こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
私はパニック障害が治ったと言いながら、いまでも予期不安と広場恐怖による不安感がたまに出ます。でも落ち込むことはまったくありません。
理由は、私にとってパニック障害による不安感は完全にコントロールできることだからなんです。
今回は最近あったパニック障害の体験談のうち3つの体験談をお伝えします。
1.研修先で大型バスに乗ったとき

パニック障害の体験談の1つ目をお伝えしていきます。
今年の5月中頃に社外研修に参加することになって新潟県の十日町に行ったときのことなんです。
この日の研修のテーマは、「十日町の人とふれあう」というもので、十日町に集合してたとに何をするかは当日発表する!ことが周知されていたんです。
ひとまず、十日町に集合したら、まずは昼食を食べました。
食べながら、周りをぐるっと見渡して、参加者の面々を見てみると、10名ほどいたのですが、全員知らない人でした。
「これから仲良くならないとか~」
と少し不安な気持ちになりました。
昼食を食べおえて、これからなにをやるか心配していると、事務局の人が
「じゃあ、こっちに来て下さい!」
と言うので、建物の外に出たんです。そしたら、40人くらい乗れる大型バスが止まっていたんですね。
「ではこのバスに乗って、田んぼに整備に行きます。乗って下さ~い!」
と言うわけですよ。その瞬間に、やべ~、と思いました。
知らない人たちと、どのくらい乗るか分からないバスに乗るなんて不安すぎる。
そう思っていたらだんだんと広場恐怖のような不安が現れてきました。
恐いので乗れません!、なんて言えるわけもないから勇気を出してバスに乗りました。不安だったので一番前の席に座りました。
「みなさん全員乗りましたね~。じゅあ、出発しま~す」
の声とともにバスの扉がしまって走り出しました。
もうすぐに不安感から吐き気が出てきました。さらに、頭の中もごちゃごちゃになっていきました。
「あ”~、気持ち悪い。吐きたい。吐いて終わらせたい。」
「ダメダメ。もしバスの中で吐いたら、知らない人の前で恥ずかしい」
「同乗者の人たちから変な目で見られてしまう~、どうしよう」
もう頭の中では「吐きたい!」と「吐くな!」が交互に出てきていました。
ペットボトルのお茶で奥に流し込むんだけど気休めにしかなりませんでした。
だんだんと「吐きたい!」というのが強くなっていったんです。
「もうだめだ。。うぅっ」
こんなとき、あなただったら、どうしますか?
今日初めてあった事務局の人にバスを降りたいと言えますか?
2.深夜にタクシーに乗ったとき

パニック障害の体験談の2つ目をお伝えしていきます。
私の生業はシステム開発でして、納期直前になると「終わるまで帰れない」ということがあって、終電が終わってしまったからタクシーで帰るなんとことがたまにあるんです。
先日も納期直前にシステムに問題があることが分かって
「急いで対応しなちゃならない!」ということになっていろいろ直しをしていたところ、終わったのが、結局1時くらいになってしまいました。
「今日はタクシーで帰ってくれ!」
と上司から言われまして、タクシーの配送センターへ電話で1台の配車をお願いしました。
そして、会社のビルの前でタクシーが到着するのを待っていたんです。
もうこんな時間まで仕事していたわけですから、クタクタでした。
なんか夜中の街って恐くないですか!?
その日は風強かったのもあって、タクシーを待っているときに、なんかずっと不安だったんです。
数分後にタクシーが到着しまして、目的地を告げてから、ふ~~、とため息をついて後部座席のシートに深く腰掛けました。
いつもならなんにも気にならないタクシーに、なんだか落ち着かなくて、不安だったんです。
そんなことを感じていたら、だんだんと吐き気が出てきてしまいました。
「やばい、いつものが出てきた。。」
夜中のタクシーって、すげースピード出すんですよ。それだけ、不安が強まっていきますよ。
しかも、もうすぐ高速の入り口に着こうとしていたので、さらにスピードが早くなる~と思ったら、さらに不安になっちゃったんです。
だんだんと吐き気を強く感じるようになっていきました。
「やばい、もうだめだ。。」
こんなときに、あなただったら、どうしますか?
タクシーの運転手に言いますか?
3.出張でひとりで飛行機に乗ったとき

パニック障害の体験談の3つ目をお伝えしていきます。
先日いきなり仕事で博多に出張することになって、飛行機にひとりで乗ることになったんです。
パニック障害をコントロールできようになってから、家族と一緒に北海道へ飛行機で行ったことはありました。
でも、ひとりで飛行機に乗ることは今回が初めだったんで、不安だったんですね。
飛行機って密室感が強いから苦手なんですよ。
でも、乗らないと仕事にならないから、勇気を出して羽田空港へ行きました。
出発の1時間前には搭乗ゲートあたりのベンチに着いてまして
「落ち着け~、落ち着け~」
と心のなかでつぶやきながら、音楽を聴いて気持ちをリラックスさせてようとしていました。
それから、だいぶ時間が経ってから
「それでは博多行きの便の搭乗を開始いたします!」
とアナウンスがあったので、よし!と勇気を振りしぼって搭乗口を通って飛行機へ乗りました。
飛行機の座席は本当に狭いですよね~
ちょうど真ん中の席になってしまったので、両サイドを人に囲まれるかたちになりました。
ひとりで乗っちゃった!という、喜び半分、不安半分。
何分か経って、どうやら全員搭乗したようで、救命胴衣の使い方の動画が始まるとともに、飛行機が動き出しました。
「やばい、もう逃げられない。」
と思いながら不安感が強くならないように必死にこらえていました。
数分後にピタッと飛行機が止まって、どうやら滑走路に着いたようでした。
「やばい、本当に離陸してしまう。」
そう思った次の瞬間、
ビュン~~~、ビュン~~~~、とジェットエンジンがすごい音を出し始めました。
「これが嫌いなんだよ。」
そう思っていると、飛行機が急加速で走り出しました。
「うぁ~、恐い~、だめだ~」
こんなときに、あなただったら、どうしますか?
4.まとめ
この3つのシーンでこのあと、あることをして、不安をコントロールすることに成功したんです。
その方法がこのホームページで繰り返しお伝えしている、
「パニックマスター呼吸法」
を実践したのです。
7秒吐いて、7秒止めて、7秒吸う、というのを繰り返すと、徐々に不安が消えていって落ち着きを取り戻せるんです。
私にとってこの呼吸法は、どんな危機的な場面でも効果がでる信頼できる方法なんです。
この呼吸法のおかけでパニック障害の不安感をコントロールできているのです。
「パニックマスター呼吸法」の説明については、別の記事でもしているため、今回は割愛いたしますが、たったこれだけ。
たったこの呼吸法をするだけで不安感をコントロールできるんだからやらない手はないですよね?と、繰り返し言っているとおりなんです。
もっとこの呼吸法について知りたい!ということであれば問合せフォームからご連絡ください。
興味のある方だけに、さらに詳しくお伝えいたします!
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