こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
パニック障害に苦しむサラリーマンに克服のヒントをお届けすることを目的にブログを書いています。
リマインくんてご存知ですか?
LINEのサービスのひとつなんですが、聞いたことありませんか?
これは、とてもシンプルな機能なんですけど、僕らの生活に根差したLINEだからこそ頼りになるサービスだと思うんです。
どんな機能があるとかというと、「指定した時間にLINEのメッセージをポンっ!と出してくれる」だけです。
とてもシンプルでしょ?
これね、意外と使えるんです。
たとえば仕事帰りに、家の最寄り駅に着いたときに、なにか買って帰ろうと思っていたけど、忘れることないですか?
そんなときに、事前に駅に着きそうな時間とメッセージ、たとえば「買い物」、と入れておくと、時間になるとLINEメッセージと同じようにメッセージを出してくれるんです。
寝起きのアラームにはならなんですが、こうした日中の予定などのリマインドに便利なんです。
最近使うようになって、出社時間がいつもと違ったり、会社に行く前にすることを登録しておくと、自動的に出してくれるんで、「あ、そうだった!」と思い出せてくたことがありました。
似たようなアプリはありそうですけど、使い慣れたLINEにあるからいいですね。
さて今回は、「パニックになっているときは過去の記憶を思い出しているだけ」という事についてお伝えしてきます。
先日お台場に行ったときのこと。
船の科学館というのがあるのをご存知ですか?
都内に小学校があったならば、きっと社会科見学などで行ったことがあると思います。
私は小学3年のときに行きまして、とても苦い思い出があるんです。。
船の科学館の帰り道、バス酔いしてしまったんです。。
経験された方なら分かると思いますが、バス酔いって辛いんですよ。
小学生ながらにいろいろと考えてしまうわけですね、周りの子にばかにされたくないとか、我慢しなきゃとか、孤独感とかね。
「船の科学館」を久しぶりに見たときに、そのときの辛さが軽くフラッシュバックしてきたんです。
まさか思い出すとは思いませんでした。
このこととパニック障害とは、相関関係があると思うんです。
人は「トリガー」をきっかけにして、当時の感覚へタイムスリップすることがあるということです。
まさに「トラウマのスイッチ」と言うと分かりやすいですかね。
で、トラウマのことを、「これはトラウマである」と言えるといいのですが、そうではなくて、まるで今また同じパニック状態になっていると感じてしまうのが、パニック障害なのではないでしょうか。
つまり、過去のことを思い出しているだけなのに、今の感覚との見境が付かなくなって、混乱していると言えると思います。
パニック発作は過去におきた出来事なのに。
じゃあ、どうしたらいいのか?
過去におきた発作との区別がつかないときにどうしたらいいのでしょうか?
それはね、心の中で呟くんです。
「これは今起きたことでない。過去に起きたことである」と。
過去に起きた衝撃が強すぎて、今との判別が付かなくなっているだけなんです。
だから、「分けてあげる」んです。
今は今、過去は過去ってね。
人は混乱しているときに冷静になる方法があります。
それは、「分けること」です。
たとえば、仕事が溜まりすぎて、「どうしよう~」となったとき。
今思いつく全てタスクを紙に書いて、優先順位をづけをすると「そうか、あとこれだけやればいいんだ」と落ち着いてくるものです。
頭の中にごちゃごちゃした漠然した仕事というのを、ひとつひとつのタスクに「分ける」わけです。
そうすると、何をしなければいけないかがより鮮明に見えてきて、あとはやるだけ!となって落ち着けるわけです。
混乱から抜け出すには、「分けること」が必須なんです。
パニック発作も混乱した状態ですから、この方法が有効です。
過去の記憶に頭の中が占領されそうなったとき、呟いてみてください。
「これは今起きたことでない。過去に起きたことである」と。
これは訓練であり、習慣の話しです。
最初は上手くいかないと思いますが、やっているとだんだんこの言葉を思い出す度に冷静になれます。
最初から上手くいかないのは、スポーツと同じですよ。
たとえば、野球を始めたばかりの子が、なかなかバットにボールが当てられないのと同じです。
最初から上手くはいきませんが、やっていれば慣れてきて、意識しなくても落ち着いてボールが見えてくるようになり、バットにボールが当てられるようになりますよね?
慣れてくると、混乱することが減ってきますから。
ぜひやってみて、体験してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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