こんにちは。鹿内です。
- パニック障害になったのは仕事が原因だ
- 職場での人間関係のせいパニック障害になった
- 仕事のプレシャーが辛すぎる
とあなたは思っているかもしれません。
インターネットで検索して、普段の症状がパニック障害にヒットしたかもしません。
心療内科へ行こうか迷っているかもしれませんし、上司に相談するべきか考えられているかもしれません。
もしパニック障害の原因が仕事だと思ったら、やるべきことがあるのです。
今回は3つご紹介したいと思います。
目次
1.早く帰る
まずは仕事が終わったら早く帰るんです。
当たり前じゃん~と思うかもしれません。でも早く帰れています?
- 同僚がまだ残業しているから今帰ると気まずい
- 上司もまだいるからもう少し・・・
- 帰ったときに文句でも言われたくないし・・・
と考えていませんか?
そんなことを考えてると、いつまでたっても帰れません。
パニック障害のことを甘く見ているとしか言えませんよ。
1-1.なぜ早く帰ならなくてはいけないのか?
私も経験したから分かりますが、パニック障害の治療にはお金と時間がかかるからなんです。
私は結局完治までに4年かかりましたし、お金もたっぷり使いました。
まさかこんなに時間とお金がかかるとは思っていませんでした。
「きっと半年から1年くらいで元の体に戻るだろう」なんて思っていたくらいです。
パニック障害は早めに真剣に治療に臨んだ方が、早く回復します。
病気は何だってそうですね?
例えばガンは早期発見、早期治療が必須だと言われてますし、糖尿病も脳梗塞も早めの治療が回復につながることは有名ですね。
精神疾患も同じです。早めがいいんです。
だから、まずは仕事を早く切り上げて、職場から早く帰りましょう。
それが身体には最もいいのです。
1-2.どうやったら早く帰ることができるのか?
どうやったら早く帰えれるか分からない方もいるでしょう。
今回は2つのテクニックをご紹介します。
1-2-1.人に仕事を任せる
人に任せられるところは任しましょう。
どんな会社でも単純作業をする人がいますよね?
そういう人に任せるんです。
そういう人でもできるように、やり方を説明したり、手順書を作ってやってもらようにするんです。
同僚もできるように手順書を作ったり、事前に手順を説明しましょう。
自分がもしいなくても業務が止まらないような工夫をすることで、人に仕事を任せられるようになりますから。
人に任せたことがない人は、まずは自分の業務を手順をしてみることから始めてください。
1-2-2.上司や先輩に任せる
あなたがどのポジショニングで仕事をしているかにもよりますが、たいがいの人は自分で全ての仕事をやろうとします。
全部やっていては仕事は終わりません。
時間と責任がかかるところは、上司や先輩に任せちゃうのが、得策なんです。
どんなポジションで仕事をしていても、判断が入ることがありますよね。
「納期までに間に合わせるには、A案、B案のどちらかの手を打たなければなりません!」
というときに、あなたが判断していけません。先輩や上司に判断を仰ぐのです。
「自分はA案がいいと思いますが、いかがですか?」
という感じです。
判断には、吟味や責任が伴うので、決断までに時間がかかることがあります。
そういうことは、あなたがやってはダメなんです。
時間と責任のある仕事は上司や先輩にお伺いを立てて、任せちゃえばいいのです。
無理したり、カッコつけたり、する余裕はないはずです。
仕事に時間はかけずに、早く帰る!
迷ったらすぐに先輩や上司に判断を仰ぐ!
これで仕事の時間はかなり短縮できるはずです。
2.仕事は断る
2-1.なぜパニック障害を治すために仕事は断るべきなのか?
- 仕事を断るなんてできない
- 仕事を断ったら使えない奴と思われる
- そんなことしたら評価が下がってしまう
と思うかもしれません。たしかに気持ち分かります。
私もパニック障害になったのは仕事の過労のせいなのですが、なぜ過労になるまで仕事をしたかと言えば、同僚に認められたかったからです。
だから、仕事を断りたくないのも、使えない奴と思われたくないのも、評価を下げたくない気持ちも分かります。
ただそんな気持ちが、パニック障害の治療には弊害になるんです。
パニック障害の治療を取り組むには、あなたの人生の優先順位を変えなければなりません。
今までは仕事の優先順位が1位、2位あたりに来ていたかもしれませんが、それを変えなければなりません。
それはなぜか?
