こんにちは。
先日行った読書会でたくさん刺激をもらった、鹿内智治(しかうちともはる)です。
今回は「パニック障害になる人は環境に適用できてない人である」ということでお伝えいたします。
目次
なぜパニック障害になる人は環境に適用できてない人と言い切るのか?
なぜパニック障害になる人は環境に適用できてない人と言うのか?
これは、先日ダーウィンの「種の起源」を読んでいたときのことです。
ダーウィンは進化論で有名な人ですよね!
彼はこんなことを言って生物学会に多大な影響を与えたんですけどご存じですか?
「生物は、強いもの、賢いもの、大きいものが生き残ってきたのではなく、適用できたものが生き残ってきた」
当時はキリスト教が教えていた「生物は神が作りあげた」という創造説が一般的だったので、「どひゃー」とビックリした人と、「そんなことはありえない!」と拒絶する人と二分していたようです。
ま、今の生物学ではこの考え方が一般的になったので、私たちも教科書とかで習うようになりました。
つまり彼は、「生物は環境に適用できたものが生き残り、適用できなかったものは自然淘汰で死んでいった」と言っているんです。
進化論を人に当てはめると?
進化論とか自洗淘汰とか言うと、ちょっと堅苦しいですかね?
大丈夫です!ここから身近なところで説明していきますので!
我々人間も生物ですから、この説に当てはまります。
では、人が環境にうまく適用できないとどうなるのか?
それは、
「ものすごいストレスがかかる」
ということなんです。
サラリーマンで例えてみると?
たとえば、サラリーマンで説明してみます。
サラリーマンでうまく環境に適用できた人というのはどんな人でしょうか!
きっと、良い感じでサラリーマン生活を謳歌している人ですよね?
- 上司との関係もよくて
- 同僚からも一目を置かれていて
- 年収も着実にあがり
- 家庭も良い夫である
という絵に書いたような幸せな生活をしていることでしょう。
では反対に環境に適用できなかったサラリーマンというのはどんな生活を送っているでしょうか?
- 上司との関係は悪くて信頼しておらず
- 同僚ともギクシャクしており
- 年収は変わらないか下がることもあり
- 家でも妻とはケンカばかり
といった感じ。
正直、最悪ですよね・・・。
こういう人はきっと毎日ストレスが絶えないですよね。
つまり、
「環境にうまく適用できないと、ものすごいストレスがかかる」
ということなんです。
環境に適用できないことをスポーツに例えてみると?
他にも、環境に適用できないことをスポーツに例えると分かりやすくなると思います。
それってつまり、
「ルールを分からずにプレーしている選手」
のことなんです。
たとえば、ラグビーの選手が、間違ってアメフトの試合にルールを無視して参加したら・・・
「横じゃないよ!前に投げろ~!」
「プレーが中断したら、一旦止まれって!」
て注意されますよね?
「おまえ、頑張るところ違うから!!」
とチームメイトに言われると思うんです。
あれ、アメフトとラグビーの違いがよく分からない?
んー、じゃあ別の例えにしてみましょう。
たとえば、卓球のラケットをもって、テニスコートに入るようなものです!
「いやいや、テニスしか合ってないから!」
「ラケットの大きさが全然違うし~」
と観客にも対戦相手にもツッコまれると思うんです。
まさにそういうことなんです。
環境に適用できないないというのは、
「おかれた環境のルールを分かっていないでプレーする」
のと同じなんです。
そんな環境では、頑張れば頑張るほどにストレスが高まるに決まってますって!
ここまで分かっていただけたでしょうか?
じゃあ、どうしたらいいのか?
じゃあ、どうしたらいいのか?
これはまず、置かれている環境のルールを知るべきです。
サラリーマンに置き換えるならば、
- 仕事のルール
- 職場のルール
- 家庭のルール
こういったルールです。
ルールを知ってプレーできれば、過度なストレスがかかることはなんです!
でも、ルールの中でもっとも重要なのは、
「自分のルール」
だと思います。
それは、
- 自分はどんな場面になるとどういう感情になるのか?
- 自分にはどんな考え方の癖があるのか?
これを押さえなければ、試合に出ても活躍することができないからですよ!
プロゴルフの試合を見ていると、必ずキャディーさんて横にいますよ?
あれって、荷物を持つこともあるけれども、自分の読みが合っているか相談するためにでもありますよね?
つまり、プロのレベルであっても、冷静な判断ができてなくなることがあることの裏付けじゃないですか!
いわんや、我々は・・・、ということです。
まずは己を知る!ということです。
まず何をしたらいいのか?
まずは手始めに、自分の考え方の傾向を見ているのが良いと思います。
- 「こういう場面では落ち込みやすい」
- 「こういう話しは苦手」
- 「こういう表情をされると胸が苦しくなる」
など、どんなときに落ち込みやすいのか?どんなときに気分が良くなるのか?
このあたりを観察してみることから始めると良いでしょう。
なにもすぐに変わる必要はありません!
まずは知ることから始めればいいんです!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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