こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
今回は「パニック障害の治療には自問自答する質問が大きな差を生む」という話しです。
自問自答する質問が人生の質を決めるのをご存知ですか?
自問自答する質問によっては、自分の可能性を広げていってパニック障害を治すことができます。
反対に自分の首を絞めてしまう質問もあるので、注意しなければいけません。
そのあたりを解説していきます!
目次
パニック障害の治療には自問自答する質問が大きな差を生む
パニック障害の治療に有効な質問とは、
「どうすれば~できるようになるか?」
なんです。
これは目的を達成するために何をしたらいいのか?という答えを引き出すための質問です。
- どうしたらパニック障害でも電車に乗れるようになるか?
- どうしたらパニック障害を治せるか?
反対にあまりよろしくない質問がこちらです。
- なぜ~できなかったのか?
- なぜ~になったのか?
問題の原因を見つけようとする質問です。
パニック障害の人は問題の原因を見つける質問をしてませんか?
パニック障害の人は問題の原因を見つける質問をしてませんか?
- なぜパニック障害になったのか?
- なぜパニック障害が治らないのか?
というものです。
これらの問いに対してどんな答えがでてきますか?
私の場合こんな感じになりました。
- 根性がな
- ビビり
- 能力が低い
んー、答えが出ても、じゃあどうしたらいいんじゃい!!と手詰まり感がかなりありますよね。
パニック障害には、問題の原因を見つける質問はあまり適さないことが分かりますね。
パニック障害の治療には目的を達成するための質問が合う
パニック障害の治療には目的を達成するための質問が合うんです。
- どうしたらパニック障害でも電車に乗れるようになるか?
- どうしたらパニック障害を治せるか?
私の場合はこんな感じでした。
- ストレッチをしてみよう
- パニック障害の専門の病院を探そう
- カウンセラーを探そう
- 呼吸法をやってみよう
具体的ですぐに行動にうつせる答えが出てきたんです。
これなら、治療に前向きに取り組めますよね?
自問自答する質問によっては生死を分けることさえある
自問自答する質問によっては生死を分けることさえあるんです。
「なぜ単なる質問くらいで生き死にが分かれるのか?」
それはアウシュビッツでの出来事を元に解説します。
アウシュビッツはご存知ですか?
あまり詳しくないんですが、第二次世界大戦ごろのドイツでユダヤ人を大量虐殺した場所ですよね。
当時ユダヤ人たちは本当に恐ろしかったことでしょう。
理由も全く分からずに強制収容所に連れていかれて殺されるわけですから。
これが数十年前という最近起こったことに驚くばかりなんですけも・・・。
強制収容所では多くのユダヤ人の人たちが悩んでいました。
家族を殺された人もたくさんいました。
あるとき、なぜだなぜだと原因ばかり考える人がいました。
- なぜ私がこんなところに連れてこられたのか?
- なぜ家族が殺されねばならないのか?
過酷な環境でしたので、すぐに体調を崩して病に倒れてしまいます。
満足な食事や医療はありませんので、少しでも悪くなると一気に悪化してしまったそうなんです。
なぜだなぜだと考えた人は、すぐに亡くなってしまったそうなんです。
アウシュヴィッツでも反対に生き延びた人はいた
反対に、アウシュヴィッツでも生き延びた人がいました。
どんな人かいうと、
「どうしたらここから抜け出せるのか?」
と考えていた人なんです。
「どうしたらここから抜け出せるのか?」と自問している人は、そういうアンテナが立つのでしょう!
あるときブルドーザーが死体の山を強制収容所の外に運んでいるところを目にしました。
「そうか!その手があったか!」
この人は、あるとき隙を見計らって死体の山に潜り込みます。
そしてブルドーザーが死体を外に運び出したときに、見事に逃げだして生き延びたそうなんです!
まとめ
過去の状況であればあるほど、自問する内容が生死を分けます。
心の中で自問する内容は「なぜなぜ」になっていませんか?
- なぜパニック障害になったのか?
- なぜパニック障害が治らないのか?
すぐに答えが見つかれば良いですが、ほとんどの人は見つけるまでに時間がかかります。
もしなぜと問いかけたくなったら、こう切り替えてください。
- どうしたらパニック障害でも電車に乗れるようになるか?
- どうしたらパニック障害を治せるか?
あなたに合う素敵な答えがきっと見つかるはずですから!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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