パニック障害の辛い経験を通して思ったこと

こんにちは。鹿内です。

「あー恐い! もう降りたい!」

それは、電車の発車をつげる音楽が流れてきたとき、急にやってきたのです。

 

ある日の休日、私は妻の祖父の家に向かうため、急行電車に乗ろうと駅に行きました。

その日はお正月だったのですが、電車は空いていました。

ホームには急行電車が停まっていて、発車まで数分あるので、中で座って待っていました。

やることもなく、スマホでSNSをぼんやり見ながら、発車するのを待っていたんです。

 

1,2分経ったころです。

急にぞわぞわぞわぞわ~と体中に緊張感が走ったんです。

表現が難しいですが、映画「となりのトトロ」でメイちゃんが古い家のなかで「まっくろくろすけ」がぞわぞわ~と大量に出てきたときの様子に感覚として似ています。

 

「え、なに?」

スマホから視線を上げて、周りを見ました。

前に座っている人の様子や、ホームの様子、隣の路線の様子などに異変はないか確認しました。

でもトラブルが起こっている感じはなく、私の他はみな落ち着いてので、なんでもないかと思ってまたスマホに視線を戻したんです。

 

そこから1,2分後経ったころです。

ホームから発車をつげる音が流れ始めました。

「トゥル、トゥル、トゥルルン、トゥルトゥルトゥン~♪」

そろそろ発車かと思ったときです。

 

心臓が突然、「ドクドクドクドク!」と鳴り始めんたんです。

「え、なに?どうなってんの?」

頭は完全にパニックになりました。

「何もトラブルのない場所で、なぜ心臓の鼓動が早くなるのか?」

自分の体に起きていることが理解できませんでした。

 

「ひとまず電車から降りた方がいいのでは?」

かすかに頭をよぎりましたが、頭がパニックになっていたので、まともに判断はできませんでした。

「どうしよう。どうしたらいい?」

そうと思っているうちに、発車の音楽が終わり「プシュー」と音とともに扉が閉まりました。

 

「どうしよう、降りれない」

不安はさらに高まります。心臓の鼓動も早いままです。

そのうち、冷や汗が出始め、息苦しさを感じるようになり、吐き気も感じるようになっていきました。

 

「このまま座っていたら、周りに迷惑がかかる」

そう思って、人気の少ない扉の方へ立ち上がって移動しました。

扉にもたれかかって、心臓の鼓動と息苦しさと吐き気を懸命に我慢していました。

「早くこの扉、開いて」

外の景色を眺めながら、ただただ次に駅に着くのを願っていました。

 

約数分後。電車が次の駅に着いて、ようやく扉が開きました。

逃げるように電車から飛び出し、心臓の鼓動や息苦しさなどが止むのを待ちました。

少し落ち着いてきたとき思いました。

「俺に何が起きたんだ?」

約30年間共にしていた自分の体に、大きな不安を感じました。

「これからどうなってしまうんだ?」

それが人生初のパニック発作だったのです。

 

そこから坂道を転げ落ちるように、生活にパニック発作が出てくるようになります。

加えて、予期不安と言って、一度パニック発作を経験した場所に行くと「また発作が起きるのでは?」と恐くなり、そのせいでまたパニック発作を起こてしまう症状に悩まされるようになります。

予期不安がどんどん強くなる負のスパイラルに入って行ったのです。

 

生活に支障をきたすようになり、仕事も満足にできないようになり、いつも逃げ場や逃げ道を探すようなり、身も心もパニック障害に犯されていったのです。

 

数年間経っても、私のパニック障害は一向に良くなる気配はありませんでした。

「仕事辞めて、治療に専念するか」

諦めかけていたとき、ある転機が訪れます。

 

あるセミナーに参加したときのことです。「呼吸法が体によい」ということを教わって、「もうこれしかない!」と狂信的に、毎日呼吸法の訓練を始めました。

最初はただただ苦しかったのですが、苦しさがだんだんと気持ちよさや達成感に変わり、呼吸法が好きになっていったんです。私には「呼吸法」がとても合っていたんです。

 

そこから、日常のなかで「呼吸法」をするようになります。

途中下車しないと乗れなかった通勤電車の中や、打合せする会議室の中や、発作の予兆を感じたときや、急行電車のなかで「呼吸法」をするようにしたんです。

そうしたら、あれだけ怖かったパニック発作や予期不安が不思議と落ち着くようになっていたんです。

 

「呼吸法」の成功体験とともに、考え方も変えていきました。

思い通りにいかないことがあっても、受け取り方を変えることで、仕事のストレスなどをコントロールできようになっていきます。

ストレスのコントロールができるようになると、体も心も安定するようになっていったのです。

今では、パニック障害の「パ」の字も思い出さないほど、普通の生活が送れるようになり、パニック障害になる前の生活よりも、心身ともに充実した生活を送れるようになったんです。

パニック障害をきっけかにして、考え方を変えていくことで、人生を変えることができたんです。

 

これは子育てに似ているように思います。

子育ても、パニック障害と同じで逃げられません。

どんなに辛くとも、私たちのことはお構いなしにやってきます。

時間もかかるし、お金もかけようと思えばかけられるし、思い通りにいかず感情がめちゃくちゃになることがあります。

 

でも、子育ても考え方を変えていくことで、そういったストレスは確実に減っていきます。

辛いと思っても、その状況に適用することを心掛けて、受け入れ方を知るようになれば、子育てのイライラはかなり減らすことができます。

 

いきなりは難しいと思います。

でも時間をかけて、ご自分のペースで今の状況に合う考え方へ変えていけると、目の前のことは必ず良くなっていきます。

まずは少しでいいので、考え方を棚卸しする時間を作って見ると、新たな発見があると思いますよ。

 

最後まで読んでいただきございます。


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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンエンジニア。 ブログ「サラリーマンでもバレずにパニック障害を治せ」2年かけて自力でパニック障害を克服した体験をブログに日々更新している30代前半。 趣味は読書と海外ドラマ。