こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
前回は、パニック障害の期間が長くなればなるほど「症状の悪化」と「うつ病の併発」が起こりやすくなるということを話しました。
・うつ病を併発するとパニック障害が長期しやすい
・治療は早めに始めるべき
・「考え方を変える」よりも「体をほぐす」が手っ取り早い
☆前回の記事を読まれていない方はこちらからどうぞ。
ですので、今回はパニック障害に効くストレッチをお伝えしていきます。
運動の前に必ず行うのがストレッチだと思いますが、
ストレッチの基本てなんだか分かりますか?
強く伸ばせばいいわけではないんです。
呼吸が大切なんです!
- 大きく息を吐きながら伸ばす
- 気持ちよいと感じるところで止める
- 20~30秒間キープする
途中で息が続かなくなったら、一度息を吸っても構いません。
気持ちのいいところでいいのです。
無理をする必要はありませんからね。
今回は「たった3分!座りながらできるパニック障害に効くストレッチ」についてお伝えしていきます。
たった3分!座りながらできるパニック障害に効くストレッチ
背中と肩を伸ばすストレッチ
・首のうしろで手を組んで、両ひじを後ろに反らす
肩甲骨が伸びるのを感じながら、胸をそらせていくイメージでストレッチをしていきます。
・気持ちいいところで止める
・20~30秒間キープ
・キープし終えたら息を吐き脱力する
1回のストレッチは目安1分(20秒間 × 3セット)
これなら簡単ですよね?
痛みを感じるときはムリをしないようにしてくださいね。
・前から見たとき

・後ろから見たとき

首のつけ根から背中にかけてゆったりと伸びを感じていきましょう。
首を伸ばすストレッチ
背中を伸ばした姿勢のまま、片手で頭をもって、首をゆっくり横に倒していきながら、首すじが伸ばす
・気持ちいいところで止める
・20~30秒間キープ
・キープし終えたら息を吐き脱力する
1回のストレッチは目安1分(20秒間 × 3セット)
(この写真はちょっと目が恐い・・・。)
痛みを感じるときはムリをしないようにしてくださいね。

背中を伸ばすストレッチ
・腕を伸ばした状態にして前で両手を組む
・肩甲骨のあたりを伸ばしているという意識を持つ
・腕をゆっくりを前に伸ばす
・気持ちいいところで止める
・20~30秒間キープ
・キープし終えたら息を吐き脱力する
1回のストレッチは目安1分(20秒間 × 3セット)
痛みを感じるときはムリをしないようにしてくださいね。

最後に
今回紹介した3つのストレッチをすべて行っても3分で完了できます。
座りながらできるストレッチですので、昼休みなど休憩時間に自席にできますよね。
「職場でやるのはちょっと恥ずかしい」
と思われるかもしれないけど、恥ずかることなんて全くないと思うんです。
例えば、休憩時間に自席でストレッチをしている人をイメージしてみてください。
- あの人、変だね
- あの人、突然何始めているの?
- 頭おかしくなった?
- どこか体調悪いのかな。
なんて思わないですよね!
「体が凝っているね」程度にしか思われないですって。
「私も座りっぱなしで肩や首など凝るんだよなー」と共感されますって。
恥ずしがることは一切ないですよ。
「それでも恥ずかしい(><)」というのではれば、
場所や時間を変えて、人目の付かないタイミングを見つけてやってみてください。
「というか、普通のストレッチを紹介しているだけじゃん!」
と思われたかもしれません。

ここで1つ大切なことをお伝えしますと、
パニック障害に効くストレッチで大切なことは、中身よりも・・・

続けること!
ダイエットと同じです。
「今日から減量を始めます!」といくら口で言っても
とにかく運動をしないと、体重が落ちることはありません。
運動だけでなく、食事の改善も毎日続けるから、
だんだんと体重が落ちてくるわけですよね。
継続した結果、体重が落ちていって、目標体重になるわけですよね。
ストレッチも全く同じ。
続けないと効果はでにくい。
すぐに症状が楽になった!ということはあまりありません。
毎日続けていると、ふとした瞬間に効果に気付くものです。
「続けられない私はダメですか?」
なんて思われる方がいるかもしれませんが、
毎日でなくても1日間を空けても構いません。
とにかく「続ける」こと。
あれこれと考えてしまうことがあるかもしれませんが、
「続ける」ことです。
改善には継続が必要ですからね!
応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
パニック障害に効くストレッチは普通で十分なのです!