こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
あなたは自分のパニック障害の原因が日々のストレスだと思っているかもしれません。
または、パニック障害の原因にはどんなストレスがあるのか知りたいと思っているかもしれません。
毎日仕事をしたり生活したりするとき、ストレスはいろんなものが当てはまりますよね?
- 年収が上がらない、ボーナスが上がらない
- 同僚が先に出世して悔しい
- パニック障害の治療にお金がかかる
- 苦手な場所のことを思っただけで身体がこわばる
- 長期休暇をもらっても行くところがない
- 妻や子供がやたらとうるさい
こんなストレスがあると思います。
でも、
これらのストレスはパニック障害の本当の原因ではありません!!
実はストレスよりもさらに大きな原因があるんですよ!
では、何がパニック障害の本当の原因なのか?
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それは、
「あなたの決めつけ」
なんです!
「なぜ、決めつけなの?」と思われてたかもしれません。
このあと解説してきます!
目次
パニック障害の原因は目に見えるストレスではないのです
毎日感じるストレスにはこんなものがあると思います。
- 期限まぎわの仕事が溜まっている
- 後輩に仕事を振りたいけども、理解してくれない
- 体調によって薬を飲むべきか迷う
- 通勤電車など乗り物に乗ることを思うと憂鬱になる
- 妻から子供のイベントに参加するようにプレッシャーがうざい
- 上司が感情的に怒る人で本当は近づきたくない
私もパニック障害に悩んでいたころに感じてました(><)
でも、これらは、パニック障害の原因ではありません!
- 「これから嫌で嫌でしかたないのだから、ストレスの原因でしょ!」
- 「ストレス?これらはどれも自分の甘えでしょ!」
と思われたかもしれません。
繰り返しますが、これらは、パニック障害の原因ではありません!
なぜなら、
「同じ状況にいる人でもストレスに感じない人がいるから」
です。
職場にいるが皆パニック障害になっているわけではない!
たとえば、あなたが上司との会話すると緊張してしまうのがストレスと感じるとしましょう。
でも、同じように上司と会話をしても緊張する様子などなく一緒に笑い話を始める人がいるでしょう。
この違いはなんなんでしょうか?
慣れですか?性格ですか?
ほかにも例えば、あなたが後輩に業務を教えるのがストレスと感じるとしましょう。
でも、同じように後輩に業務を教えるのに、むしろ楽しんで教えている人がいるでしょう。
この違いはなんなんでしょうか?
環境の違いですか?
ほかにも例えば、あなたが会議で発言しなければいけないことにストレスを感じるとしましょう。
でも、同じように会議で発言するのに、全く抵抗なく堂々と意見を言える人がいるでしょう。
この違いはなんなんでしょうか?
自信の違いですか?慣れですか?
会社の同僚とはだいたい似た人生を歩み、似た生活を送っていると言われています。
- だいたい同じくらいの給料をもらい、
- だいたい同じ価格の家に住み
- だいたい同じ人数の子供などを持ち
- だいたい同じくらいの大学を卒業をして
と言われています。
だいたい同じような生活を送っている同僚は、パニック障害にならないのに、
なぜあなたはパニック障害に悩んでいるのでしょうか?
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それは
「あなたの決めつけがストレスを起こしている」
からなんです。
パニック障害の原因がストレスではなく決めつけである理由
決めつけというのは、例えばこういうものです。
- 会社では評価されるべき
- 妻は私の言うことに従うべき
- お金を稼ぐ人は偉いから敬われるべき
- 子供は親の言うことを聞くべき
こういった決めつけを持っていると、それに反した出来事が起きたときに、
ものすごいストレスを感じてしまうのです。
- 会社で評価されない ⇒ 私は価値がないと思う
- 妻が言うことを聞かない ⇒ 妻が悪いと思う
- お金を稼げてない ⇒ 私はダメな人間だと思う
- 子供が言うことを聞かない ⇒ 子供が悪いしおかしいと思う
このように決めつけがあると、出来事をネガティブにとしてとらえてしまうのです。
そして、結果としてストレスを感じているのです。
ストレスの度合いは、人それぞれです。
決めつけることも、人それぞれです。
まさに、決めつけこそが、ストレスの原因なのです!
まずはストレスの原因を特定するのです
じゃあ、どうしたらいいのか?
それには、まずストレスの原因を特定することから始めるべきです。
具体的にどうやるのか?
それには、感情の上がったり下がったりしたことをノートなどに書くのです。
なぜ書くのが良いかというと、
「人は自分のことなんて見てないから」
なんです。
- 怒っている人は、自分が怒っていることに気付いてません。
- 落ち込んでいる人は、自分が落ち込んでいることに気付いていません。
- 焦っている人は人は、自分が落ち込んでいることに気付いていません。
- 緊張している人は、自分が緊張していることに気付いてません。
あとで振り返ってそうだったと気付くことはあります。
しかし、程度はありますが、その状況になってしまうと、自分の状況が見えなくなってしまうのです。
だから、今の状況を言語化することと、自分のことを客観的に見るようにするのです。
たとえば、こうです。
- 「私は緊張している」
- 「私は怒っている」
- 「相手の人は、XXXXと言っている」
というように、自分の気持ち、自分の状況、周りの状況を書いていくのです。
ノートにペンで書いてもいいし、パソコン仕事ならばメモ帳などにタイプしてもよいでしょう。
自分が書いた文字、タイプした文字を見ることで、感情が反芻するのを防ぐのです。
そして、今の状況を理解するようにするのです。
それをすると、
「いつも、このパターンで、感情が刺激されてるな!」というのが見えてきます。
そうすると、ストレスの原因となる決めつけだんだんと見えてきますよ。
まず、決めつけを見つけることが、パニック障害の治療の第一歩です!
まとめ
今回は、パニック障害の原因はストレスではないことをお伝えしました。
パニック障害の原因は、決めつけ、であることを解説してきました。
決めつけ、がストレスを生み出していることをお伝えしました。
まずは、決めつけを見つけることです。
人は、自分のことが一番分かっていないと言われてますよね?
それは当たっていますが、分かってないままで終わらせてはいけません!
自分のことを分かろうとすること、理解しようとすることが、パニック障害の治療には大切ですからね。
まずは、決めつけを見つけるために、日々自分のことを観察してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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