こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害の人に多い特徴として挙げられるのが
「言葉が足りない」
というのがあります。
仕事で説明に言葉が足りないというのではなく
「職場でもプライベートでも自分の気持ちを伝え足りない」
ということなんですね。
溜め込んでしまうんです、本人はそんな意識ないんでしょうが。
自分の気持ちを伝え足りないとなぜ悪いのか?
こういう人はどうしたらいいのか?
解説していきます。
目次
自分の気持ちを伝え足りないとなぜ悪いのか?
自分の気持ちを伝え足りないとなぜ悪いんでしょうか?
それは、
「自分の気持ちに気付けなくなるから」
なんですね。
人は当然、喜怒哀楽ありますよね?
- あいつの言い方、ムカつくな!
- あいつと話しているとイライラする
- あいつがいるとこっちまでネガティブになるよ
- あんな言い方、ひどいよ
という具合に、いろんな感情をいただくものですよね。
パニック障害の人に多いのが、こういう感情を出すのを恥ずかしい、出してはいけないと思っていることなんです。
・・・そうやって出さずにいるとあとで大爆発することも知らずにね。
自分の気持ちを伝え足りないと爆発する
自分の気持ちを伝え足りないと爆発する例をあげましょう。
まず、うちの5歳の息子です。
だいぶ言葉を話すようになりましたが、イライラした気持ちを話すのはまだ苦手なようです。
ブロックのおもちゃで遊んでいるときのことです。
ブロックをつなげて思い通りの形になると満面の笑みを浮かべるんですね。
でも思い通りの形にならないと、「ぎゃーーー!!」とわめき出すんです。
そして、つなげたブロックを壁に投げつけてバラバラにして、泣き出してしまうです。
イライラしたのを言葉にできると爆発しなくてすむのにな~といつも見てて思うんです。
イライラを言葉にできなくて爆発するのは女性に多い
イライラを言葉にできなくて爆発するのは女性に多い気がしますね。
悲しさや、やるせなさ、イライラ、ムカムカを感じていけないものだと思っていることがあります。
グチを言うのは悪い事だと思っていて、人に素直な気持ちを話せない人がたまにいますね。
ああいう人は、そのうちドカンと爆発してみて、これほど感情が溜まっていたことに気付くんでしょうね。
私も感情を発散できないタイプでした
私も発散できないタイプでした。
- 親に迷惑をかけないことがかっこいい
- 人にグチを言うのはカッコ悪い
と無意識に思っていました。
ですので飲み会ではいつも隅っこで飲んでいたり、話しを聞く側だったんです。
そんな私もパニック障害になって、自分にもこんなに感情が溢れ出るほどあることに気付いたんですね。
溢れ出ようとする感情を消化しないままにしていると、あとで大爆発することを障害を患ったから知りました。
溜め込む感覚にやっとそこで気付けたんですね。
溜め込んでしまう人はどうしたらいいのか?
では溜め込んでしまう人はどうしたらいいんでしょうか?
答えは簡単です。
「人に気持ちを打ち明けて、聞いてもらう」
んです。
どんどん言えばいいんですって。
- ショックだったの
- 辛かったの
- 嫌だったの
- 苦手だったの
人に素直に言ってみることで驚くほど楽になれることに気付けるんですから。
思ったことを素直に言うのってとても大事なことなんです。
なぜなら、素直に言うことで
「僕が感じた感情は感じていいものなのだ!」
と自己承認にもなるからなんですね。
言ってはいけないというのは、自分を承認できてないことと同じですから。
自分のなかに矛盾をかかえるのはとても辛いですよ。
よくグチを言う人がいるじゃないですか。
あれは正直言ってダサいし、かっこわるいとは思うんです。
でも、ああいう人は、あれでこころのバランスを取っているんですよ。
- 「オレが感じることは悪くないんだ」
- 「オレは今のままでいいんだ!」
グチを言いながら、自己承認を食べてるんですよ!(私はこういう人がいたらすぐに逃げますけどねw)
むしゃくしゃして理由も分からずにモヤモヤするとき、人に素直に言えないこともあるでしょう。
そういうときには、日記がいいですね。
紙の日記が良いですが、誰かに見られるのが恥ずかしいと言うなら、スマホのメモ帳でいいでしょう。
またはLINEにひとりグループを作って、書いていくのもいいでしょう。
LINEならあとで見たときに、日付と時間がすぐに分かるので検索しやすいですからね~。
まとめ
どんなやり方でやるにしても、パニック障害になったなら、自分の気持ちを素直に人に言ったり、書いたりするのをまずは心がけることです。
溜め込んでいることに気付き、溜め込まないようにするにはどうしたらいいのかを考えるんです。
やってみてどんな変化があるか感じてみるのも面白いと思うんですけどね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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