こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに克服のヒントをお届けすることを目的にブログを書いています。
タイトルを読まれて、
「え!パニック障害に、お酒は危ないんじゃないの?」
「パニック障害だとお酒を飲みすぎてアルコール依存症になっちゃうんでしょ?」
とネガティブなことを想像された方もいるかもしれません。
たしかにパニック障害に関する本を読むと、
「パニック障害になるとお酒を大量に飲むようになって、アルコール依存症になるリスクが高まる」
なんて書かれていますから、そう思うのは当然かもしれません。
でも、世間ではお酒のことを「酒は百薬の長」なんて言って、程よく飲む分には健康になれるし、長生きもすると言われています。
他にも、仕事を頑張った日や週末などには、勝手にお酒などが飲みたくなるし、お酒を飲むとリラックスできたり、ストレス軽減にもなりますよね。
お酒はほどほどに飲めば、身体を健康に保つアイテムなんですよ!
それを、「パニック障害になったというだけで止める必要があるのか?」と思うし、
「必要以上にお酒を毛嫌いしたりする必要はないのでは?」と思うんですね。
ということで、今回のテーマは、「パニック障害にはお酒がオススメ」についてお伝えしてきます。
パニック障害における、お酒の効能てご存知ですか?
これは知らない方は、ご自分の身体を使って体験するべき価値あることなんですけども。
・予期不安による恐怖感の減少
・広場恐怖による怖さの減少
・パニック発作の発症確率の減少
といったように、ビックリするくらいの効果を発揮します。
私はこれで帰りの電車が難なく乗れたことは何度もありました。
なぜ、このような効用があるかは、ちょっと考えれば分かる事です。それは、
「お酒を飲むことで筋肉が和らぐから」
なんです。仕事をしているときだったり、緊張するような場面にいると、どうしても無意識に身体に力が入っているものなんですね。
それを、お酒を飲んで少し酔ってきたかな~というくらいになると、だんだんと力が抜けてくるんです。
お酒を飲んだときの方が、身体に力が入っていないのはおわかりいただけると思います。
無意識のうちにギューッと力が入っているものを、お酒が緩めてくるんです。
で、人というのは緩められたときに、無意識の幸福感を感じるようにプログラムされているんです。そうすると、
「緊張やストレスが緩和される」
ことによって、パニック障害の症状が一次的に抑えられるということなんです。
と、ここまで聞くとパニック障害にお酒はとても効用があるじゃんか!と思いますよね?
ただ忘れちゃいけないのが、パニック障害といえば、「アルコール依存症のリスクが高まる!」ということはよく聞いていると思います。
専業主婦の方なんかだと、「キッチンドランカー」になって、依存症になるみたいなことを目にすると思います。
たしかにそういうリスクはお酒にあると思います!
でも、「このリスクをどこまで問題として見るべきのなのか?」と思うんです。
結局ところ、
「飲み過ぎなきゃいいわけでしょ?」
「飲み過ぎた日があっても繰り返さなけばいいんでしょ?」
そういうことじゃないですか!
そこさえ気を付ければいいんでしょ?と思うんですね。
「じゃあ、どうしたら、飲み過ぎを防げるのか?」
「どうしたら、飲み過ぎた日があっても、繰り返さないようにできるか?」
ということが解決すれば、アルコール依存症へのリスクは高くないと言えますよね。
これはとても簡単な方法があるんです。それh、
「誰かと飲むんです」
なぜ飲み過ぎるかと言えば、止める人がいないからですよ。
誰かと飲んでいれば、飲み過ぎている様子を見たら、必ず止めてくれるもんですよ。
だから、ひとりで飲まずに誰かを誘って飲むわけです。
家でひとり飲み、といのはある意味で危ないですね。
でも、ひとりであってもちゃんと配慮できていれば、全く問題ないですから。
お酒を飲むことを毛嫌いせずに生活に取り入れることは治療に欠かせないと思います。
パニック障害というのは、いろんなものを経験して何が自分にフィットするとかを知っていくことが治療だと思うんです!
薬やカウンセリング以外にも効用があるものがあるということを知るのはとても大切なことだと思います。
何事もそうですが、程々であったり、やり方を考えたりすれば、リスクはたいしてないんです。
株などのマネーゲームを毛嫌いする人はいると思います。
「だって、紙くずになることだってあるでしょ?」
「最近のフェイスブックみたいに急落することだってあるでしょ?」
「とにかく怖いからやりたくないの!」
リスクというのは、たしかに下がるリスクもあるけれど、その分上がるリスクもあるということなんです。
どこにリスクがあるのかをちゃんと見極めることが大切なんですよ。
生活費を削ってまで株などをやるのは以ての外ですけども、直ぐに使うあてのないお金でやる分には、もし下がっても痛くも痒くもないじゃないですか。
そうやって、リスクをできるだけ下げることを考えるわけです。
薬だってリスクがありますよね?
薬を飲んでいたら、結局減薬のリスクがあるわけで、お医者さんに頼っていればリスクをゼロにできる!という発想がおかしいと思います。
常にリスクはあるんです。
でも、そのリスクを本当に毛嫌いするほどのものなのか?
リスクを抑える方法はないのか?
これをちゃんと考えることも、治療のひとつだと思います。
だって、「リスクだ!リスクだ~!」なんてビビっていたら、選択肢がどんどん狭まってしまうだけですから。
「何ごとにもほどほどにチャレンジする」
「ちょっとずつ新しいことにチャレンジする」
これこそ最強の行動療法だと思います。
小さいな一歩を積み重ねていけばいいと思うんですけどね。
最後に、今回は「パニック障害にはお酒がおススメ」というテーマでお伝えしましたが、
お伝えしたかったことは、
「リスクを見極めて、お酒の効用を利用しちゃおう!」
ということでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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