こんにちは
鹿内智治(しかうちともはる)です。

私はパニック障害を治すのに丸4年かかりました。
最初の1年はなにもできずただ症状に目をつぶるだけでしたが、
2年目からパニック障害を治療を始めて徐々に体調が変わっていきました。
そこから3年かけて完全にパニック発作を抑止できるまでに回復しました。
パニック障害のどん底から抜け出すまでを一通り経験しましたので、今回のご相談にお答えできると思います。
目次
パニック障害は治るまでに自信を蓄えていくのがベストです!
パニック障害の治るまでに自信を蓄えていくのがベストなんです。
なぜ自信を蓄える必要があるのか?
それは、パニック障害に長くなっていると自分に対する自信が全くない状態になってしまうからでなんです。
- 予期不安が心配でひとりで外に行けない
- 建物の中や閉鎖的な場所で万が一粗相をしていまったら、周りの人に迷惑をかけてしまう。
- 電車に乗車中に万が一発作が起こったら、自分ではコントロールできない
つまり、自分の身体を動かしているという感覚が欠如してしまっているんです。
「なにかトラブルが起こったら、自分ではどうしてもできない」
と自信を失っているんです。
だから、パニック障害の治るまでに自信を蓄えていく必要があるのです。
では、パニック発作などをきっけかに自信を失ってしまった場合、どうしたら良いのでしょうか?
それは、
「問題に対処できた!という経験値を増やす」
んです!
問題や不安に対処できた経験値を増やすとはどういうことか?
たとえば、
バスに乗っているときにふと不安感が襲ってきたときに、どうしようどうしようと焦ったけれど、
いろんな方法を使ってなんとか目的地まで乗り続けられた!という体験をした。
そうしたらきっと、こう思うようになりますよね?
- 「バスであればなんとか我慢できるぞ!」
- 「バスであれば30分は耐えられるぞ!」
これが自信です!
他にも、新幹線に乗っているときに、ふと不安感が襲ってきたときに、どうしようどうしようと焦ったけれど、
洗面所などでいろんな方法を使って、なんとか気分を取り戻すことができた!という体験をした。
そうしたらきっと、こう思うようになりますよね?
- 「新幹線で洗面所に行けば気持ちを立て直せる!」
- 「洗面所で顔を洗ったり、タオルを濡らして体をふくと気分転換できる!」
これが自信です!
私も過去に電車に乗っているときに、不安感が襲ってきたときに呼吸法をやると
そのまま電車に乗り続けることができました!という体験をしたことがありました。
そうすると、こう思うようになりました。
- 「呼吸法をすれば電車に乗り続けられる!」
- 「なら急行電車でもできるのでは?新幹線でもできるのでは?」
これが自信です!
つまり、問題などが起きたときに、自分の考えうる方法を使ってなんとか対処できたとき、
人は自信を持つことができるようになるんです!
こういう経験を増やしていくことで、自分に自信を蓄えていくことができるのです!
問題に対処する方法をたくさん持っていなくてはいけません!
ですから、問題に対処する方法をいろいろと知っていなくはいけません。
呼吸法でなくとも構いませんからね。
- お気に入りのハンカチ、タオル
- ミンティア、ガム
- ペットボトルの飲みモノ
- スマホのアプリ(動画、ゲーム、音楽)
何でも構いません!
「あれ、体調が崩れそう。。」というときに、あなたを救ってくれる方法であれば良いのです。
体調が崩れるのをやり過ごせたり、対処できるのではあれば、方法はなんでもいいのです。
ですから、ご自身に合う方法を普段から見つけておく必要がありますね。
ご自身に合う方法を見つけて、それを何か問題が起きたときに使ってみて効果を感じられるとこう思います。
「オレ、いけるかもしれない!!」
これが自信なんです。
この自信を増やしていくのです。
そうすることで、
「どんな不安が襲ってきても、対処できる」と心から思えるようになるんです!
こう思えるこころを育んでいくことが、パニック障害が治るまでに必要なことなのです。
暴露療法と主旨は同じです!
暴露療法と考え方は全く同じです。
暴露療法は、薬を調整したり、誰かに付き添われたり、不安のある場所に行くという治療方法ですが、
私は、なにか対処できるものがあれば、薬でなくも付き添いがいなくともいいと思っています!
対処できるものはなんでもいいのです。
- ヒーリングミュージック
- おもしろ動画
- 呼吸法
- 小さいころから愛用のタオル、ハンカチ
どんなものでも構いません!
パニックをやり過ごすために武器を持たねばならないのです!
対処できるものは、あなたにとってパニックをやり過ごすための武器になるのです。
武器を持ちましょう!
武器を探しましょう!
パニックをやり過ごすのに、薬だけでは非力です。
もっとも武器が必要です!
武器を持ちましょう!
武器は自分で見つけばいけません。
私の場合、武器は呼吸法でした。
呼吸法があれば、パニックに対して連戦連勝でした。
そこで自信を蓄えて、パニック発作を完全にコントロールできるまでに回復しました。
だからと言って、あなたの武器が呼吸法とは限りません。
もしかすると、音楽の方が強力な武器となることもあるし、人形の方が強い武器となることもあります。
あなたに合う武器は、あなたにしか分かりません!
でも、武器は必ず見つかります。
そして、武器は必ず必要です。
武器を見つけましょう。
あなたに合う武器を見つけましょう!
武器をもって、苦手になった場所へ赴きましょう!
そうすると、きっとそこで不安になることでしょう。
当然のことです、体をよく覚えていますから。
そのとき、武器を使うのです!!
武器はきっと窮地からあなたを救ってくれるはずです。
それこそが武器の役割なのですから!
◆最後に
パニック障害が治るまでに、自信をためることが重要であるということをお伝えしました。
自信は、どんな方法でもいいから問題へ対処した経験値を増やすことで得られることをお伝えしました。
自信を得た経験はかけがえのないものです。
ただし、問題へ対処するためには、武器を持つ必要があります。
あなたに合う武器を見つけて、武器があなたを助けてくれると信じて使うのです。
そして、あなたを窮地から救った経験をたくさん積むのです。
とにかく自信を付けましょう!
武器はなんでもいいのです。
どんなやり方でも、どんな方法でも構いません。
武器とともにパニックをやり過ごしましょう。
積み重ねた自信こそが、あなたをさらに助けてくれますから!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
パニック障害が治るまでにどうなっていくのが良いでしょうか?
パニック障害の薬を飲んでいますが、先が見えなくて不安で仕方ありません。
今後どう変わっていくべきなのか?教えてください。