こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
最初に質問をします。
あなたがパニック障害になった原因はどこにあるのでしょうか?
・・・・こんなことが思い浮かんだかもしれません。
- 親
- 上司
- 同僚
- 兄弟
- 出来事
どれも自分以外のことが原因になっていますよね。
極端な言い方をすれば、
- 「あいつのせいだ!」
- 「あいつが悪いんだ!」
と言っているわけです。
そういうこと言っている人を見て、あなたはどう思いますか?
パニック障害が治りそうだと思いますか?
解説していきます。
自分の以外のことに不平不満を言う人
自分の以外のことに不平不満を言う人はたくさんいます。
- 「政府がなにもしてくれない」
- 「社会が悪い」
- 「上司がひどい」
- 「親が愛情をそそいでくれない」
そういうことを言う人たちを見てみてどう思いますか?
そういうことを言う人たちが、もしパニック障害だったとしたら治る見込みがあると思いますか?
自分の以外のことの責任にしても何も始まらない
もうちょっと続けます。
パニック障害がなかなか治らないときにこんなことを思うかもしれません。
- 「あのやぶ医者のせい」
- 「親から虐待があったから」
- 「上司が厳しくあたってきたから」
- 「私が無能だから」
- 「私の精神が弱いから」
過去のことを思い出して、怒ったり、不安になったり、傷ついたり。
そう思っている人はこれから前に進めると思いますか?
私はずっと自分がダメだと思っていた
私は自分のことをずっと無能だと思っていました。
昔から「できない」と言葉に出すのが苦手でした。
なぜなら「できない」と言うことは、自分が無能であることを証明してしまうからです。
自分が無能であると思いつつ、自分が無能ではないと証明したいとずっと思っていました。
でもそう思っていると、無能なのだと認めざるを得ないことが次々と起こってきたんです。
- 仕事が覚えられない
- 同僚に能力の差を見せつけられる
- 上司から何度も怒られる
自分が無能であると認めざるを得ない状況まで追い詰められました。
・・・そんなときです、パニック障害になったのは。
仕事で追い詰められていました
有能な人はひとりでも全て仕事がこなせる人だと思っていました。
でももう、それをモデルにできないし、それにはなれないと諦めようと思いました。
有能な人になることは諦めようと思ったんです。
そして諦めました。
なので、「できない」という言葉を使い始めました。
「オレにはできないからみんな助けて~!」と言うようにしました。
そうしたら、驚くほど仕事がサクサク進むようになりました!
今まで私を批判していた人たちが仲間になり、応援してくれるようになったんです。
私はどんどん楽になって、自分が得意な仕事に専念できるようになりました。
そこから、逆に自尊心を満たすような出来事が起こったのです。
そうするうちにパニック障害も飛躍的に改善していました。
自分が変わることで周りが変わる
自分が分かっただけで、見える景色が変わっていったのです。
仕事で追い詰められて、あのままでいたら大変なことになっていたでしょうね。
- 自分が無能だからダメなんだ
- 上司が厳しいからダメなんだ
- 後輩が使えない奴だからダメなんだ
こんな風に思い続けて思考停止したままだったら、きっとパニック障害も治らずにうつ病にもなって、別の精神疾患も患っていたことでしょう。
今考えるとゾッとしますけれども・・・。
つまり、人のせいにしても、自分のせいにしていても、問題は解決しません!
どっかで変わらないと!
人を変えようとするのではなく、人が変わらないことに不平不満を言うことでもなく。
自分が変わらないと、いつまで経っても景色は変わらんのです。
自分の信念が先にいくことを止めていることがあるんですね。
バリケードになっていく手を阻むことがあるんですね。
そこをこじ開けることが必要になったときに、素直に開けられますか?
開けられるか開けられないかによって、結果が大きく変わってくるということです。
さあ、あなたならどっちを選びますか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!
コメントを残す