パニック障害を治したいなら辛いことから逃げることを考えた方がいい

パニック障害だと自覚しているのに、辛いと思っていることを、なかなかやめられないこと、ないですか?

たとえば、パニック障害の症状のせいで、職場にいるだけで辛いのに、仕事だからと思って、つい頑張ってしまったり。

パニック障害と自覚はあるものの、どうしても、親や上司や近くにいる人に相談できないために、無理を続けてたり。

パニック障害であるが、症状を我慢する方法は分かっているから、今のままでなんとかしようとしたり。

 

いくら自分がパニック障害だからと言っても、すぐに仕事や学校を止める勇気がでないとき、ありませんか?

 

こんにちは。鹿内です。

私も、パニック障害になったからと言って、すぐに、仕事や生活や人間関係を変えることは、できませんでした。

当時、毎日のようにパニック障害の症状が出ていて、辛かったのは事実です。

でも、簡単に変える、変わることはできませんでした。

 

今回は、どうして、パニック障害の症状が苦しいのに、変わることができないのか?

そういう変われない人は、どうしていけばいいのか?

そのあたりを解説していこうと思います。

 

人は現状維持が好き

アメリカの、ある生理学者の人が、人間には「ホメオスタシス」がある、と言いました。

ホメオスタシスとは、生物および鉱物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のこと。(wikipedia調べ)

要は、体の中の血液の流れや、体温のような生きるのに重要な体の機能は、その環境を一定の状態に保とうとするということです。

ひと言えば、人の体内は、できるだけ現状維持をしようとする、ということです。

これは、ホメオスタシスは、体内のことだけ論じてますが、体外のことでも、人は現状維持をしようとしますよね?

 

たとえば、上司から、急に新しい仕事を任されるようになったが、給料は上がらないというとき、「やりたくない」と思いませんか?」

または、同僚がひとり止めてしまったので、その分の仕事が、自分に降ってきたとき、「むかつく~」と思いませんか?

または、部長や課長が変わったことで、これまでの業務のやり方が変わりそうなとき、「面倒くさい」と思って、抵抗したくなるときはありませんでしたか?

 

仕事を例に挙げましたが、たとえば、他に、今の家は気に入っているのに、パートナーが引っ越したいと言ってきたら、素直にOKと言えるか?とか。

パートナーが新しい家電を買いたいと言ったとき、嫌だなと思ったり。

つい、無意識に、会社のルールや業務内容だったり、生活のことだったり、これまで、変わるような場合、変わることが負担に思えてきて、つい、嫌だと思うことがあると思います。

その心理状態は、現状維持を好んでいると言えますよね。

人は体内でも行動でも、現状維持を好む傾向があると言えます。

 

現状維持は剛腕である

それで、この現状維持の力は、結構強いんです。

たとえば、冒頭で言った、パニック障害だと自覚があるのに、辛いことを止めらないと言ったことです。

私の場合、仕事は通勤は電車だったために、毎日のように、パニック障害の症状と戦っていました。

朝と夜、電車に乗るたびに、「発作起きないか」「気持ち悪くならないか」と電車内でいつもビクビクしていました。

どうしても、恐さや不安に耐えられないときには、一度電車から降りて、ベンチで休んでを繰り返してなんとか通勤していました。

 

これって冷静に考えると、おかしいです。

なぜなら、電車に乗ることにびくびくしている人なんて、周りに全くいませんでしたから。

自分だけが特異な状況になっているにも関わらず、どうしても、現状維持をしたかったのだと思います。

上司や同僚には、「これまでと変わらず、しっかり仕事をする社員と」と思われ続けたかったし、親には、「しっかりと働く息子」と思われたかったので、ちょっとくらい無理したって、仕事は続けるとしか、考えることができませんでした。

仕事を辞める、なんて選択肢は、全く考えることができませんした。

たぶん、全部これ、現状維持(周りからの印象すら含んで)のなせる技、だったのではないかと思うんです。

それほど、ホメオスタシスの力は強いと思います。

 

パニック障害には現状維持は悪手

パニック障害の克服において、現状維持ほど悪手はありません。

なぜならば、パニック障害は、ほおっておくと、悪化する傾向が強いからです。

 

パニック障害の一般的な症状の流れを言っておくと、まず、パニック発作の体験から、特定の場所や乗り物に対して、異常な恐怖感を感じるようになります。

次に、特定の場所や乗り物に、類似する場所や乗り物に対しても、同様の恐怖感を感じるようになります。

または、パニック発作がまた起きることで、別の場所や乗り物に対しても、同様の恐怖感を感じるようになります。

次に、外に出るだけ、人に会うだけで、同様の恐怖感を感じるようになります。

 

というように、恐怖は、広がっていく傾向が強いので、症状としては、悪化していくのが、一般的です。

私も、最初は急行電車のみダメだったのが、車、電車全般、エレベーター、飛行機、会議室、どんどん増えていきましたから。

症状が悪化するのに、仕事の量も内容も人間関係も変えずにいることは、良くないことくらい想像つきますよね。

だから、パニック障害が苦して辛いのに、現状維持を選んでいるんだとすると、間違いを犯していると言えると思います。

 

ではどうしたらいい?

では、こういう方は何をしたらいいのでしょうか?

仕事や生活や人間関係は大きく変えたくないと思いますので、私がおススメするのは、3つあります。

ひとつは、異動や、業務内容の変更を、上司に相談すると良いでしょう。

これまで、一生懸命に働いてきたと周りの人に思われていると思うので、そうした申し入れは通りやすいのではと思います。

ふたつ目は、仕事を休職したいと、上司に相談するのがいいでしょう。

休みをもらって、しっかり休養して、回復することです。

三つ目は、ある程度貯金があるなら、仕事を辞めることを上司に相談することでしょう。

ご自分の状況にあった手を考えてみて、最善の方法を取るのが良いと思います。

 

まとめ

ホメオスタシスという「現状維持が好む」傾向が人にはあることを説明しました。

現状維持の力は強いので、つい、パニック障害のことを我慢して、どうにか仕事などを続けようとしがちです。

ただ、パニック障害の症状は悪化しやすいので、何か手を打つ必要があります。

そういったときに、3つの方法があることをお伝えしました。

ご自身の最適な方法を選んで、仕事やプライベートで、パニック障害の症状とうまい付き合い方を見つけられるのが良いでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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