パニック障害で電車に乗れるときと乗れないときの違い

こんにちは。鹿内です。

私がパニック障害になってもっとも辛かったのは、毎日の通勤電車でした。

車内ではいつでも緊張したままで、自分の顔をスマホの画面で確認して、いつでも降りれる位置を確保して、息苦しくなったら耐えるしかなくて。

40分ちかく電車に乗る時間があって、毎日が地獄のような日々でした。

 

息苦しくなって恐くなって途中下車してベンチで休憩することは何度もありました。

ベンチに座るとホッとする自分がいました。「息苦しさから解放された~」という具合に。

でも、その感覚は同時に、「私は普通ではない」「普通の人は途中下車なんてしない」という違和感をいつも感じてました。

自分だけに起こっている異常性。

自分だけがこの世からおかしな存在になった排他感。

途中下車してベンチにすわるたびに、世の中に対する疎外感を感じてました。

 

あのころは本当に辛かった……。

でもそんな私も今では普通のサラリーマンに戻ることができました。

いろいろと工夫してきたことが実を結び、パニック障害を卒業することができました。

そんな私が、パニック障害で電車に乗れるときと乗れないときの違いについてお伝えします。

 

結論を先に言っておくと、パニック障害で電車に乗れるときと乗れないときの違いは意識の有無なんです。

 

 

当時私が目標にしていたことは「途中下車しないこと」でした。

苦しくて途中下車してベンチで自己否定の感情が湧いてきて、さらにパニック障害であることを自覚させられるならば、どうにかして途中下車しないことが正解だと考えました。

途中下車しなければ普通の人と同じだし、この負のループから抜け出せると考えました。

でも、そう考えたところで、途中下車しないことは私にはとてもハードルが高いことでした。

なぜなら途中下車することが癖になっていたからです。

「あの駅で降りないと不安になる」

そんな悪癖が付いていたのです。

 

途中下車をしないことは自分には難しいと思ってある日。

途中下車を全くせずに帰宅できたときがあったんです。

「あれ?なんで今日は降りずにすんだの??」

 

その答えはすぐに分かりました。

「飲み会の帰りで酔っていたから」でした。

 

酔っていて、注意が散漫で、寝そうになるのを必死で我慢して、ふらふらになって、乗っていたことを思い出しました。

そのときに電車に乗りながら何を考えていたか?

 

それは、最寄り駅を寝過さないことだったり、なんとか頭を正常に保つことを主に考えてました。

つまり、パニック障害のことや、電車に乗っていることは一切考えてなかったんです。

 

そのとき、もしかして?と思いました。

「電車に乗っている」と意識しているかどうかが重要なんじゃないの?と思いました。

 

そのとき、「だからか!」と思い出したことがありました。

 

それは、私が保育園に通っているときに自転車の練習をしていたときのことです。

私の通っていた保育園のときに園庭に自転車があり、乗れるように練習しました。

自転車に乗ってみると何度も転びますよね。

 

「あれ?この体勢になったら、どっちにハンドル切ればいいの?あれ~」

と思っているいうちに転ぶことが何度もありました。

上手く自転車を操ろうと思うほど転びました。

でも、何度も練習していると、

「あれ?こういう体勢になったら、右にハンドルを切ればいいんだっけ?」

なんて考えなくても体が動くようになりました。

意識しなくても乗りつづけられるようになりました。

ハンドルやペダルのことを考えなくてもスムーズに乗れるようになりました。

つまり、自転車は意識するとできなくて、意識しないとできるということです。

これが、パニック障害でどうしても電車を途中下車することが似てると思ったんです。

 

他にも似た例で、自動車教習所で運転も同じです。

バックで駐車する練習をしているときに、マニュアル的にまずこう教わるじゃないですか。

「右のサイドミラーにこの角度になるように車を傾てバックしていって、この位置まできたら、次に左のサイドミラーを見ながら、この位置まで来て・・・」と手順を教わります。

でも、実際に手順どおりにやってみても、最初は失敗しますよね。

ただ、運転を何度もやっていれば、そんな手順は意識することもなくなります。

駐車場に停めることができるようになってきます。

つまり、車の運転も意識するとできなくて意識しないとできるということなんです。

まさに、途中下車しちゃうことも同じだと思ったんですね。

 

ならば、いかに電車に乗りながら、電車に乗っていることを忘れるか?

これが途中下車しないためには必要なことだと思ったんです。

 

「よし!これだ!」とアイデアが浮かびました。

 

当時ハマったのが「将棋ウォーズ」というアプリにハマっていました。

これは通信対戦ゲームで映像のクオリティがめちゃめちゃ高いんです。

課金制のアプリなんですけども、1日2回の通信対戦までなら無料でできます。

勝率が表示されるので、勝率を上げたい!レベルを上げたいと思ってどうしても勝ちたくなるんです。

これをやっていると時間を忘れて将棋にのめり込むんでいました。

 

「将棋ウォーズ」を電車のなかでやれば、もしかして……と考えました。

 

ある日、それを実行に移しました。

ホームで電車を待っているときから「将棋ウォーズ」のアプリを起動しました。

「まもなく電車が参ります~」アナウンスのあと、電車が駅にホームに入ってきました。

電車が停まり、中から人ができました。その間もずっと目線はスマホの画面でした。

列の前の人が動きはじめたので、付いていって「将棋ウォーズ」をやりながら乗車しました。

もうすでに夢中になっていました。

 

将棋には時間制限があるので、自分の持ち時間を減らし過ぎないように対戦中に焦ってくるんですね。

自分の番になったらできるだけ早く一手を考えたいと思ってしまうんですね。

だから、自然と集中しちゃうんです。

 

それが良かった。

 

電車に乗る前から始めた対戦が終盤戦に入ったときに、フっ周りを見たんです。

「そうだ!オレ今電車に乗っているんだった!」

冷静にあたりを見まわした。

「次はどこ駅?」と思うと、次はもう家の最寄り駅でした。

 

よっしゃ~!やっぱり意識しないことがいいんだ!と分かりました。

「マジかよ、乗れてるじゃん!」「すげー、これ!」とルンルンで帰宅しました。

 

まさに意識の差にあることが体験から分かったことなんですね。

 

だから、良かったら、あなたも集中したり没頭できるなら何でもいいと思います。

自分がどこにいるか忘れてしまうことを苦手な場所でやる。

暴露療法の第一ステップとして試してみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマンエンジニア。 ブログ「サラリーマンでもバレずにパニック障害を治せ」2年かけて自力でパニック障害を克服した体験をブログに日々更新している30代前半。 趣味は読書と海外ドラマ。