こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに克服のヒントをお届けすることを目指してブログを書いています。
蒸し暑い日が続くようになってきましたね。
外は暑くて、室内は冷房で寒くなっている、こういう環境ではそろそろ寒暖差に対する体調管理はしっかりやっていきたいところですね。
私はパニック障害のことを研究するようになって約6年(うち4年は悩んでいた)が経つんですけども、研究していて分かってきたことがあります。それは、、、
「パニック障害になる原因にはいくつかの説がある」
ということなんです。
例えば、こういったものがあります。たぶん一度は聞いたことがあると思います。
・姿勢が悪い説
・栄養が足りてない説
・首が凝っている説
・アダルトチルドレン説
などいろいろあります。
ちなみにですけど、もしどれか1つやってみて合わなかったり効果がなかったりしても諦めることはありませんからね。
原因が違っていたというだけですから、別の方法を試してみたら、そっちは効いた!なんて事例はいくつもあります。
諦めずに別の方法を試すということは治療において大切なスタンスだと思います。
ちょっと脱線しましたけども。
ではさっそく今回は、「姿勢が悪い説」を深堀しながら、「サラリーマンが仕事で気を付けるべき点」についてまとめていきます。
「姿勢が悪い説」というのは読んで字のごとく、姿勢が悪いことが原因でパニック障害になったという考え方のことを言います。
この場合、どういったメカニズムでパニック障害になっていくのかというこういう感じ。
姿勢が悪くなる(猫背などになる)
↓
特定の筋肉に負担がかかる
↓
筋肉がこる、硬直する
↓
自律神経が乱れやすくなる
↓
リラックスしたときでも落ち着かなくなる
↓
パニック発作を起こしやすくなる
↓
パニック障害になる
つまり、姿勢が悪くなると筋肉が凝り始めて自律神経が乱れて、パニック障害になるという流れだそうです。
「ぶっちゃけこれ本当?」
「姿勢が悪いくらいで自律神経が乱れるの?」
そう思われたかもしれません。
実際にパニック障害に悩んでいた方で整体にいくようになってから症状が改善したという人は結構いらっしゃいます。
気になる方はこちらを読んでみるとその効用がよくわかると思います。
ですので、筋肉が凝ったり、固まったりする状態というのは、体調管理上あまり良くないということです。
でね、私がここで注目したいのは、
「なぜ姿勢が悪くなってしまうんだろうか」
ということなんです。
結局姿勢が悪くなることを防がないと、それ以降に起こることは防ぜませんよね?
「なぜ姿勢が悪くなることを止めることができないのか?」
という点について考えてみたいと思います。
サラリーマンで姿勢が悪くなる理由はいくつか考えられますけど、生まれもったものを除いて大きく分けて2つなんじゃないかと思います。
1つ目は、デスクワーク。
座っているときに姿勢が伸びている人はきれいに見えますよね。でもずっときれいな姿勢をキープするのはとても難しいことです。
時間とともに徐々に崩れていってしまうのが、普通だと思います。
2つ目は、気分の落ち込み。
仕事でストレスを感じたときに、こううなだれたくなるなったり、姿勢を崩したくなったりするようなことがあると思います。
気分と姿勢には関係があるというのは、ご自身の体験からも分かっていただけることだと思います。
他にも理由として考えられることがあると思いますけど、今回は2つに限定して話しを進めたいと思います。
では、私なりの対策方法をそれぞれお伝えしてきますね。
1つ目の「デスクワークにより姿勢が悪くなる」ことに対しては、「定点観測する」ということが挙げられます。
具体的になにかというと、例えば仕事中にスマホで30分に1度音がなるようにセットしておきます。
その音を聞いたら、今の自分の姿勢をチェックするのです。
「前のめりになっていないかな?」
「あごが前に出過ぎていないかな?」
「背もたれにべたーっと寄りかかってないかな?」
というように音をトリガーにして、自分の姿勢を見直すというものなんです。これは結構おススメです。
姿勢を保つためのグッツというのは世にたくさん出回ってしますけれども、結局はグッツに頼っている限り正しい姿勢を維持できないと思います。
自分の意志でチェックして直そうとしないと効果は薄いというのが私の意見です。
では、2つ目の「気分の落ち込み」への対策についてです。
サラリーマンはなぜ落ち込むでしょうかね?
(愚問ですか?w)
私は若いころによく仕事中に落ち込んでいたので分かりますが、もっとも多いのは仕事で「ミス」をするからです。
「ミス」をすることで「同僚やお客さんからの信頼を失った」ことを想像して怖くなるからです。
さらに言ってしまえば、信頼を失ったことによって、仕事での給与が下がることに怯えているわけです。
最悪の場合はリストラなんていうことまで想像することもあるかもしれません。
またはミスにより、同僚よりも成績が落ちてしまうという劣等感に不安を感じるかもしれません。
落ち込む理由というのは、こういったことが複雑に絡み合っているわけですね。
これらの悩みに対する対策としては、大づかみな解決策になりますけれども、これが最も心を安定させることにつながると私は思います。
「自分のスキルを伸ばす」
同僚の中であなたしかできないことがあれば、上司はあなたを手放すことはできません。
そういったことをいくつ持つことが出来ているか?ということを考えてみるのです。
もしたくさん見つかれば、まだまだ安泰ですね、もっと数を増やせるように頑張りましょう!
もし大して見つからないのならば、危険ですね、職場でのあなたの存在感を高めるために、スキルを増やしていきましょう!ということです。
サラリーマンと言えど、職場ではあなたはなんの専門家なのか?ということで同僚から見られているはずです。
そういう専門分野をいくつ持てるかで、ミスが「帳消し」になるのか?それとも「致命傷」になるのかが変わってくると思います。
同僚が入って来れない壁を作ることで、落ち込みすぎない環境を作れると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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