パニック障害が治るかもしれないと思ったきっかけ

やっぱり乗れない…
どうしてもムリだ!

パニック障害になってから2年ほど経っても電車恐怖症は良くなりませんでした。

電車を目の前にすると「ウッ」と苦しくなって足がすくんで乗れませんでした。

 

電車に乗れるようになれば、電車恐怖症を克服できる、

電車恐怖症を克服できれば、パニック障害から抜け出すことができると思ってました。

そのころは仕事にも支障が出始めていて、パニック障害をどうしても克服したいと思ってました。

 

そこで、私は「ひとり暴露療法」をしようと考えました。

「ひとり暴露療法」とは、ひとりで苦手な場所に行って無理やりでもやってしまうことです。

当時は病院には見切りをつけて、ひとりなんとかしようとしていたので、見よう見まねと勢いでどうにかしようと思い、電車に無理やり乗る訓練をしたらいいのでは?と考えました。

 

1駅飛ばす電車に乗れれば、次は2駅飛ばす電車に乗って、それができれば、次は3駅飛ばす電車に乗るというように駅数を伸ばしていくんです。

そうすれば、ゆくゆくは急行電車に普通に乗れるようになって、そのあとは新幹線にも乗れるようになって、また元の生活に戻れるのでは?と考えたんです。

 

早速行動に移しました。

まずは1駅飛ばす区間を乗れるようになろうと、ホームにひとりでいました。

電車がホームに入ってきて、扉が開きました。

中から人が出てきて降りる人がいなくなり、次は乗る人の番になりました。

つまり、私が乗る番になりました。

でも、どうしても乗れなかったんです。

 

まず恐い。とにかく恐い。

中に入ったら二度と扉が開かなくなって外に出れなくなるのでは?

「電車の中で倒れても誰も助けてくれないのではないか?」
「そのまま意識不明になって死んでしまうのではないか?」

そんなことばかり想像して、電車に乗れることができなかったんです。

足が全く動かなくなるんです。

これが1,2回くらいことならいいでしょう。

でも、それ以降もずっと乗れなくて、ひとり暴露療法をしていることが辛くなってきたんです。

 

次は、自己嫌悪が始まりました。

「私は電車に乗れないようなダメな人間である」

自分のダメ出しが始まりました。

こうなると挑戦しようという気持ちは全く起きません。

「もうムリ。帰りたい」

駅のベンチで、そう思い始めて、諦めて帰ることにしました。

そんな繰り返しが毎週のように続いたんです。

 

「ひとり暴露療法」を始めたけれど、全くうまく行っていない。

もう自分はパニック障害が治らないのかもしれない。

これだけ何度も挑戦しようとしてダメなんだからきっと無理なんだ。

 

そう諦めてかけていたときに、希望というのは出てくるんですね。

こんな私でもパニック障害から抜け出せると思えることが出てきたんです。

それが「呼吸法」です。

 

「呼吸法」はストレス軽減やリラックス効果があることは有名ですね。

呼吸法をすると健康になれると聞いて、家で毎朝トレーニングとして始めたんです。

呼吸法をするとたしかに気持ちがよくなり、終わったあとにすがすがしい気持ちになれました。

憂うつな仕事にも前向きに取り組めるようになったし、風邪を引きにくくなったんです。

 

「もしかすると、電車のなかで恐くなったときに、呼吸法をすれば、恐さを打ち消してくれるかも?」
「電車のなかで最初から呼吸法を続けていれば、家と同じように気持ちよさが続いて、恐くなりにくくなるかも?」

と思ったんです。

 

さっそく各駅停車の電車でやってみました。

電車に乗る前、心臓はバクバクでした。

でも、勇気を出して乗り込んで、周りの人のいない場所を確保したら、すぐに呼吸法を始めました。

「フーーーーーー」

恐さができてました。

心拍数も早くなりました。

軽く意識が薄くなりかけました。

でも、普段なら恐さから途中下車してしまうのに、恐さが抑えられて、降りずに乗り続けられたんです。

「え、マジか。乗れちゃった!」

これには本当に嬉しくてそのとき、電車恐怖症を乗り越えられるかもと思えたんです。

 

さあ、次は急行電車に挑戦です。

1駅飛ばし、2駅飛ばし、3駅飛ばしをやってみようと思いました。

これができれば、本当に電車恐怖症を克服できるかもしれない。

 

まず1駅飛ばし。

電車に乗ってすぐに「フーーーーーー」と呼吸法を始めました。

なんと恐さが抑えられて、いつもよりも恐さがなくなったんです。

「すごい!」と思いました。

 

次は2駅飛ばし。

電車に乗ってすぐに「フーーーーーー」と呼吸法を始めました。

ここでもなんと、同じように恐さが抑えられて、いつもよりも恐さがなくなったんです。

「マジか! やっぱりこれは本物だ!」

 

最後に3駅飛ばし。

電車に乗ってすぐに「フーーーーーー」と呼吸法をしました。

扉が開くまで時間がかかります。

途中恐さが出てきました。

心臓がバクバクしました。

軽く震えも出てきました。

でも、呼吸法に集中しました。

そうしたら、なんとか恐さを抑えることができて、いつもよりも恐さがなくなったんです。

 

「やった! 普通に急行電車に乗れた!」
「電車恐怖症が克服できた!」

 

大きな自信になりました。

自分に大きな可能性を感じました。

 

これまで「ひとり暴露療法」では、なぜ失敗を続けてきたかが分かりました。

それは、「武器」を持っていなかったからなんです。

恐さに耐える武器を持っていなかったんです。

 

パニック障害の恐さは、とても強力です。

素手で対抗しようにも簡単に負けます。

すぐに逃げ腰になってしまうのは当たり前です。それほど強いからなんですから。

だから、対抗できる武器を持たねばいけなかったんです。

それを持たずに無防備に挑戦し続けても、そりゃ勝てるわけがなかったんです。

 

だからまずは、「武器」を持つべきと思いました。

それは呼吸法でもあってもいいし、呼吸法でなくてもいいと思います。

自分なりの方法を持つべきです。

「武器」を持てるようになったら、きっとパニック障害は克服できますから。

応援しています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンエンジニア。 ブログ「サラリーマンでもバレずにパニック障害を治せ」2年かけて自力でパニック障害を克服した体験をブログに日々更新している30代前半。 趣味は読書と海外ドラマ。