パニック障害の親が子育てするべき3つの理由

こんにちは。鹿内です。

パニック障害でも子育てはできるのか?

そう聞かれたら「やらない方がいいです」と私なら答えます。

なぜなら、子育てはとてもストレスが多いからです。

 

赤ちゃんのころなら、夜泣きが始まったらあやしたり、ミルクをあげなければいけません。寝不足になります。

子ども歩くようになったら、ず~っと側でみていなければなりません。気が気ではありません。

年長さんになってくると、生意気なことを言ってきたり、叩いてきたりしたときに、冷静に注意しなければいけません。感情のコントロールが親には必要です。

これらはどれも結構な負担になります。精神的にも肉体的にもね。

さらに、小学校に通い始めたら、勉強のことやクラスの友達とのことや、性のことなど、気になることをリストにしたら、ものすごい数になりますよ。

子育て思いのほか自然と追い詰められてしまうものです。

 

私は、パニック障害の治療では、心身の負担はできるだけ避けた方がいいと思っています。

なるべく自由な時間を作ることが治療には大切だと思っています。

なので、子育てのような時間や場所に制約が多いことはしない方がいいと思ってます。

 

じゃあ、自分ができないならパートナーにお願いするのか?

そうです。パートナーに頭を下げてお願いするべきです。

「今はパニック障害の治療に専念したいので、ごめん!」と素直に伝えた方がいいと思います。

 

実際に、私がパニック障害になったときは、子どもが生まれたばかりのときでした。

そのころは、とても子育てをする気力はなく、「すいません!パニック障害の治療に専念するので、子育てお願いします!」と妻に頭を下げました。

それ以降何も言わずに子育てをしてくれたことに本当に感謝してます。

だから、今パニック障害を卒業して、そのときの恩を返しているところです。

もし、「そんな病気知らない!いいから手伝いな!」なんてパートナーが言ってくるとしたら、まずはパートナーとの関係を改善した方がいいかもしれませんね。

 

私の意見としては、パニック障害の治療と、子育ての両立はおススメしません。

まずはパニック障害の治療や改善に力を入れて、体調が回復してきたら子育てに参加するのがいいと思います。

 

子どもから見ても、病気がちな親よりも、元気な親と一緒にいたいと思うでしょうね。

パニック障害のまま子どもといても、子どもは不満がつのるばかりだと思うんです。

外に遊びにいけなかったり、電車に乗れなかったり、人混みの多いところは行けなかったり。

親といると制約が多くなるのなら、家で療養していてくれ!と思うかもしれませんし、元気になったら、外に遊びに行きたいと、子どもは思うかもしれません。

なので、子育てはパニック障害を改善させたあとに取り組むのが良いのです。

 

もしかして、今パニック障害になっていることを恥かしいと思ったり、子どもやパートナーに申し訳ないと思ってませんか?

そんな必要、全くありませんよ。

なぜなら、パニック障害の経験がある親だからこそ、子どもにできることがあるからです。

パニック障害であることをマイナスに捉える必要は一切ありません。

パニック障害の経験は子どもに語れる豊かな経験がたくさんありますよ。

 

では、パニック障害の親だからできることってどんなことがあるか?

それは3つあると経験上思っています。

その3つとは何か?

 

これから順々にお伝えしていきます。

パニック障害でも子育てを諦める必要はありません!

 

1.子どもに優しくなれる

痛みを知っている人の方が、人に優しくなれるとよく言いますよね。

まさにそうだと思うんです。

子どもに対して強く押さえつけるような躾が良いと思うことがあるかもしれません。

それはそれでいいんですけど、子育て最も大切なことは、子どもが何か挫折したとき、自分の力で起き上がる力を養うことだと思うんです。

パニック障害を寛解させた経験があれば、その力を養うサポートができます。

 

私のことを話すと、パニック障害になったとき、大きな挫折感を味わいました。

「オレは終わった」「オレの人生はお先真っ暗だ」「なにをやってるんだ」

電車に満足に乗れず、人と世間話することもままならず、仕事もろくに手がつけられず。

あたり前にできていたことができない日々に、大ききな失望を感じていました。

何年もこのままなのかと思ったら本当に気がおかしくなりました。

 

でも、なんとかそこから自分の力で這い上り、また普通のサラリーマン人生を送れるようになりました。

挫折感も、痛み、失望感も、這い上がることも、全てパニック障害から経験できたんです。

 