仕事で評価されも、パニック障害が治ることはないからです。
私は経験がありますが、仕事の過労でパニック障害になり、そのときのボーナス評価はとても良かったんです。
でもその代償がパニック障害って・・・あまりに大きすぎじゃない?
そのときから仕事に没頭してしまうことに疑問を感じるようになりました。
パニック障害も治療したいし、仕事もバリバリ続けたいというのは無理だと私は思います。
仕事で評価されたいと思って、もし仕事で評価され続けても、パニック障害は良くなりません。
パニック障害の回復には、こころを落ち着かせて、ゆったりと向き合う時間が必ず必要なんです。
そういった時間を確保するためにも、仕事を最優先にするのは止めてください。
本気で治療したいならば、仕事よりもパニック障害の治療の時間を最優先にすべきです。
2-2.どうやったら仕事を断れるか?
簡単です。嫌な奴になればいいのです。
仕事を振ろうとしたとき、断れると、「え、この人、ケチだな~」なんて思いません?
それをあなたがやるんです。
仕事を断るというか、自分から仕事をとりに行かないでください。
大きな仕事をしていると、誰にも振れないような仕事が出てくるときがあります。
そういった仕事はできるだけ受けない!
他の誰かが手をあげるのを待ちましょう。
そんなのカッコ悪い!と思うかもしれません。
でも、今のあなたが優先するべきなのは、パニック障害の治療であって、仕事ではないのです。
できるだけで仕事を増やさない!
仕事をしない奴だと思われたり、使えない奴だと思われたり、消極的な奴だと思われたっていいじゃないですか。
仕事が人生のすべてはないのです。
今はパニック障害の治療の時間を確保することに集中するときなのです。
3.仕事を続けるにはどうしたらいいのか考える
3-1.パニック障害を治すためになぜ仕事を続けることを考えるのか?
パニック障害の治療にはお金がかかるからなんです。
私はパニック障害を治すまでに、新車のプリウスが買えるくらいのお金をかけました。
正直かけ過ぎたかな~と反省しています笑。
どんなことにお金をかけたかというと、自己啓発のセミナー、心理学のセミナー、コーチング、あともろもろものセミナー参加を合わせると、それくらいなります。
すべて治療とスキルアップと学びにお金を使った結果、パニック障害が自力で治せるまでになったんです。
それくらいお金をかけないと治らないとは言いません!
でも治療にはそれなりにお金がかかります。
以前お会いした方も、催眠療法を受けている方が言ってましたが、結構お金がかかるようで、お財布が厳しい~と言っていました。
食い扶ちを残して置かないと、治療すらできなくなるんです。
だから私はパニック障害になっても、仕事は辞めない方が良いと思います。
お金はかかります。
どうせ・・・って言い方はあれですけども、保険が適用される範囲でできることは限られます。
民間療法はお金がかかるが、効果があるし、学びがある。
きっとそっちに手を出したくなるときが来ると思います。
そんなときに、手元にお金がなかったら、自分に投資できないんです。
もらった薬を飲むしかできない生活になってしまうんです。
そんな生活から抜け出すためにも、どんな形であれ、収入源はキープするべきです。
3-2.どうやったら仕事を続けられるか?
これは一概に言えません。会社の特性も、今の職場環境も関係しますので。
ご自分の環境を鑑みて、どれが最も相応しいか考えてみてください。
- 上司へ相談する
- 同僚に打ち明ける
- 病気へ通う
- 人知れず治す
- 病気のことは言わず休職願いを出す
今の環境にあった方法をやるようにしてください。
4.まとめ
いろいろと言ってきましたけども、いかにして収入源をキープし続けるか?が治療のポイントです。
収入源は精神的な安定になりますし、自分のへの投資のチャンスにもなりますからね。
まずは残業せずに早く帰えること、仕事を増やさないこと、仕事を辞めない方法を検討することが治療には欠かせません。
少しでも参考になれば嬉しいです。
あなたのパニック障害が治ることを応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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