。
1-3.扉の前
車内で不安になってくると自分の顔を見たくなりませんか?
顔色が悪くなっていないか?目は回っていないか?
私は見たくなることがよくありました。
私の場合、通勤に使っていた地下鉄だと運転中は外が真っ暗なので、扉のガラスが鏡みたいになるんです。
鏡みたいになっている扉のガラスの前に立って自分の顔が変になっていないかを見ていました。
「大丈夫だ」と思えるだけで安心感がありました。
以上、3つが満員電車にどうしても乗らなければいけなくなったときにいると安心感のある場所でした。
続いて、場所だけではどうしようもないほど不安や苦しい!そんな場合の対処法とお伝えします。
2.満員電車で辛い時苦しい時の対処法
続いて、満員電車のなかで不安になってきたときの対処法です。
2-1.呼吸法
このブログを読んでくれている人ならば分かると思います。
パニック障害が不安なら、呼吸法は必ずやられた方がいいです。
なぜなら、私の仮説がたぶん当たっているからです。
私の仮説では、パニック障害の症状はほぼ過呼吸の症状だと思っています(巷で言っている先生もいる)
理由はここでは割愛しますので、この記事を参考にしてください。
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過呼吸になるきっかけはまだはっきりしていませんが、過呼吸は体内の二酸化炭素が不足するとなるんです。
だから過呼吸になったら、体内の二酸化炭素を増やさないといけません。
では人間が体内の二酸化炭素を増やすにはどうしたらいいか?
手っ取り早い方法は「息を吸わなければいい」のです。
息を吐き続けるか止めるかどちらかをやり続ければ勝手に二酸化炭素が増えてきます。
二酸化炭素が増えてくると、これが不思議、息苦しさがなくなるんです。(これはやれば分かる)
で、いきなり、息を止めて下さい!と言っても普通の人ではなかなかできません。
なぜなら、過呼吸でテンパっているときに、息を止めるのはとてもシンドイからです。
だから、呼吸法というやり方で二酸化炭素を増やすのをおススメしているんです。
私がおススメしている呼吸法は、息を吐く時間と止める時間がしっかりあります。
息を吐いて止める間に二酸化炭素を体内に十分に増やしていけるんです。
私が普段呼吸法をおススメするのは実は、体内の二酸化炭素を増やして、呼吸を安定させて、過呼吸による症状や不安を緩和することが目的だったんです。
ぜひ、車内で不安になったらやってみてください。習慣づけされるのがおススメです。
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2-2.観想法
観想法とは、何も考えずにいる瞑想法ではなく、積極的に想像をして頭の中でイメージをする瞑想法のことです。
音声ガイドがついたCDを使って観想法をさせると良いでしょう。
私が繰り返し聞いていたのは、この本に付いているCDでした。
よくCDを聞いて満員電車のなかで瞑想していました。
ただ、満員電車のなかでは人に押されたり、足を踏まれたりするので、なかなか集中できませんでした。
でも、何もせずに満員電車に乗るよりはやった方がいいと思います。
2-3.動画を見る
思わず寝る間惜しんでみてしまうようなドラマや映画や動画はありませんか?
そういう人は、満員電車のなかで見ると、いつの間にか時間が過ぎるので、おススメです。
私の場合は、アマゾンプライム会員になって、プライムビデオで好きなドラマを見て、満員電車をやり過ごしていました。
3.満員電車に乗らないですむ方法を考える
最後に少し上級な方法をお伝えします。
満員電車が怖いならば、満員電車に乗らないですむ方法はないか考えてみるのです。
- 仕事ならば、テレワークができないか?
- 買い物ならば、ネットで買うことはできないか?
- 大勢の人が移動するときに、移動せずに用事がすむ方法はないか?
これを考えると良いでしょう。
私の会社には、テレワークの制度があるので、会社に通勤せずとも家で仕事ができます。
買い物であれば、アマゾンには「プライムワードロープ」というサービスがあって、お店に行かなくても試着して気に入った商品のみ買うことができます。
「プライムワードロープ」というサービスは、家で試着して気にいらなければ着払いで返品できるサービスなんです。
対象商品をいくつか選ぶと通常の配送と同じように商品が届きます。
届いた商品を試着してみて、気に入ったら手元に持っておいて、気に入らなかったものは着払いでアマゾンに返品すればいいんです。
返品されなかったものだけが決済されるサービスなんです。便利でしょ?
似たようなサービスはZOZOTOWNでもあるようです。
満員電車に乗らずにすむ方法として検討してみてはどうでしょうか。
4.まとめ
満員電車の対処法をお伝えしました。
どの方法もそこまでお金はかかりませんし、それほどハードルが高くないと思います。
今の生活に合う方法からやってみることをおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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