こんちには。鹿内です。
今回は結構大事なことを解説していこうと思います。
テーマは「知覚は投影」について。
いきなりですが、スタートです!
「知覚は投影」
これ、聞いたことありますか?
ほとんど方はないと思います。
心理学をちょっとかじった人ならば、知っているかもしれません。
「知覚は投影」
これが何を意味するかと言いますと・・・
とてもシンプル!
「人は分かることしか分からない」
ということなんです。
当ったり前じゃーん!!と思いますよね笑
別にカッコつけた感じで「知覚は投影」(キラッ!)なんて言わなくて分かるぞ!!と思いますよね。
でも・・・
当たり前じゃんと思ったあなた!
これにはもっと深い意味があるのです。
今回はそのあたりを解説していきます。
「知覚は投影」
これは、「あなたの見ている現実は、あなたの頭の中で作られているもの」と意訳できるのです。
は?いきなり頭の中ってどういうこと?と思いますよね。
それは、こういうなんです。
例えば、反抗期の高校生が父親に対して思うことはだいたい決まっていますよね。
ウザい!臭い!とか、頭ごなしに怒ってきたり、服が臭かったり、ほんと父親は嫌い!!
なんて思うことがあると思います。
ただ、この子が年齢を重ねて、社会人になったらどうでしょう?
社会人になって、働くようになり、自分でお金を稼ぐようになったら、父親を見る目はどう変わりますか?
きっと・・・
- 家族のために働いてくれていた
- ストレスを抱えながら頑張ってくれていた
- 高校や大学に通わせてくれた
金銭の面や労働の面で、父親のことを尊敬するように変わっていくと思うんです。
少なくとも私はそうでした。
- 大学院まで出してくれてありがとう!
- 私立の大学に通わせてくれてありがとう!
- 習い事をたくさん経験させてくれてありがとう!
あなたも実感ありませんか?
中学高校の頃は煩わしかった親。
でも自分が社会人になってみると、親の有り難みとか、親の頑張ってくれたことが見えてくることありませんでしたか?
この違いはなんでしょうか?
・・・親が尊敬できるように変わったのか。
いえいえ、親は変わってませんよね。
以前とさほど変わっていません。
ということは・・・
あなたが変わったんです!
あなたの見る目が分かったのです。
なぜ見る目が変わったのか?
あなたが労働の大変さや、お金を稼ぎ一家を養うことの大変さを身に染みて経験したからです。
学生のころにはなかった、知識や経験(知覚)を得たことで、あなたの知覚できることが増えたんです。
親は変わっていないのに、あなたの知識や経験(知覚)が変わったことで、父親から感じ取る重みや感情や思い(投影)に変化が起きたのです。
つまり、あなたの知覚が変わったことで、父親に対して投影してたことが良い方向に変わった、と言えるんです。
これ伝わりますか?
父親のことを尊敬できることは、素晴らしいことですよね。
あなたの経験や知識(知覚)が変わったことによって、父親に感じること(投影)が変わったのです。
しかも、この場合は良い変化が起きている、ということなんです。
今回のテーマは、大事なことなので、次回に続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメントを残す