だからもし子どもが挫折を経験すれば、だいたい分かります。

目上の人のような言い方ではなく、他人事のようなアドバイスではなく、似た経験者だからこそ伝えられることを言えます。その自信があります。

 

きっとそのときに、私がパニック障害の病気にかかってたことを話そうと思ってます。

子どもからしたら、嬉しいんじゃないかと思うんですね。

なぜなら普段、なんでも知ってて、なんでもできるように見える親が実は、そんな経験していたと知れば身近に感じられるからです。

 

だから、パニック障害になった経験は、子育てに活かせると私は思います。

活かそうと思えば、どんな切り口からだって、挫折した子どもが求めているものを与えることができますよ。

今はパニック障害のことを良く思えなくても、数年後になれば、そう思えるときが来ると思います。

痛みの経験は自分のためだけなく、人にために使うことを考えた方がいいと思います。

 

2.家族へ感謝できる

パニック障害を経験すると家族に感謝できるようになります。

理由は、家族に我慢させたいう思いがあるからです。

 

たとえば、夏休みの時期にどこも連れていけなかったり、治療に専念するために家事や子育てに参加できなかったり、近くにしても黙って放置してもらったり。

家族の思いを叶えてやれなかったという後悔があるからです。

 

私はまさにそうで、パニック障害になる前は、妻とよく旅行に行っていましたが、パニック障害になって、旅行に行けなくなりました。

治療に専念するために子育てはお願いしたり、途中からセミナーなどに行き出して、いろいろと怪しい本を買い始めても黙認してくれました。(きっとやめて!と言いたかっただろうに思うんです)

そういった我慢をさせてきたからこそ、感謝を返したいと思うようになりました。

 

感謝したい家族関係っていいな~と思うんです。

なぜなら、家族崩壊する家庭は、お互いが空気のような存在になり、関心をもたなくなり、会話しても喧嘩ばかり始めているようになるからです。

家族であっても、互いに気を使ったり、褒めたり、認めあったりすることは大切だと思うんですね。

そういったことが、パニック障害を経験していれば自然とできます。

 

なぜなら、パートナーに恩を感じているから。

恩を感じることはよくないと思いますか?恩を感じている方が立場が低くなって嫌だと思いますか?

そんなことはありません。

そういう思い出があるから、家族の結びつきがより強くなるんじゃないかと思うんです。

家族に感謝できる親は、子育てにおいても、子どもに言葉にはならない何かを伝えられていると思うんです。

 

3.生きることに感謝できる

子育てから離れちゃいますが、パニック障害を治すと、生きることに感謝できるようになります。

なぜなら、パニック障害になる前に拘って価値観を手放して、自分の好きなことや好きな人といる時間を大切にしようと思うようになるからです。

 

結局人って、何を大切しているかという価値観によって人生ができていると思うんです。

たとえば、価値観の上位に仕事があるならば、仕事で評価されないと、人生の満足度は上がらないし、年収が上位にあるなら、年収が上がらないと自分のことに自信を持ったり、認められません。

理想とのGAPを埋めるために努力できればいいけど、頑張っても、満たされない状態が続いて行くとどうなると思いますか?

ずーっと不満足な人生を送っている人のことを不幸な人と言うのです。

それに私は気づいたんですね。パニック障害になってみて、自分は満たされることのない欲を追い続けてる不幸な人だと気づいたんです。

今の価値観のままでは、パニック障害を治すことも、幸せになることもできないことに気づいたんです。

 

そこで、一生満たされない欲を求めることを止めました。そして、実際に止めることができました。

止めることができたら、今では、パニック障害から卒業できて、家族と一緒に居られる時間、好きなことを勉強している時間、読書をしている時間に幸せを感じられるように変わったんです。

 

今では事あるごとに思います。生きていることに幸せを感じています。

数年前まで辛いだけが人生だったのに、今では生きることが面白いと思えるようになりました。

4.まとめ

子育てには、パニック障害になった経験は必ず役立ちます。

それは、子どもが友人関係に悩んだときや、挫折を経験したときに、パニック障害になった話しや、乗り越えた話しにきっと子どもは嬉しいと思います。

パニック障害を経験して、家族を大切に思ったり、人を労わる大切さを学ぶことができれば、さらに子育てには役立つ経験です。

恥ずかしがることはなく、子どもにパニック障害のことを話せるといいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンエンジニア。 ブログ「サラリーマンでもバレずにパニック障害を治せ」2年かけて自力でパニック障害を克服した体験をブログに日々更新している30代前半。 趣味は読書と海外ドラマ。