こんにちは。
鹿内智治(しかうちともはる)です。
前回までは日常生活を見直してウォーキング程度の有酸素運動を取り入れることでパニック障害の治りが早くなるという話しをお伝えしました。
ウォーキングをするだけでパニック発作を起こしやすい物質を体内から減らしたり、精神を安定させる物質を脳内に増やすことができるそうなんですね。
そうはいっても外出することすら難しい方も中にはいると思うんですけども、そういった方におススメの方法が家事なんですね。
掃除や洗濯や食器洗いといったあまりに普通過ぎて見過ごされるようなことですが、家事って実は体のいろんな筋肉を使って動いていますから家事をするだけでも適度な有酸素運動になるんですね。
だから家の外なんて行けないくらいの体調であるならばぜひ家事を真剣にやることをおススメしますよ。家事だったら有酸素運動で体調も良くなっていって、なおかつ部屋もきれいになって気持ちよくなるんだから一石二鳥ですよ!
そんな効果があると思って家事をやってみてくださいませ。
前ふりはそんなところにしておいて、今回はパニック障害に効く食事についてお伝えしていきます!
1.食べ過ぎはNG

1日3食を決まった時間に適量食べることは健康づくりの基本ですね。
なおかつ添加物の少ない食べ物の方がいいし、塩分や糖分や脂肪などを取り過ぎない方がいいし、タンパク質や炭水化物や繊維質のものをバランスよく取れる食事が望ましいことはもう誰でも知っていますよね。
「そんなことは分かっているわ~い!!」と怒られそうですけども、実はパニック障害の人の食生活はもっと注意が必要なんですよ。
2.口に入れていないと落ち着かない!?

なぜ注意が必要かというと、パニック障害の人は極度の不安のせいで「何か口にしてないと落ち着かない」といった行動をとりがちなんですね。
しかも、パニック障害にうつ病を併発している場合なんかだと、甘いものをドカ食いしてしまうケースもあるそうなんですよ。
なぜ甘いものを欲してしまうかというと、甘いものを食べると体内でインスリンが分泌されて、それによって精神を安定させるセロトニンが増加すると考えられているそうなんです。
3.食べ物でもセロトニンに増やせる!

別にうつ病に限らずなんか甘いものを食べたくなるときありませんか?特にちょっと仕事などでイライラしてしまって落ち着きたいときや、重たい仕事を片付けてホッとしたいようなときに、甘いものを食べたくなりませんか?
甘いものを食べると精神を安定が安定するということが身体的に分かっているから、ストレスの多い仕事をしている方や不安を抱えがちな方は甘いものを大量に食べる傾向があるんですね。
甘いものを食べ過ぎてしまうとどうなるか?今までの説明からすれば一次的に安心感は得られるんです。だけれどもそれもつかの間、普通に考えて体重が増えてきますし、体重が増えてくると自己嫌悪に陥りやすくなるんですね。
4.体重増加とメンタルの関係

なんで自己嫌悪に陥りやすくなるかと言えば、「自己管理ができてない~オレ!」なんてことをハッとしたときに思うようになるからなんです。
そして気分が落ちてしまって、そんな気分を落ち着かせるために、また甘いものに手を出してしまうという悪循環に陥ってしまうんです。
なにも太っている人が全員この悪循環のせい!とは言いませんが、こういうのも太る理由のひとつになっているわけなんですね。
5.減量は焦っちゃダメ!

だからと言って、いきなり食生活を変えないとヤバいですから!なんて煽るつもりはありませんよ。煽ったことでいきなり減量をしたとしても、その反動でリバウンドなんていう最悪のケースになりやすですから。
まずいきなり食生活を変える前に食生活の内容と体重の変化をチェックすることから始めてみてください。
たとえば、
最近の定期的に食べ過ぎてしまったと後悔した回数は何回ありましたか?
甘いお菓子などをたえず食べ続けていることはありませんでしたか?
この3カ月間で急激な体重の変化はありませんでしたか?(±5%)
6.まとめ

これらに該当する箇所があったらどんなときに食べてしまうのか?を記録するのです。日記を書くように自分の食べたものについて記録をとると傾向が見えてきますし、合わせて体重も記録しておくと数か月データが溜まったときに傾向が見えてきますから。
まずデータを取ってみて己を知ることから始めてみてください!「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ですよ!
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